夜空のムコウへ響き渡れ We are REDS!
《連続1808日目!》
この1ヶ月間勝利なし。
リーグ制覇を掲げて挑んだ2024シーズンだったが、予想外の下位に低迷している浦和レッズ。
シーズン折り返しとなるこの試合。
主力選手の移籍や監督の去就なども噂が飛び交う中だけれど・・
ホームさいたまスタジアムで行われるこの鹿島アントラーズ戦では、絶対に勝たなくてはならない。
試合前の練習で選手がスタジアムに入ってくるとき、レッズサポーターたちがたくさんの旗で迎え入れる。
サポーターたちがスタジアムの雰囲気を作り、この試合の重要性を選手たちにも伝え、チカラを与えていく。
もちろん鹿島アントラーズのサポーターも熱かった。
リーグ2位と好位置につけていれ、首位のFC町田ゼルビアに追いつけるかという重要な試合。
スタジアムのボルテージがどんどん高まっていく。
そしてキックオフ!
勝て、浦和レッズ!
しかし・・・
前半早々に鹿島アントラーズの鈴木優磨選手に決められ失点。
前半終了近くにも、同じく鈴木優磨選手に2点目も決められる。
浦和レッズ側は、消極的なプレーも目立ちいいところがほとんどない。
あわや3失点目みたいなところもあり、ズタボロの状態で前半を終える。
浦和レッズサポーターから選手に向けて、大きなブーイングがでる。
もっと、闘ってくれよと。
でも、ここで試合を諦めないのが浦和レッズサポーターのいいところ。
後半の始まりに合わせて、さらに応援の熱量を高めていく。
すると、試合の展開も徐々に浦和レッズ側に向いてくる。
途中出場で入った、武田英寿選手が1点を奪い返す。
一気に盛り上がる埼玉スタジアム。
そして、勢いに乗った浦和レッズの猛攻が始まる。
後半アディショナルタイムに、武田英寿選手がミラクルなフリーキックを決めて、ついに浦和レッズが同点に追いつく。
スタジアムの熱量が最高潮に高まっていく。
その後も試合終了まで、攻め続ける浦和レッズ。
あわやゴールみたいな瞬間もあったが、試合は2-2の引き分けで終わる。
勝たなくてはならない試合ではあったけれど、悔しい引き分け。
でも、もし負けていたらチームがバラバラになっていたかもしれないと思うと、本当に追いつけてよかった。
この試合の殊勲は、やはり2点を奪った武田英寿選手だろう。
難しいゴールをしっかり決める技術力とあの場面でゴールを狙う度胸。
これからが、本当に楽しみだ。
そして、もうひとつ殊勲を上げたいのは・・・
浦和レッズサポーター!
試合前から、「We are REDS!」と「Pride of URAWA」の凄まじい大音量の応援。
どちらも、試合を決めたり、大切な場面で使う重要なコール。
どのくらい凄い音量かは、次の動画を見てもらえるとわかると思う。
試合前の選手入場シーン。
解説をしている水沼さんがメインスタンドの指定席の人も全員立っていて、凄いと言っている。
でも、もっと凄いのが同点ゴールの後の「We are REDS!」
(SNSで見つけた動画をお借りしています。使用が難しい場合はご連絡ください)
体感的には、試合前の「We are REDS!」コールの2倍くらいありそうな声量。スタジアムで応援していて、鳥肌が立った瞬間だった。
後から知ったのだけど、メインスタンドもバックスタンドも総立ちだったみたい。ゴールの後とはいえ、試合中に総立ちの全力応援は、なかなかないのでは。
もちろん試合に勝ったわけでもなく、厳しい状況はまだまだ続いている。
それでも、浦和レッズの明日につながる熱い瞬間であった。
埼玉スタジアムの夜に響き渡ったWe are REDS!
また、忘れられない試合が増えたようだ。
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