良質な「運動・食事・睡眠・メンタル」を手に入れるHow
運動:目的に応じた歩き方を試してみよう
月曜日の朝にあえて大股で歩いたり、早歩きしてみたり、目線を上げて歩いてみたり、金曜日の夜のように勢いよく歩いてみましょう。すると、月曜日の朝に金曜日の気分を持っていけることもある。つまり、動きで心のコンディションは変えられるんです。
同じ気分転換でもリラックスしたいときなら、歩くときにお腹を意識して腹筋の緊張を取ると心が落ち着きますよ。毎日の移動に工夫を加えるだけならとっつきやすくもありますよね。
食事:腸内環境を整え、血糖値をコントロールする
「腸内環境を整備すること」と「血糖値をコントロールすること」。ニューヨークで活動している栄養療法の専門家によると、脳と腸、脳と血糖値は実は密接に関わり合っているようです。
腸内環境が改善されると、「幸せホルモン」とも呼ばれる人に安らぎを感じさせる神経伝達物質、セロトニンが分泌されやすくなり、うつ予防やストレスマネジメントにつながるとも。
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例えばランチで、血糖値が上がりやすい白米の代わりに玄米を食べるだとか、白米にしても一口につき60回以上噛んで食べると、食中、食後の急上昇を防ぐことができると専門家に聞きました。
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消化吸収率が上がったり、普段自分がどれだけ味の濃いものを食べているのか気づけたりします。そうやって、食べるものにも気をつけるようになれるといいですね。
睡眠:週末も平日と同じサイクル、ベッドでスマホは触らない
「ベッドでスマホを触わらない」
なぜベッドでスマホを触ってはいけないかというと、「ここ(ベッドの上)は寝て、自分を休ませる場所だ」と脳にモードの切り替えをさせるためなんです。モードが切り替わっていないのに頑張って寝ても、脳は休まらず、次の日に疲れが残ってしまいます。
メンタル:呼吸をコントロールしてリラックスを感じよう
自分の呼吸が止まっていることに気づけるでしょうか。
一つの目安として、なんだか必要以上に力が入っているときというのは、呼吸が止まっているか、少なくとも浅くなっている場合が多いと思います。
例えば、歯を磨くだけなのに腕に力が入りすぎて歯茎まで傷つけていないか、パソコンのキーボードを打つときにも、そこまでパーンと音を立てる必要はないんじゃないか、とか。
からだに力が入る、呼吸が止まる、ストレスを受ける、この3つは相互作用で悪循環になりやすい。このなかでは、おそらく「からだに力が入っていること」が、一番気づきやすいのではないでしょうか。気づいたら一度息を吐いてて、呼吸を安定させるといいかもしれません。
https://mirai.doda.jp/series/interview/takayuki-hirai/
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