黒ゴマと小豆のお汁粉と腎臓の関係
私のゴマのイメージは、生命エネルギーが弱まった時の救世主。どういうことかというと、夏バテや栄養不足、食欲不振のとき、手っ取り早く栄養補給ができ、身体が元気になる食材。普段の食べ方は、ゴマペーストをまんべんなく使用したゴマのドレッシングを作り、野菜と合えてたっぷりいただく。
小豆のお汁粉は、お正月だけでなく普通に食べている。お汁粉というと、甘さが強いイメージがあるが、私が作るお汁粉は一般のお汁粉ほど甘くない。そして、材料は小豆だけでない。なつめ、くこの実、白キクラゲなど、いろいろ入れて楽しんでいる。
今回の作った小豆のお汁粉は、黒ゴマ風味が強くなった。黒ゴマも小豆も漢方では腎臓に良いとされている。腎臓は、血液など体液の濾過や水分の調整をしている重要な臓器。老化も腎臓からと言われている。髪、耳、生殖泌尿器官など老化によって弱まる機能は腎臓と関係している。
で、腎臓は豆の形をしていることから、豆類と相性がいいと言われている。
豆っぽいでしょ?(笑) 豆はこれから芽が出る生命力の塊。
で、腎臓は黒いものと相性がいいことから、わかめや昆布、黒ごま、黒きくらげ、豆類の黒豆や小豆などおすすめだったりする。
女性は、ストレスで食欲不振になることもある(男性もそうかな)。”恐れ”や”不安”はことのほか腎臓にひびく。腎臓病食は、内臓の病気の中で一番食事制限が多い病食。機能が低下すれば透析になる。腎臓が弱ると全身に影響があるから本当にあなどれない。
生命力が弱まってくると、腎臓が疲れているんだなーと感じる。
そういう時は、今回紹介するようなお汁粉を作り、生命エネルギーをチャージする。
身体の内側から力が湧いてくる。
黒ゴマと小豆のお汁粉
(材料)
乾燥小豆 150g
なつめ 10個くらい
竜眼 12個くらい
黒すりごま 80g
水
アガベシロップ 適量(説明で詳しく記載)
塩 小さじ1/2〜小さじ1
なつめと竜眼は前日に水につけてもどしておく。
戻した汁ごと使用する。
鍋に小豆と水を入れて火にかける。沸騰後一度水を捨て再び水を入れてやわらかくなるまで火にかける。(30分くらいかな)
力を入れなくても指で潰れるくらいになったら、なつめと竜眼を戻した水ごと加える。アガベシロップと塩と黒すりゴマも加える。アガベシロップは適量って書いたけれど、その時の気分なのね。濃い甘さがよかったら、小豆と同じ分量くらい入れる。ほのかな甘さでよければ、大さじ3くらい〜加えて味見しながら甘さを決めていく。もし甘さがいらなかったら、もちろん入れなくても良い。
で、アガベシロップは、小豆との味の相性が良い。ココナッツシュガーでもつくってみたけれど、アガベの方が小豆と合った。アガベシロップ、原産国のメキシコでは古代アステカ時代から食されているらしい。アステカと日本の融合かな♪
次の日、家にある食材をさらに加えたくなったので入れた。甘さも追加。
もう。。。どんだけ入れたんだか(苦笑)
くこの実、はすの実、松の実。。。
まぁ、形を決めずに、その時の気分で料理している。今欲しいものは、今の身体が欲しているものだと思う。
黒ゴマの見た目がなんとも…子供たちは遠くから怪しい目で見てるだけなんだよね^^;
おいしいんだよぉ。
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