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やっぱり "アレ" はサッカー言葉
《連続1527日目!》
今日は、Jリーグや日本代表や海外クラブなどのサッカーのファン・サポーターの全てが、最近思っていることを代弁してみたいと思う。
それは、アレのこと。
阪神の岡田監督の言葉から、巷で広がり、阪神の優勝とともに、流行語大賞になるんじゃないのみたいな噂も聞く。
でも…
ちょっと、待てよと。
アレって、サッカー言葉じゃないの?
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昨日、埼玉スタジアムで行われた浦和レッズvs京都サンガ。
0-0と膠着した試合の中、サポーターの応援に熱が入っていく。
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サポーターの歌う応援歌「チャント」の中には、とにかくアレという言葉が多く使われている。
1試合でいう数で言えば数百回?いや、それでは足りない。数千回は言っているかもしれない。
しかも、浦和側だけでなく京都のサポーターのチャントに含まれている。
それが、数千人、数万人の規模で年間40試合も50試合も使われ続けているのだ。
1節あたり、3327万回のアレ
J1、J2、J3まで合わせて60チーム。他のカテゴリーまで含めたら、相当な数のサッカークラブでアレを言い続けている。
仮で1試合あたりの日本のアレを計算してみる。
(データは下記を参考にさせていただいています。2023年9月15日現在)
2023年のJ1リーグの1試合あたりの平均入場者数18,254人(18クラブ)
2023年のJ2リーグの1試合あたりの平均入場者数 6,603人(22クラブ)
2023年のJ3リーグの1試合あたりの平均入場者数 2,928人(20クラブ)
リーグでクラブ数が違うので、それを反映させたJ1からJ3までの1試合あたりの平均入場者は、約8,873人となる。
スタジアムにいる観客のうち、チャントを歌うサポーターの数を約4分の1と設定する。
すると、約2,218人という数が出てくる。
1試合あたりのアレの数を設定するのは難しいけれど、今回は少なめに500回とさせていただく。
そうすると、1試合でアレという声が発せられた数は、約1,109,000回となる。
1節に行われる試合は30試合。
そうすると、33,270,000回というアレが、この週末のスタジアムで叫ばれているということになる。
しかも、サッカークラブがあるのは日本だけではない。
世界中には30万を超えるサッカークラブがある。
それらのアレを合計したら、とんでもない数字になりそうだ。
アレの意味は、がんばれ!
スタジアムでよく使われる「アレ」
その意味をみなさんはご存じだろうか。
実は、アレ(Allez)はフランス語。
意味は「がんばれ!」「行け!」という意味。
英語のGoに近い意味だとわかりやすい。
ちなみに、サッカーの応援で使うバモ(Vamos)はスペイン語やポルトガル語で同じ意味。フォルツァ(Forza)はイタリア語で同じ意味になる。
まとめると、こんな感じだ。
アレ(Allez) フランス語
バモ(Vamos) スペイン語、ポルトガル語
フォルツァ(Forza) イタリア語
ゴー(Go) 英語
行け、がんばれ 日本語
結論
結論は言うまでもないけれど・・
毎試合スタジアムで使われている数や世界中での広がりなどを考えると、
アレは、やっぱりサッカー言葉です!
はあ。スッキリした!
タイトルの画像は、この時作ったものを使ってみました〜
こちらのマガジンでは、スポーツのファンの熱量を高め、熱狂のスタジアムを作っていくことをテーマに書いています。
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