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良質な睡眠にするには

ありきたりかもしれませんが、改めて「朝、日光浴びることの重要性」について述べたいと思います。

 睡眠には、メラトニンというホルモンの分泌が大きな役割を果たしています。

 日光によってメラトニンの分泌が調節されます。日光を浴びた約15時間後に,メラトニンが分泌され、そのそれから30分ほどで眠くなるといわれています。

 つまり、日中の私たちの過ごし方は、睡眠にとても大きな影響を与えることが分かります。

 ということは、夜何時に寝たいのかという目標があったとしたら、そこから逆算して朝の光を浴びれば良いと言うことの見当が付きますね。
 メラトニンが分泌され始める時刻の計算を簡単にするために、24時間単位で計算するとよいでしょう。

 夜21:00(午後9:00)に寝たい場合
 21-15=6  朝6時までに日の光を浴びる

 夜22:00(午後10:00)に寝たい場合
 22―15=7  朝7時までに日の光を浴びる

 夜23:00(夜11:00)に寝たい場合
 23-15=8  朝8時までに日の光を浴びる

たとえば、次の日が休日だったけど、夜眠れずに、夜中の2時くらいまで起きていたとしましょう。

眠くて朝起きることができずに、朝10時くらいまで部屋を暗くして横になっている場合、その日の夜は10+15=25で、夜中の1時までメラトニンが分泌されないということになります。


 そうすると、次の夜にますます眠る時間が遅くなってしまいますね。「休日だから寝だめをしたい」という気持ちも分かりますが、このようなことは結局、体内リズムを狂わせてしまっていることになるようです。辛いですね・・・。


 適切な時間に日の光を浴びると共に、自分がベットに入るべき時刻の目安もおおよそつくのではないでしょうか。

 私も日の光をたくさん浴びると、とても眠くなります。日光を浴びすぎて日焼けしてしまうのも考えものですが、朝の日光を浴びる時間を自分で調節してみましょう。


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月下 英吾
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