思考にとらわれる

前の投稿では「マインドフルな状態 ⇒ 今に居る ⇒ 所作、動作に意識が置かれている」ということについてお伝えしました。
これさえわかっていて、「じゃあこれを日々意識して過ごせばいいんだなー」と考えてしまうと思うのですが、それがそう簡単にはいきません。
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なぜなら僕ら人間はわかっていてもなかなか今に居ることができないからです。
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ではなぜか。
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それは人間は往々にして「考えている」からなのです。
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そりゃそうだろと思うかもしれません。
僕は最初そのように思いました。
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でも目の前で起きていることや、
自分が何か自発的に取り組んでいることでさえも、
その最中、考え事をしながらその時間を過ごしていることが大半です。
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例えばですが、
明日の心配事をしながら美味しいはずのご飯を食べてませんか？
友達との楽しい会話の最中も、何か考え事をしていませんか？
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それも何を考えているかも自分自身でわかっていないし、何かを考えているという自覚すらない。
いつの間にか目の前の現実から離れて自分の考え事に捕まっている。
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まさに「思考にとらわれている」のです。
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逆を言えば「思考にとらわれていない状態」これも「マインドフルな状態」と言えるわけです。
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ちなみに僕ら人間は思考の中で人生の５０％を過ごしているそうです。
しかもその思考の大半は決してポジティブなことではないようです。
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このことを教わった時、現実に広がる世界がありながら、とてももったいない気がしました。
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皆さん、思考にとらわれてませんか？
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