鎌倉殿の13人第37回感想/オンベレブンビンバで北条は一つです(トキューサ談
「オンベレブンビンバ」は結局?
大河ドラマで過去一謎で印象に残ったサブタイトルといえば?
みたいなクイズが出題されたら
きっと誰もが『鎌倉殿の13人』の「オンベレブンビンバ」と答えるだろうw
そしてその意味はといえば、よくわからない。
ただその正体はわかった。
「オンベレブンビンバ」とは
昔、大姫(演:南沙良)が時政(演:坂東彌十郎)に教えてくれた
元気になる呪文
「オン・タラク・ソワカ」のことだった。
それをちゃんと覚えてなかった時政が
酔った勢いで唱えだしたのが
「オンベレブンビンバ~♪
オンベレブンビンバ~♪」。
時政どころか北条家の誰一人として
正確に覚えていた人はいなかったけどね。
「ボンタラクーソワカー」じゃないし!!!
小四郎(北条義時、演:小栗旬)の記憶力はまったくあてにならないし
政子(演:小池栄子)なんか覚える気がなかったとしか思えないw
そしてトキューサ(演:瀬戸康史)は……いつもどおりww
中でも実衣(演:宮澤エマ)が一番近かったのは
おそらく天の声、阿野全成(演:新納慎也)のおかげかな。
というわけで、「オンベレブンビンバ」は、ただの記憶違い
てことにはなるんだけど……
第37回を見ていると
やっぱり「オンベレブンビンバ」には
それなりの意味があるように感じた。
SNSでは、イタリア語で「子どものための影」という意味から
サブタイトルを考察していた人がいたけど
やっぱりあれ正解なんだろうなあ。
大きな影である父親を振り払って子どもは親を超えていく。
時政と小四郎はもちろん、小四郎と泰時(演:坂口健太郎)。
そして既に亡くなっている頼朝(演:大泉洋)と実朝(演:柿澤勇人)や
阿野全成と阿野時元(演:森優作)も同じく。
善哉(演:長尾翼)も頼家(演:金子大地)の影を感じているからこそ
決断をするのかもしれない。
次回は、小四郎がもっとも苦しい決断をする回になるんだろうけど(既に?)
なんだかんだ面白い時政が好きだった自分としては
第38回は、もっとも切ない回になってしまいそう。
時政が、小四郎や時房とナスの苗を植え替えはじめて
そんな3人を眺めている政子と実衣の2人。
久々の家族団らんで尊いシーンだったけど
切なさも同時に沸いてきて
ちょっと目頭が熱くなったのは内緒。
畠山の名跡を継いだ子
畠山重忠(演:中川大志)の名跡を継いだ子
誰なのかは紹介されずに終わったw
この記事でもちらっと書いてるけど、畠山の名跡は足利義純が継いでいる。
ただ、これには諸説あるようで。
足利義純は畠山重忠の所領を継承してなくて
その子の泰国の代から継承して畠山の祖になった
という話もあるそう。
第37回の長澤まさみさんのナレーションによれば
『鎌倉殿の13人』では泰国が受け継いだパターンみたい。
裏切りのプロ・三浦義村とその弟の三浦胤義
りくさま(演:宮沢りえ)は
あの三浦義村(演:山本耕史)を騙せると思ったんだろうか?
彼はもうすっかり裏切りのプロである。
お目当ての女性でもない限り隙は見せない。(たぶん)
りくさまも、小四郎や政子を出し抜くことで頭がいっぱいで
気が回らなかったのかな。
かといって、三浦を仲間にするための材料は
三浦義村が乳母夫の善哉を鎌倉殿に
という約束ぐらいしかできなかったんだろうけど。
りくさまらしくない篭絡の仕方だったような気がしてならない。
そして、最近は三浦義村の弟、三浦胤義(演:岸田タツヤ)が
兄とセットで登場する機会が多くなった。
後々におこる承久の乱に備えてウォーミングアップ中。
上総介になりたい(?)和田義盛
よく覚えてないんだけど
和田義盛(演:横田栄司)が上総介殿(演:佐藤浩市)を一目置いたり
彼に憧れてるようなそぶりを見せたシーンあったっけ?
記憶には一切ない、忘れてるだけ??
とりあえず、あったかどうかは置いておくとして
和田義盛は、上総介殿になりたいらしいw
頼朝のもとへ遅れてやってきた上総介殿の話を自分の話にしちゃったり
頼朝を「武衛」と呼んでた上総介殿(三浦義村のせいだけどw)を真似て
「武衛」と呼ばせてほしい、と実朝にお願いしたり。
そもそも、和田殿が頼朝のことを尊敬してたかどうかも怪しんだけどw
この辺の話は、後々のことに何か繋がったりするのかな?
そして、相変わらず巴(秋元才加)とは仲良すぎw(了)
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