ウル

何か書きたい時に何か書く。ほぼ50歳だが、まだまだ人生に慣れなていない。

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  • ぼくのきおくの書

    忘れてしまわないように。

  • わたしを知る読書

    本の内容を読むのではなく、そこから自分が何を感じたか思いを巡らせてみる

  • ドラマ映画について

    ドラマや映画をみた感想を個人的な思いを交えて書いてます。

最近の記事

悲しい話が伝えられない

来客の多い1日。いつもの人、久しぶりな人、パートナーを連れてきた人、定期的くる人、思いもよらぬ人、お世話になってる人、別れを告げにきた人。 人付き合いが苦手なわりに、お店にいるとそれなりの会話をしている。先日、知人から社交性がある人だと思われていて驚いた。人見知りで自己嫌悪になっていたティーンエイジャーの自分に教えてあげたい。 それでもやはり人と話すのは苦手だ。悲しい話を伝えなくてはいけない人がいるのに、笑顔で話す姿をみているといつも言いそびれてしまう。 適切な場面で適

    • 昔からそこにある

      古くて巨大なものに会いに行く。信仰心は持ち合わせていないけれど、存在感に圧倒される。 感受性の高い人なら、何かしらの声が聞こえるのではないだろうか。見上げているうちに雲が流れて陽の光が差し込む。 自分がとてもちっぽけなのもに思えてくる。それは悲しいものではなく、喜びを感じる。 いつも自意識過剰で自分の不甲斐なさに悲しくなっている。だから、揺るがない大きな存在を実感することで、そんな自分はちっぽけな存在だと感じられて、自意識過剰が解放される。 帰宅後はなんだか眠くなって

      • 場違いのままここにいる

        うっすらと1日中眠かった。この頃、こんな日がよくある。 仕事をこなしてはいるものの、手応えがあまりない。散らかっているから、もっと身の回りを整理整頓したほうがいいのだろう。 地元の友人の何人かはもう10年以上、会ってないし連絡をとっていない。たまにこうして思い浮かんでくるけど、いつも何もせず年月が過ぎる。 結婚して子どもが生まれて、家族と家業を何よりも優先して生きてきたから、友人関係はおざなりになっている。大学の友人たちの集まりには顔をだしているが、高校までの地元の友人

        • 眠るまでが今日

          いいねを押すか悩んでから、やはり押さないことにする。 寝不足が続いて瞼が半分閉じたまま生活している。 顔も名前も思いだせない。何の本を買ったのかもわからない。会ったことがあることは分かっている。 眠いのに眠れない。日付は変わったが、眠るまでが今日。 

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        記事

          別の人生を歩む

          娘の入試が近づいて落ち着かない日々だ。娘の希望が叶うことを願う。 無事に合格すれば春から大学生。それまでには成人もする。不意に、娘がわたしの手から離れることに実感がともなって愕然とする。 自分の不甲斐ない18歳の頃を思えば、甘えた部分はあるにしろ娘のほうが社会性を身に着けている。仕事をして生きていく力は娘のほうがあるだろう。 それなりのコミュ力、物怖じしない精神力、場に馴染む適応力。そんな、わたしが持ち合わせていない能力を携えている。 わたしは気が小さくて心配症だが、

          別の人生を歩む

          人間不信。わたしも含みます。

          やっと校了した。兵庫県知事選の惨事から目が離せず、執筆が大幅に遅れてしまった。 仕事を優先すべきではあったが、状況を細かく追っていたことは無駄ではなかったと思う。 かなりの多岐にわたる複雑な要因があって、ここにまとめる力量もないが、それでいいのだと思う。 シンプルに語る時に抜け落ちるものがある。そうしたストーリーにこそ人は騙されてしまう。 幸いなるかな、わたしは人間不信。誰かを心から信じることなのできない。 さらに、自分も信用していない。自分が正しいと思ったことも、

          人間不信。わたしも含みます。

          会釈はしなくてよくなくないか

          定期検診に病院へ。ここは基幹病院なのでどの時間帯でも人が多い。最初は見知らぬシステムに戸惑ったけれど、すっかり慣れて我がもの顔で院内を闊歩する。 エレベーターから車椅子で降りてくる人がいたから脇に避けてまつ。車椅子の人も付き添いの人も会釈をするので、わたしも会釈で返す。 そういえば、以前エレベーターに乗っていたら車椅子の人が入ってきた。わたしはドアを開けて待つ。車椅子の人は前方を凝視したまま。 降りるときも、わたしは「開」ボタンを押して出ていくのを見守る。前方を凝視した

          会釈はしなくてよくなくないか

          目的地を設定します

          分かり合えない人でも、どこか通じ合うことを見つけられたらと思う。 何かを信じている人に、はわたしの声は届かない。否定することでは、何も解決しない。 現状は別々の場所に立っていても、目的地を同じくすることは、できるかも知れない。 あなたはどんな世界で、 どんな人生を、 どんな人たちと、 過ごしたいですか? そのために、できることがあるかも知れない。 そんなことを考えていくことが、わたしとあなたがわかりあえる未来への道となるに違いない。

