花に囁く物語 エピソード4開催しました
花に囁く物語
本日、5月31日(金)から開催しました〈花に囁く物語エピソード4〉
曳舟にあるgallery hydrangeaが2020年に企画したTwitter(現:X)のweb展示が始まり。確か4月16日に投稿したと記録しています。
ウェブ上でエピローグから始まり今年は〈エピソード4〉
会期:2024年5月31日(金)~6月9日(日)
13:00~18:30(最終日17:00)定休日:火・水
お近くの際は、是非ご覧ください。
*noteにてエピローグから参加した作品や詩をまとめていますのでご覧くださいね。
出展作品「赤い花の物語」
新しい風が来る
凍えるような昔を超えて
生まれなおす、季節を迎える
心の躍動のまま 想いの示すままに
溢れる命を謳歌する
戸惑い覚える色彩へ
色褪せた昔と共に
思いの丈の向かう方へ
熱された感情を灯して
花開くように、燃え盛るように
赤く綴る
思いの物語
制作後記
今回の作品は水彩画です。
10年ほどの制作期間でちゃんと色を意識して制作したのは今年から。
個展やグループ展で〈色〉を使わない事で質問をよく受けたことがあったのですが実は自分でもどうして〈色〉を使わないのかわからなかったのが正直な気持ちです。
感動したそのままを描けばいいのに〈色〉を使えない。
それが自分の心理と深く結びついているのが分かったのがつい最近。
【自分の色として意識できない】
モノを見て〈綺麗〉と思い浮かぶ際に〈気持ち〉として色が鮮やかに残るとしたら、自分の気持ちとして思い浮かぶ色が白黒のモノトーン。
自身の喜怒哀楽の感情もだいぶ乏しかった事を再認識。
自分を知る為に色を学び、それが制作にも彩が戻りました。
今作品で使った色は〈赤〉〈赤紫〉〈桃色〉〈紫〉
色彩心理では、拒否が強くイメージさえも浮かばなかった赤の系統。
「よし、赤を使うぞ!」と意識したわけではないのですが、
【女性】【情熱】【変化】を意識して下絵を描いて色を付けたら赤い作品になりました。
色彩心理では、選んだ色は【今の自分に必要な色】だと無意識で意識して選ぶことがあるそうです。
《何か自分に変化が起きているのかな?》と作品を見て思います。
物語を綴るというのは、物事に感動し想像し記憶に残し〈自分の視点〉で表す事だと思うのです。
飾られた作品に目が留まるモノがあったのなら、「なぜその絵に惹かれたのか」自分に問いかけてみると自分なりの物語が思い出せるかもしれませんね。
会期は6月9日(日)までです。
よろしくお願いいたします。
同じ週に銀座ギャラリーステージワン「幻想の扉」も参加します。
こちらは水彩画4点参加。
後日またご連絡しますね。
色彩心理受講の記録