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「小江戸川越 おむすび探してぶらり旅」


人それぞれ、旅の「こだわり」はある。
泊まる場所や観光のルート、必ず持っていくものなどなど・・

自分の場合、それは「食」
しかも、「食」の中でも、とくに「おむすび」にこだわっている。

お米と海苔と具というシンプルなメニュー。
でも、実際はお店ごとにその形や味わいなどに特長があって、食べても食べても絶対に飽きない。

そんな「おむすび」にこだわった旅。
今回は、東京からも近く、歴史や食が楽しめる人気の観光地「川越」を舞台に、そこにある「おむすび」をぶらぶらまち歩きをしながら探してみたいと思う。

題して、「小江戸川越 おむすび探してぶらり旅」



※2024年10月に実施した「川越おむすびさんぽ」の記事を中心に、これまでの川越おむすび探しの記事をまとめたものです。









【第1話】川越城本丸御殿からわずか200m!衝撃の50円揚げおにぎり「アゲラー本舗川越城下町本店」


行楽の秋!食欲の秋!
お散歩をテーマに、まち歩きをしながらゆる~くおむすび探しをしちゃおう!

ということで、その第1回目に選んだ場所は、小江戸「川越」


昔ながらの建物が残る街並み。
最近では海外からの観光客も爆増中。

昔ながらの街並みで観光客も多い!

つまり…

おむすびが多い。
はず!

わくわく!


お散歩の最初に向かったのは・・
川越城!

日本百名城にも選ばれている由緒あるお城。


川越城は、一般的にイメージするような天守閣があるのはなく、その代わりに立派な本丸御殿がある。
ちなみに日本で現存する本丸御殿は2つしかなく、東日本ではここ川越城だけとのこと。(あとは高知城)


本丸御殿の中は見学もできる。

わっはっは。
中庭をお殿様気分で鑑賞する。


川越のまちの、どこにおむすびがあるのだろうか。
家臣たちと会議をする。


「殿。このお城の北東の方向200mのところに黄色い建物があります。そこにおむすびがあるかもしれません」

「なに!そんな近くに本当にあるのか。ただちに直行せよ」


川越城の本丸御殿を出て、北東の方向に向かうと大きな交差点があった。
その手前側になにやら黄色い建物がある。

そこには、こう書かれていた。

アゲラー本舗 からあげ屋


「家臣め。騙しおったな。おむすび屋ではなくからあげ屋じゃないか」


「まあ、せっかく来たのだから、メニューぐらいは見てみよう」

なるほど。
からあげだけではなくて、コロッケなどの揚げ物やカレーライスなんかも売っているのか。

どれも、ボリューミーで美味しそう。

あれっ!

窓のとこ、見て!見て!



そこに積み重なって置いてあったのは・・

「揚げおにぎり」

焼きおにぎりではなく、珍しい揚げおにぎり!



実は・・
以前からこの「1000日間で1000のおむすびを食す男」を読んでいただいている方はご存じかもしれないですが、このアゲラー本舗の揚げおにぎりは過去にも食リポートをさせていただいている。




このアゲラー本舗の揚げおにぎりは50円(税込み54円)

日本中に売られているおむすびの中でもトップレベルにコスパがいいのだ!
(現在ランキング4位)
しかも、前回登場の4年前から価格が変わっていないところも凄い!
この値上がりの時代に、この価格を維持しているとは頭が下がる。


「さて、いただこうではないか」

がぶっ。

うんほぉお。
んまい!
あーこういのもいいよね。

揚げられていて、じゅわりと油がしみ込んだお米。
中には、しっかりとしたタレの味わい。

これ、50円でも十分に満足できちゃうやつ。



川越おむすび散歩。

本丸御殿からわずか200m。アゲラー本舗の50円揚げおにぎり!

ご馳走たまでした!







【第2話】運気上昇⁉︎ 川越氷川神社でかき氷と鯛むすび!「川越氷川神社直会殿キッチンカー」



今の時代。
「映え」というものは大切。

思わず写真を撮りたくなるような、心踊る場所に行きたい。
これが人を集める大きなチカラにもなる。

歩くたびに発見があり、心がときめいてしまう。
「映え」の集積地。


それが、小江戸「川越」だ。


川越のまちをゆるりと歩きながら、おむすびを食べていこう。
それが、川越"おむすび" さんぽ。

いきなり出くわしたのが、台湾料理屋さんの前にいる巨大なパンダ!

