ガッツポーズ、だめ⁈
相撲でも度々、問題行為として
取り上げられることが
日本ではあるかな。
海を渡ってメジャーリーグでも、
相手めがけて見せつけるように
ポーズするのは御法度のはず。
甲子園でも、
相手へのリスペクトを
欠く行為として、注意を
与えられたというニュースが新しい。
しかし、ふと思った。
過干渉ではないか、
ガッツポーズ=敵意むき出しの雄叫び
又は相手を軽視する行為なのだろうか。
そうではない、とは言えない。
でも、一概に、
問題行為であると断定
すべきものでもないと思う。
寧ろ、ひたむきに懸命に
プレーする選手が、
ピンチやチャンスで躍動した時に、
思わず表出するものでもあると思う。
そして、立ちはだかる倒すべき相手や
手強い敵をねじ伏せたという
事実を強調することにもなる、
つまり、これ以上相手を
リスペクトするボディランゲージや
表現法は、もしやガッツポーズが
一番なのではないか。
それを、ガッツポーズは
相手へのリスペクトを欠く
不適切な行為と断罪など
如何して出来るのか。
ガッツポーズへの解釈や
沈黙又は寡黙を美徳とする風習が
日本の武士道なのか
スポーツに持ち込んだ
武士道的日本的モダンな精神論として
紳士的に行動することを求めたいのか。そうなのかもしれないが、
この狭い考え方はやめた方が、
観ていて応援している方にとっても、
プレーする選手本人たちや
コーチなど関係者らにとっても、
健全だろうし、精神衛生上
頗る宜しいことではないか。
高校生に注意をするというのは、
学校教育や社会の中においても、
大人がすべきことだし、
大人が成人を前にした未来有望な
担い手たちに与えられることの一つで
非常に大切なことであることも、
また分かっているつもりだ。
ガッツポーズを
注意しなければならないケース
というのも、当然有り得る話で、
誰がどう見ても不自然で異常な
威嚇行為のようなポーズに対しては
適切な対応や処置を徹底するべきだ。
先ずは、当該ガッツポーズのビデオ検証をして、
ビデオ判定を皆さんでしてみませんか。
した者としての感想は、
今回のガッツポーズは
リスペクトを著しく欠いた行為とは断定できないし、
それよりも会心のプレーに
全力のガッツポーズだった。