HSP敏感さんの対処法/刺激を軽減する生き方とは

最初に

私は、HSP繊細さんの（音、匂いなどに対する）敏感さをどうにもならないものだとは思いません。
もちろん、感じやすい気質を全て無くすことは無理だと思いますが、HSP繊細さゆえに生じる刺激に対する敏感さからくる苦しみを軽減させることなら本人次第でできると考えます。

HSP気質の敏感すぎて生きづらい気持ちは、ストレスで左右される

人によって、敏感さの度合いや、気になる箇所は違う。

HSP繊細さんの、敏感さ（HSP敏感指数）は変わらないのでしょうか。
ある音がやたらと神経に障る日もあれば、そこまで気にならないと感じる日もある日もあるのではないでしょうか？
あなたも考えを凝らすと思い当たる節があると思います。

では、どんな時に敏感になり、どんな時に平気でいられるのでしょうか。
ストレスの値が高いと五感はピリピリと緊張してしまい、ストレスの値が低いと刺激に対する耐性（HSP敏感指数）は高まります。
ストレスを減らせば、敏感さは収まるのです。
そうでなければ、HSP繊細さんは常時、自律神経が乱れうつ病や不安障害（パニック障害）になっているかもしれません。

HSP繊細さんは非HSP繊細さんよりもストレスを抱えている？

HSP繊細さんが受けるストレスは数えきれない

五感への刺激、周囲の人の表情や反応、他者の言動など。
冷静さや判断力が必要な場面では、感じやすさが困りごとになりそうです。
HSP繊細さんは情報を無意識に全て脳に受けていると言われています。
非HSP繊細さんなら、この情報は自分には必要がないと選択できますが、HSP繊細さんはそれが難しく、ストレスフルな状態にあると言えるのではないでしょうか。

細かいことが気になる理由

その典型は仕事に向かうとき

手を付けようとしても、何から始めていいかわからない。
デスク上の散らかりや、周囲の話し声が気になる。
作業を始めても、「あっちの作業もしないといけない」と思ってしまう。
集中しても、細かいところまで完璧にしないと気が済まない。
仕事が終わった後、疲労困憊です。
どうすればいいのか。
必要なのは、HSP敏感すぎる気質を変えるのではなく、細かいことが気になる理由を知って解決することです。

では、その理由とは
「優先順位をつけるのが苦手」です。
人の脳は、絶えずさまざまな情報を受けながら自分に必要かそうじゃないかを選別しています。
しかし、冒頭でも述べた通り、HSP繊細さんは刺激に敏感すぎるあまり、全てが大きなボリュームで飛び込んでくるので、何が必要かそうでないか分かりづらいのです。
「TODOリスト」を毎日作成して、優先順位をつける癖をつけていきましょう。
その通り進まなくても「優先順位をつける練習」と捉えて完璧さを手放していきましょう。
習慣化すれば、ストレスから徐々に解放されていくので少しずつ続けるのをお勧めいたします。

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