なぜだろう。
川越のまちには大きなモニュメントが多い。


そんなことを思いながら、通りをすすんでいく。
この辺りは緑も多く、木陰もあって歩きやすい。



くるくるくるくる

風に吹かれれるように、目の前で何かが回っていた。


たくさんの風車が飾られている!

ここは、川越氷川神社。

縁結びの神様としても有名な場所らしい。


境内にはたくさんの人。

ちりんちりん。
涼しい音色が鳴り響く。
この時は、風鈴も飾られていた。


川越氷川神社の境内を出たところに大きな広場があった。

どうやら、神社広場と言うらしい。

中には、何台かキッチンカーの姿も見える。


どうやら、飲食をしながら休憩をできるスペースらしい。


暑くて喉も乾いていたので、かき氷を食べる!
(氷の文字が入る神社のカキ氷。いいことありそう)

シロップは自分でかけていいとのこと。
メロンとイチゴのツートンで。

どうでしょう!

映えてるかな。



川越氷川神社直会殿が運営しているキッチンカーを発見!

売っているメニューを見てみる。

すると・・

おむすびの文字を発見!


なになに・・

塩むすび(えんむすび)
おめで鯛むすび(おめでたいむすび)

「えんむすび」と「おめでたいむすび」の2種類があるのか!

由緒ある神社のおむすび、これは食べるしかないぞ!


さて、どっちを選ぼうかな。



選んだのは・・・
おめでたいむすび!

鯛のだしで炊き上げた贅沢なおむすび!
背景には風車という映えシチュエーションで。


では。
いっただきまーす!

かぶりっ。

おっ!これはいい!

ごはんを口に含むと、ふわぁと鯛のうま味が凝縮された出汁の味が広がっていく。

混ぜられているのは、鯛の身か。
口の中が上品な白身の味と香りに包まれていく!

噛み締めるたびに、なんだか幸せな気分になる。


あっという間に完食!


結びの神様、川越氷川神社で食べたカキ氷と「おめで鯛むすび!」

映えの写真も撮れたし、おめでたいこともありそう。

ご馳走たまでした!




【第3話】流行りの羽根つきおにぎりを発見!いや、おにぎりじゃないー「萩原商店キッチンカー」


はっはーん。
あれだな。

最近、話題になっているあのおにぎり!

パリッとした周りの食感とトロッとした中身の食感。

新しいおにぎりのカタチ。

羽根つきおにぎり!

❗️


実は過去にも食べたことがあるんだ。



入谷のgaoのツナマヨ柚子胡椒の羽根つきおにぎり!


鎌倉の由のチーズリゾットの羽根つきおにぎり!


羽根つきおにぎりの特徴は、その見た目の映え感と食べやすさ!
お洒落に手に持って、食べ歩きを楽しめちゃう。


まさに、おむすびさんぽにはぴったりなんだ。


川越"おむすび"さんぽ

昔ながらの建物が残る小江戸川越のまちをブラブラ歩きながら、おむすび探しをするお散歩。


川越のまちは大通りもいいけれど、ちょっとした路地をのぞいてみるのも面白い。



大通りから少し小道を入ったところにお洒落なキッチンカーを発見した。

川越は国内外の観光客も多く、新しい飲食店もどんどん増えてきている。


ピッ、ピッ、ピッ

一瞬、おむすびレーダーが反応する。

注…おむすびレーダーとは、ハスつかの脳内にあるおむすびの姿や言葉をいち早く見つける感覚装置。
5年間、おむすびのことばかり考えるうちに身についた 笑

まさか、こんなところにおむすびなんて!

周りをぐるりと見てみる。


看板を発見!
やはりそうだ。あのお洒落なキッチンカーでお洒落な羽根つきおにぎりを売っているらしい。


これを食べながら、まち歩きなんて最高じゃないか!


「ひとつください!」



うわぁ、美味しそう!

包みを持つと、出来立て。
熱っ、熱っ。

さっそくいっただきまーす!

がぶっ。

カリッカリッ!

おっ、この表面のカリカリ具合と香ばしさがたまらないぞ。甘じょっぱいソース煎餅みたいな感じ。

そして、三角部分をがぶっ。

おおっ、旨い!
とろ〜とした食感。
たっぷり入った太麺は甘口のソース味。
卵とチーズでトロける風味。

この赤いのは紅生姜か!
これも、いいアクセントになっている。

例えるなら、焼きそばとお好む焼きの中間みたい。

これは絶品だ。


あれっ…


もしかして…

これ、お米が入っていない…


おにぎりじゃない…


もう一度、看板を見てみる。


実は、こちらは羽根つきおにぎりではなくて、「羽根つき三角焼きそば」

実家が川越で製麺所を営んでいる萩原商店さんが、川越名物の太麺焼きそばを手軽に食べ歩きできるように考えだしたメニューとのこと。

美味しいし、楽しいし、これは大発明じゃないかな。

川越名物になりそうな絶品羽根つき焼きそば!


