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#虚淵玄
感想『小説 仮面ライダー鎧武』継承と“平成ライダー愛”で結ぶラストステージ
「いつまで待ってもビルドが出ない」でおなじみ講談社キャラクター文庫にて発売された小説版鎧武。こちらは発売当時に購入して読んでいたこともあり、読了したのは通算二度目。改めて、『鎧武』の全部を内包してやろうという気概がミチミチに詰まった、ファンサービスとしては文句なしのご褒美のような一冊だ。自分の好きなコンテンツからこの熱量のアフターが生まれるの、本当に幸せだと思う。
先述の通り、本作はこれまで
10年ぶりの『仮面ライダー鎧武』Reステージ(4):キミはこの力、どう使う?
とあるきっかけから10年ぶりに追いかけることになった『仮面ライダー鎧武』、その1話を再生したのが一週間前の金曜日ということは、この短い期間でTVシリーズ全50話を走破したことになる。その他のコンテンツを差し置いて優先順位トップに躍り出たフルーツ鎧武者の物語は、それほどまでの求心力を持っていた、ということなのだろう。今回は、37話から最終回まで。
本題に入る前に、全部やる、といった以上外せない
10年ぶりの『仮面ライダー鎧武』Reステージ(3):欲望と裏切り渦巻くこの世界で。
寝ても覚めても『鎧武』、労働中もずっと頭の中では「E-X-A (Exciting×Attitude)」が流れている。我ながら、とてつもないハマリ方をしてしまった。世は令和なのに、頭の中はまだ平成、どんなミラクルも起き放題 ユニバース・フェスティバル (Party P.A.R.T.Y)♪である。
果実でパーティと言えば、フルーツバスケット。今回どこを区切りとするか迷ったけれど、24話から36話
10年ぶりの『仮面ライダー鎧武』Reステージ(2):大人と大義に一撃を。
10年ぶりに『鎧武』熱が再燃。今回は15話から23話まで、お話の軸がオーバーロードに以降する前のカチドキ初登場回までを2クールとして、やっていきたい。
と、本題に入る前に、ひとまず『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』も併せて再見。この映画、前半パートの『ウィザード』完結編が好きすぎて、実は鎧武パート以降を本腰入れて観たことが、実はあんまりない。な
10年ぶりの『仮面ライダー鎧武』Reステージ(1):子どもと責任
『仮面ライダー鎧武』を観ている。今年が10周年の記念すべき年であり、とあるリクエストを頂戴したことも相まって、金曜の夜、焼酎片手にまずは1話を観る。続いて、2話、3話。気づけば土曜の夜に14話までを修め、2日間で1クール+αも観てしまった。面白い。面白すぎないか?鎧武って。
もしかすると、放送当時よりも、ハマっているかもしれない。もちろん、後の展開を知っているし、制作時の裏話やキャスト・スタ
最近の人形劇がスゴイことになっている件『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』
母親に聞くところによると、私は『きかんしゃトーマス』が大好きな子どもだったらしい。たくさんのおもちゃや図鑑を買ってもらったり、レンタルビデオ店でお気に入りのビデオを借りては繰り返し観るような、そんな男の子だったとか。おそらくそれは機関車や列車への憧れからくるものだったようだが、知らずの内に「人形劇」という文化に触れていたことになる。
その男の子も今や社会人になった。その20年あまりの間に、「