冬の北海道おむすび探し旅編❸ 発見!最強の親子おむすび
【1252むすび】なまらおにぎり(サーモンパーク千歳)鮭とすじこ
《連続1699日目!》
いったい、おむすびにいちばん合う具はなんだろう。
おむすびについては、これまで食べた数で2000種以上、書いたリポートも1200以上あるけれど・・
この「いちばん合う具」の問題は常につきまとっている。
「梅がいい」「ツナマヨがいい」「塩むすびがいい」など、人によって答えが大きく割れることもある。思い入れも強いものだ。
自分の場合…
ある程度、最強の具として絞られてきたものがある。
それが、この2つだ。
1.すじこ
すじこ単体だと、塩気も強いし、粘り気もある。
それがおむすびと合うと・・
お米の旨さを引き出し、その強い塩気自体もちょうどよくなる。
2.しゃけ
鮭おむすびはお店ごとにバラツキが出やすい具材。
手を掛ければ掛けるほど、美味しいおむすびになる。
つまり、鮭おむすびが美味しいお店は、他のおむすびも総じて美味しいお店と言えてしまう。
そんな、鮭とすじこ。
よくよく考えれば、すじこは鮭の卵。
つまり、親子関係にある。
こんな最強の親子をダブルで具材にした「夢のおむすび」を見つけてしまったので、さっそくみなさんに伝えたい。
👉最強の親子おむすびを食べに行こう!
北海道の千歳市にある道の駅サーモンパーク千歳。
昨年夏に、フルリニューアルしてオープンしたピカピカの道の駅である。
このリニューアルされた道の駅の目玉になっているのが、窯炊きのおむすび屋さん「なまらおにぎり」
建物の外に別店舗が設置されている訳ではなく、建物の中のその中心におむすび専門店ができていたのだ。
うにだけのおむすび「うにぎり」を発見!なんて贅沢な名前だろう。
ここのおむすびは、とにかく種類が多い。
しかもどれも出来立てだ。
お客さんの多い道の駅だからこそだろう。
さらには、売り場にないおむすびは注文するとその場で作ってくれたりもする。
このオーダーサービスは相当嬉しい。
卵黄肉そぼろ!
という聞いただけでヨダレが出そうなおむすび。
しかも、千歳和牛の肉そぼろも!
あれもこれも食べてみたい。
ああもう。
全部食べてみたいよ。
どうしよう。どうしよう。
いろいろ目移りしてしまって、ひとつに決められないよ。
ふと上を見てみる。
そこには、大きなしゃもじが飾ってあって、具材の名前が書きこまれていた。
「鮭」「すじこ」
ややや。
あの最強具材で上げた2つが並んでいるぞ。
お店の方に聞くと、「鮭とすじこ」というおむすびがメニューの中にあるとのこと!
それだ!
「鮭とすじこ」おむすびをくださいっ!!!
5分くらい待つと、おむすびが出来上がってきた。
うわあ。
見て欲しい。この美しい輝きを。
最強具材、鮭とすじこの組み合わせ。まるでルビーとガーネットを散りばめた王冠みたいだ。
さっそく、いただきまーす。
がぶっ。
うわあ。中から具が溢れてくるー
まずは、すじこだ。
ねっとりとした塩気がたまらない上質のすじこ。
この粒のしっかりした感じは、さすが北海道だよね。
そして、甘塩の鮭。
店内で焼き上げて、丁寧にほぐしてある。
よくよく考えれば、この道の駅の名前は「サーモンパーク」
鮭が旨いに決まっている!
この2つの最強具材。
親子なんだから、合わないわけがない!
塩気と塩気が重なり合い、それがまわりのごはんにも移って、これがもう堪らない!
もう~最強の親子おむすび確定です!
北の大地の「鮭とすじこ」の絶品おむすび。
ご馳走たまでした!
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