ご馳走たまでした!






【第4話】ザ・鰹節マウンテン!ねこまんまおにぎり「中市本店」


モノゴトすべてに秀でる必要はない。
万人受けする必要はない。

それよりも、たったひとつ、誰にも負けない大きな特徴があればいい。
誇れるものがあればいい。

食べものの世界であれば、なおのこと。


川越のまちをおむすびを探しながら、のんびり歩きまわる「川越おむすびさんぽ」

川越一番街までやってきた。
このあたりは、蔵造りの町並みを楽しめることもあって、観光客もかなり多い。  


通り沿いに、15人ぐらいの長い行列ができているお店があった。

この辺りでは、食べ歩きできるように、お芋チップスや胡瓜の浅漬けなんかも売られている。

ここでは、何が売られているのだろう。


こちらは江戸時代から続くかつお節屋の中市本店。

窓ガラスには、テレビ番組にも取り上げられた写真が貼られている。

なになに
「川越へきたら食べよう ねこまんま」

ねこまんま!?


ねこまんまが気になって、先頭を見に行くと…

そこでは、焼きおにぎりが売られている。

なるほど。

焼きおにぎりをねこまんまという名前で売っているのかな。

せっかくだから買ってみようっと。


行列の後ろに並び直す。

そして、自分の番がやってきた。


かつおとイワシ
どちらを選びますか?

定員さんから、このように聞かれる。

ねこまんまだから…

「かつお!」


こう答えてみた。


しばらく待っていると、紙に包まれたおにぎりが出来上がってきた!


包みを上から覗きこむ。

そこにあったのは、おにぎりというよりも…

かつお節に覆われた山。

そう、かつお節マウンテンが居座っていた。



風が吹くたびに、かつお節がヒラヒラ舞っていく。

これは、やりすぎっていうくらい凄いな!


熱々のうちにいただこう。

いっただきまーす!
がぶり。


ふはぁ。
かつお節の香りに口の中が覆い尽くされる。

なるほど。
これは、なかなか贅沢なおにぎりだ。

かつお節屋さんがこだわり抜いた本枯節を薄く薄く削って、それを山のようにふりかけている。
その中には、地元のコシヒカリを使ったおにぎりを、昆布やかつお節からダシをとっただし醤油を塗ってカリッと焼き上げている。

このおにぎりの香ばしい味わいがかつお節の旨さをさらに増幅させていく。

猫もそうだけれど、かつお節好きには夢みたいなおにぎりだ。


口のまわりに、かつお節のヒラヒラをたっぷりつけながら完食!


あー旨かった!


言いかえるなら、ザ・鰹節マウンテンというところかな。
川越にきたらぜひ食べてみてほしい「ねこまんまおにぎり」


ご馳走たまでした!




【第5話】まちの和菓子屋さんの とりそぼろおにぎり「もとや」


「ハスつかさんのnoteを見て、手むすびのおむすびが食べたくなったけれど、近所におむすび屋さんがないです…」

こんなことをよく聞く。


たしかにそうだ。
ここ数年のおむすびブームで倍増したとはいえ、全国にあるおむすび屋さんの数はおよそ2000店ほどらしい。
全国の鉄道駅の数が9000ぐらいなので、駅を4つ~5つ周って、ようやく1件見つかるかどうかの確率なのだ。


もちろん、コンビニエンスストアに行けばおむすびを手軽に買える時代。
それで事足りるとも言えるかもしれないけれど…

でも、

たまには、ちょっと違うおむすびを食べてみたいなあ。

もっと近くにおむすびが売っているお店はないかなあ。

なんて、思われている方も多いはず。


実は…
5年以上全国のおむすびを食べ歩いてきて、おむすび屋さんじゃないけれど、作りたてのおむすびを売っている場所を発見している。


それは…


和菓子屋さん。

しかも、お洒落な店構えの高級和菓子屋さんではなく、もっと昔からあるような庶民的な「まちの和菓子屋さん」がいい。


これまでも、この「1000日間で1000のおむすびを食す男」の連載の中で、まちの和菓子屋さんやお団子屋さんのおむすびについて、その魅力を書き綴ってきた。


まちの和菓子屋さんで体験したエピソードやおむすびだったり…
謎の和菓子屋チェーンについて、調べてみることもシリーズにしている。


こちらの記事などは、3万を超えるビューをいただいている。
きっと、みんながまちの和菓子屋さんのおむすびについて知りたがっているのに、それを話題にしている記事が世の中に少ないのかもしれない。



