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【読書メモ】『フェルメール』(著:黒江光彦)
日本に居ながら世界の美術を体感できる陶板名画美術館として知られている徳島の大塚国際美術館。その常設展示で、美術史上最大の未解決盗難事件で消失したフェルメールの傑作《合奏》の陶板名画が3月18日より公開される。
(「美術手帳(Yahoo!配信)」2025年1月30日)
光の画家とも言われる、フェルメール。興味を持ったのは『ギャラリーフェイク』での「ターバンの少女」との一編にて。現代でいう"カメラの視点"を持っていたのではないか、といったエピソードでした。
なんて、『フェルメール』との一冊を思い出しながら。真作とされる作品を見開きで紹介してくれている作品集、といったところでしょうか。確か「松丸本舗」で出会った中のひとつだったと思います。
とにかく光の加減や奥行きの表現が印象的で、その光のもたらす魅力をあまねく伝えてくれます。光の画家とよばれる理由も、なるほどなぁ、と。
そのやわらかく包んでくれるような光を浴びたくて、展覧会などが来ていると観にいきたくなるのですが、さすがに徳島はきついかなぁ、、なんて思いながら(四国自体、未踏の地です)。