好きな水辺:赤沢自然休養林
車がなくても行ける素敵な水辺の話をします。
今回は、赤沢自然休養林!
※2023年9月の旅行
↓の続き↓
柿其渓谷を満喫しすぎて疲れ果てた翌日。
足が痛いよう。リフレッシュシート貼って寝たんだけど、限界あるよな。
先行きにいくばくかの不安を覚えつつ、出発。
今日もすがすがしく晴れている。
最高の森林浴スポット・赤沢自然休養林へ
木曽福島、福島宿。
小規模ながら昔の宿場町の風情が残っている「上之段地区」を通って駅へ。
かねまるのコーヒー牛乳パンを買う。いざという時のための食糧。
バス停の近くで赤沢自然休養林への往復切符を買った。2800円。
こちら、なんと使用後に栞にできる。木の香り……ヒノキ製か!
9:20に木曽福島駅前を出発。私ともう一人女性が乗っただけだった。
上松駅で3人ほど乗ってきた。人は多くなさそうだ。やはり穴場か。
バスは緑深い道を通っていく。清流が右に左にきらめく。
そうして30分ほどで到着した赤沢自然休養林は、最高の森林浴スポット&理想の水辺だった。
なんでも、日本での「森林浴発祥の地」らしい。そんなんあるんか。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/kokuyu_rinya/kokumin_mori/katuyo/reku/rekumori/akasawa.html#anc12
(↑林野庁のHPにも堂々記載)
渓流コースでキノコ目になる
園内にはいくつかのコースがある。
まず、渓流コースに入った。
駐車場には車が10台以上来ていたので、柿其渓谷よりはよほど人がいるし、スタッフもけっこういそうだったが、渓流コースにはなぜか誰もいなかった。
人はいないがキノコがたくさんいた。
キノコ目(『詩歌探偵フラヌール』)になる。
ここにもキノコ。あそこにもキノコ。
道は歩きやすいしわりと平坦。川沿いを歩く。
戻りは車道。ここで下りられるチャンスを発見。
森と渓流のかぐわしさよ。
ああ、夏休み!!
スタート地点に戻り、早めのお昼に。山菜そばをいただく。
土曜日でもあり、駐車場の車が20台くらいに増えていた。
他にバス組もいるので、全体で60人以上というところか。
私の中では人が多い方だが、園内は広くて快適。
(茶ぶどう的には人が少ない=快適)
虫取り網を持った家族が通り過ぎる。夏。
森林鉄道と沢の水で幸せになる
ここのメインアトラクションは森林鉄道である。
900円で園内の線路を往復。(片道料金は設定なし)
これが最高によかった。
まず切符がいい。
これもヒノキ製。記念品だ。
列車は森の中、川沿いをゆったり、ゆったり進む。
走った方が速いくらいだが、これは移動のための乗り物ではないのだ。
ただただ、緑の中をのんびり揺られていく……
ああーーいい!!
往復25分、めちゃくちゃ贅沢な時を過ごした。
そのあと、列車で横を通った「ふれあいの道」を歩いた。
橋を渡る列車を待つ。
足下には清流。魚も見える。
「ふれあいの道」はこれ以上望めないくらい整備されていた。
そして、容易に川に下りられるところが何か所もある。
そうそうそう、こういうのだよ求めていたのは!!
浅いからけっこう歩ける。なんていい所なんだ……
最後は「駒鳥コース」から「セラピーロード」を通った。
林間の、木漏れ日が射すか射さないかの沢もすごく好き。
帰りのバスでは、出口で
運転手:「(乗客が)9人です」
出入り口のスタッフ:「あと3名だね」
と人数を確認していた。
なるほど、バスで来た人たちが確実にバスに乗ったか見ているわけだ。取り残したら困るもんねお互い。
目視でいける人数だからいいが、一便に数十人乗ったらたいへんじゃないか? ……もしや、そんなこと起きないのか?
結局、4時間半ほど滞在した。帰りの電車のことがなければ、最終のバス(とはいえ16時台)までステイしたいくらいだった。
人の手で守られた環境で、安心して、苦労なく楽しめる森林+水辺。
遊歩道は見事に整備されており、体力がなくても、自然の中に飛び込める。
滞在時間に合わせて楽しみ方も様々。
こんな素晴らしいところがあるなんて!
帰りのバスと電車の時間がギリギリな接続だったのでお土産は一つも買えなかったけど大満足の旅行でした。
やっぱ長野県はいい!
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