では、まちの和菓子屋さんのおむすびの魅力は、なんだろう。

ひとつ言えるのは・・・
まちの和菓子屋さんは、お米を使うことのプロということだ

そもそも、和菓子のベースにはもち米だったり上新粉だったりとお米を使っている。

そのお米を毎日使っているのだから、おむすびも美味しいに決まっている。


そして、そのまちの人に長く愛されている味というところも大きな魅力だ。

華やかで流行りのスイーツではない、お団子やおまんじゅう、そしておむすび。
地元のひとに愛され、長い間食べられてきた味を知ることは、そのまちを知ることにもつながる。
それって結構楽しいし、そのまちも好きになってしまう。

もちろん、すべての和菓子屋さんにおむすびが置いているわけでもない。

経験上、和菓子屋さん10軒に1軒くらいの割合。

それでも、数少ないおむすび屋さんを探すよりも、高確率でおむすびに出会えるのだ。


さあ、まちの和菓子屋さんのおむすびを探しに行こう!


小江戸川越。
国内外からの観光客に大人気のまちだ。

この川越のまちをぶらぶらまち歩きをしながら、おむすびを探していく。



ただ、まち歩きをしているだけだとおむすびにはなかなか出会えないもの。
そういう時は、おむすびがありそうな雰囲気を探していくのがいい。

例えば、そう。
まちの和菓子屋さん。

これまでの経験上、おまんじゅうやお団子を売っているような昔ながらの和菓子屋さんにおむすびを売っていることが多いのだ。

通りの向こうに「芋ようかん」と軒先に大きく書かれた和菓子屋さんを見つける。

もしかしたら、おむすびがあるかも。



通りを渡って、近づいていく。
(歩道にはチンパンジーとワンちゃんが座っている。川越のまちには、なぜか、オブジェが多い)

焼き団子、かき氷、芋ようかん。
いわゆる和菓子屋さんののれんや看板が見える。

その下に・・

「てづくり おにぎり もとや」の文字が!

あった!


カランカラン。
扉を開けて、お店の中に入る。

すると正面のショーケースにおむすびが並んでいる。

たらこ、シーチキン、おかか、明太子・・

なんだか、ほっとできるラインナップだ。
ツナではなく、シーチキンと商品名をそのまま出しているところも、ほっこりポイント!

その中で、ひとつ気になるおむすびを見つけた。

とりそぼろ。

和菓子屋さんの、とりそぼろ。

絶対、食べてみたい!


少しこぶりで、海苔がしっとりと巻かれたおむすび!
こういうので、いいんだよね。

さっそく、いっただきまーす!

かぶっ。


おっ!
うまい。

甘辛く煮付けられてた、とりのそぼろ。
これが、お米の甘みとちょうど合う。

けっして派手ではないけれど、ほっとできるような、ちょうどいい味。



川越のまちの和菓子屋さん「もとや」のほっとできる「とりそぼろおむすび」


ご馳走たまでした!




【第6話】川越に生まれたレトロな古民家おにぎりカフェ「りんどう」


日本中でおむすび屋さんの新規出店が続いている。

日本中で1000店ぐらいと言われていたおむすび専門店。それが、ここ数年の間に2000店以上に増えてきているらしい。
倍増だ。

おむすびブームが来ていると言ってもいいのかもしれない。

5年以上、毎日のようにおむすびやおむすび屋さんの情報を発信している自分にとっては、こんなに嬉しいことはない。


とはいえ、自分のやるべきことを見失ってはいけない。
魅力的なおむすびや、愛されているおむすび屋さんなどを、世の中にわかりやすく、丁寧に伝えていくこと。
これは、自分の指名としてやっていこうと思う。