          目的地を設定します

          3人寄れば大混乱

          同業者たちとの久しぶりの飲み会。長い付き合いではあるものの、盛り上がりに欠ける。 今日は欠席していたが、何人か話し上手な人もいる。その人たちが参加しているときは、場が盛り上がる。 そもそも、わたしは昔からグループでの会話が苦手だ。よほど気心のしれた友人たちなら問題ないが、知人程度だと、空回りをする。 まず、会話に入るタイミングがわからない。二人なら聞いていると順番が回ってくるので自然と話し始めることができるのだか、3人以上になると、話そうとする前に別の人が話はじめる。タ

          3人寄れば大混乱

          デマと誹謗中傷の兵庫県知事選

          元兵庫県民として知事選の状況をみているが、斎藤元彦支持者のデマと誹謗中傷が酷い。 NHK党の立花孝志という犯罪者の扇動家や統一教会がバックアップという反社会的な人たちが跋扈する選挙戦という、かつてない異常事態になっている。 支持者は一定のストーリーを信じていて、斎藤元彦をヒーローのように崇めて、稲村和美を悪の存在だと決めつける。 新聞やテレビなど既存メディアに不信感があるからといって、ネットで扇動家が語る根拠薄弱なストーリーが真実として盲信してしまとは。 もしも斎藤元

          デマと誹謗中傷の兵庫県知事選

          なにげなく1日が

          キッチンのテーブルにノートパソコンを持ってくる。いつもは居間にあるテーブルで仕事をしているけど、今日は〆切が近いため気分を変えることにした。 左側に窓があるから、差し込んでくる光の向きもいつもと違う。やけに明るくなったキーボードを叩いて、なかなか進まない原稿に取りかかる。 修正を繰り返し過ぎて、わたしは何を言いたいのかわからなくなってきた頃に、娘が二階から降りてくる。 娘の休日はいつも昼過ぎまで寝ている。寝ぼけた様子の娘に昼食のリクエストを聞き、手早く袋麺をつくってあげ

          なにげなく1日が

          扇風機とストーブとラグいわたし

          急に寒くなったので押し入れからストーブを引っ張り出してきた。ガスストーブなのでスイッチを入れるとすぐ熱風が吹き出す。暖かさが身にしみる。 ストーブの隣には扇風機がある。そろそろ片付ける頃かなと思いつつも、たまにあった暑い日の風呂上がりに風を浴びていた。数日前にも使った。 広い部屋でもないので、ストーブと扇風機が並んでいると、移動するのに邪魔である。かといって扇風機を分解して収納するのは面倒なので放置している。次の休日にでも頑張ろう。 そう思えば、わたしの中ではいつもやる

          扇風機とストーブとラグいわたし

          自己嫌悪嫌悪

          ナイーブな自分をアピールして、そんな弱い自分を認めて欲しいというキャラに嫌悪感を持ちつつ、気がつけばそこに立っている。 こういう意思表示がまさにそうなっていて、もういい加減うんざりする。 かといってアクティブでポジティブな人間でもなく、気が小さいコミュ障である。わたしはどうすればいいのか。 わたしもいつの間にやら50歳。長年、そんな性格を変えるように努力してきたので、外面はそれなりに取り繕えている。わたしをコミュ力の高いアクティブな人間だと思っている人がいて驚くことがあ

          自己嫌悪嫌悪

          終わらない雑談、どうしようもない不安

          イベント最終日なのでお客さんが多く、慌ただしい1日。 知人もたくさん来店して、対応していたら、あっという間に時間が過ぎる。 忙しくて心に余裕がなかったけど、みんないつも通りにのんびり話をしてくれていたから、普段通りのわたしにみえていたのだろう。 顔や態度にでやすいタイプなので、うまく取り繕えていたようだ。 今日あった笑えた出来事を夕食の時に話したが、家族の反応が薄かった。かなしい。話術を磨きたい。 眠いから布団に入って電気を消してから、急に不安に襲われる。眠れなくな

          終わらない雑談、どうしようもない不安

          日記健康法

          知人がメールマガジンをしていて、近況報告が毎週送られてくる。メールで届くというのは、なんだか手紙をもらったようで新鮮だ。 知人は文章が上手くて、こんなにいつも自分の内面と向き合って日々を過ごしているのかと驚く。 長くて全文はなかなか読めないのだけど、誠実に日々を過ごしている言葉にふれると、わたしも意識的にならねばという気になる。 自分に意識的になるということが、自分を大切にすることなのかも知れない。 調子の良い時だけでなく、駄目なときも自分の声に耳を澄まして言葉にする

          日記健康法

          忘れていない

          話し込んでいたけれど、あのことは話題にあがらなかった。自分の気持ちを伝えても何の意味もないことがある。 顔を合わせなくてもいい。いつまでもそこにいる。そんなわけもなく。 忘れていたことに気がつくのなら、それは忘れていなかったのだ。記憶の奥にしまっていただけで、忘れずにそこにあった。、 ほとんど何も知らない。55歳までの人生。その年に近づいている。

          忘れていない