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アニメ語り

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2023年3月の記事一覧

ついにその日が来た。「親」との再会が。

ついにその日が来た。「親」との再会が。

 ここ最近、映画館で見かけては、観る度に泣いてしまう短い映像がある。『映画プリキュアオールスターズF』の特報映像だ。

 わずか30秒の映像に、いい歳した成人男性が狂わされている。映画の内容もまったくわからない、タイトルと公開時期しか具体的な情報がないのに、やがて来る秋に向けて期待値を勝手に跳ね上げ、落涙しているのである。怖い。もし自分に子供がいたとして、その子の隣にプリキュアの映像を観て急に泣き

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想像は宇宙を広げ、何度だって退屈から救ってくれる。『グリッドマン ユニバース』

想像は宇宙を広げ、何度だって退屈から救ってくれる。『グリッドマン ユニバース』

 スマホのカレンダーアプリを開き、日曜日のお昼に「グリッドマン 映画」と記録する。これはどの映画を観る時も行う習性なのだけれど、つい感慨深く画面を見つめてしまった。実写とアニメの媒体の差こそあれ、「グリッドマンの新作映画が上映される」なんて、10年前の自分なら考えもしなかっただろう(同時に、エヴァの監督がゴジラや仮面ライダーの映画を撮っているよ、も含む)。放送当時は物心ついていなかったし、『電光超

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『PSYCHO-PASS』における悪のカタチ。誰が槙島聖護を生み出したのか。

『PSYCHO-PASS』における悪のカタチ。誰が槙島聖護を生み出したのか。

 5月の新作劇場版に向けて、『PSYCHO-PASS』を見返しているけれど、これがめっぽう面白い。『2』も好きなのだけれど、描かれる悪の形、ひいては「槙島聖護」という存在があまりに魅力的すぎて、シリーズの中でも群を抜いて一作目が面白いと今でも感じる。『3』は……まだ保留でお願いします。

 人間の心理状態や性格などの数値化が実現し、犯罪行為に手を染める可能性の高い者を「潜在犯」として裁くことが可能

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