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「あきらめない心」

---人生のレシピ---


 途中であきらめちゃいけない。

 途中であきらめてしまったら

 得るものよりも失うものの方が

 ずっと多くなってしまう。

     ルイ・アームストロング


------メッセージ-------

人生はマラソン。

876,000時間のマラソン。

人が100歳というゴールに
向けて、走る時間。

マラソンは「限界」との闘い。

もうだめだ~、

ここで足を止めようか、

どうしようか~、

でも、あきらめたくない~、

という、

もう一人との闘い。

走りながら、心の中で葛藤する。

あと数キロ、

あと、もうちょっと、

自分の限界を押し広げていく
闘い。

ゴールが見えない地点では、
本当に凹む。

また、一人で走っている時は
弱気になる。

あきらめの誘惑に
のってしまう瞬間。

でも、ゴールがあとどれぐらいかと
わかってくると、

今までとは別のエネルギーが
沸き起こってくる。

そして、
ゴールが見えた時の喜び。

そう、マラソンで苦しいことは
肉体的なこともあるが、

やっぱり、ゴールが見えない時。

これは人生でも言えること。

人があきらめてしまうのは、
ゴールが見えないから。

限界がきたからではない。


どんなに遠くにあっても、
どんなに厳しい状況にあっても、

ゴールが見えていれば、

情熱が、

エネルギーが、

勇気と希望が沸き起こる。


20世紀のカリスマ天才
トランペッターと言われた、

ルイ・アームストロングは

売春婦の母から生まれた。
父親の顔は知らない。

自分の誕生日も正確に
わからない。

人種差別と戦争で混乱した時代、

彼は親類に預けられ、
親の愛を知らず、
貧困の中で育つ。

やがて、彼は非行に走り、
少年院へ送られる。

そこで彼は音楽と出会い、
人生を変えることに。

出所後、音楽隊に入り、
ジャズを覚える。

アドリブを活かした
新しいスタイルのジャズを
彼は生み出す。


ある時、
彼が演奏中していると、
黒人に対する激しい弾圧が
起こった。

彼はトランペットを降ろし、
歌い始める。

「And I think to myself,
what a wonderful world」

「そう、なんて素晴らしい世界!」

70才で他界するまで
彼は「演奏」という
人生のマラソンを走り
続けた。


限界を見るから、
ゴールが見えない。

人は何かを見ている時、
何かが見えなくなる。

ゴールを切った時、
どれだけたくさんの

感動と

成長と

喜びが得られるのか。

そこに目を向ける。

その感情を先取りして、
ワクワクの気持ちで
人生を走ってみよう。

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