おむすび情報に詳しいということで、周りからもこのようなことをよく聞かれる。

「お持ち帰りではなく、おむすびを食べられるおすすめのおむすび屋さん教えて?」

「女性でも入りやすいおむすび屋さんはないの?」

「せかされずに、ゆっくり食べられるおむすび屋さんを知ってる?」


このアンサーとして、カフェみたいにくつろぎながら、美味しいおむすびが食べられるお店を今回は、紹介したいと思う。


川越”おむすび”さんぽ。

江戸時代の街並みとレトロお洒落な近代の建物のコントラストが美しい川越のまち。
このまちをブラブラ歩きながら、おむすびを見つけていこうというノンビリ企画。


大通りもいいけれど、すこし路地に入ってみるのも楽しい。
そこには、こんな不思議な世界も広がっていた。


観光客で混雑してる大通りに比べて、裏通りは空いている。
歩きやすく舗装された道をずいずい進んでいける。


突然、目の前に黒板風の看板が現れた。

看板には「オススメメニュー」と書かれていた。

なにが書かれているのだろう。

看板に書かれている紙を見てみる。


!!!!

おにぎり!!!!



看板の横を見ると、民家風のところに大きく「手作りおにぎり」と書かれた紫色の幕を見つけた!

もしかして、おにぎり屋さんなの?


カラカラカラ
入り口の扉を開ける。

そこは、古民家風のカフェだった。

木造で落ち着けるような内装。
植物がたくさん飾られていた。

お店の名前は「おにぎりかふぇ りんどう」
今年の8月のオープンしたてのお店らしい。

外に紫の幕があったりや店内に植物が多いのも、この名前にちなんでいるのかもしれない。


メニューはおにぎりとドリンク類。
あとは、セットメニューもあった。

おにぎりの種類が、いろいろあって迷ってしまうな。

こういう時は、お店の方に聞くのがいちばんだ!

「すみません。オススメのおにぎりはなんですか」


明太マヨ!これがオススメですよ!
お店の方はこう答えた。

「それ、ください!」


しばらく待っていると、出来立てアツアツのおにぎりが出来上がってきた。


さっそく、いっただきまーす!

かぶっ。


うん、うまい!

おにぎりの上に掛かっていたのが、トロットロの明太子マヨ。
これが、ふっくらとむすばれたごはんにぴったり!

海苔も厚みがあって、このパリッとした風味もいい感じだ。

今回はテイクアウトにしたけれど、店内でこのおむすびを食べながら、ゆっくりと休憩するのもよさそうだ。


川越に新オープンした、レトロな古民家おにぎりカフェ「りんどう」
まち歩きにぴったりの素敵なお店でした。

ご馳走たまでした!




【第7話】おいも〜おいも〜焼き芋おにぎりだよ〜芋太郎「翠扇亭」


えっ、焼き芋のおにぎり!?
そんなの聞いたことがないぞ。

いや、待てよ。
はっはっーん。

前にもあったぞ。
お芋が入ったおにぎり。
ほくほくしたお芋ごはんのおにぎり。
そのパターンね。


と思っていたら、このあと度肝を抜かれることになる…


蔵屋敷が並ぶ川越の街。


通りに趣のあるお店が。
小江戸横丁と書かれている。
中には、いくつかの屋台が固まっているようだ。

店頭のポスターをよく見てみると、黄色く三角形の何かが…

あっ!


な、なんと、本当に焼き芋のおにぎりが!

川越で生まれた焼きいもおにぎり「芋太郎」
いったい、どんな味がするのだろう。


熱っ、ほくほく!
滑らかな甘さが口の中に広がる。
見た目はおにぎりだけど、中身はまるでスイートポテト!
焼き目がついているところも食感が変わっていて、楽しめる。

これは、いいものを食べたなあ。

えっ?
おにぎりじゃないって。

まあいいでしょう。
おにぎりって書いてあるのだから。

今回は、グレーゾーンということで!

ご馳走たまでした!!!

(2020年訪問。現在は別の場所に移転)






【第8話】にくと言うおむすび。僕だけのパラレルワールド 「福々スタンド」


朝の川越
人の通りがまったくない。

時空が止まってしまったような
僕だけのパラレルワールド。


まるで、時代劇に出てくる横丁のセットみたい。


お腹 空いたな…


通りで見つけたFUKU FUKU STAND。
おむすびと米粉ワッフルのお店。

注文したのは、「にく」という名のおむすび。



近くの神社に。

そのまんま、「にく」と書かれた包み紙。
(キン肉マンに出てくるミートくんみたい…)



ボリュームたっぷりの焼肉!
ふっくら握られたおむすび。
ちょっと生姜の効いたタレが染みていて、これがまたうまい!


時には、こんな川越の楽しみかたも。

ご馳走たまでした!

(2020年訪問)



小江戸川越 おむすび探してぶらり旅


「小江戸川越 おむすび探してぶらり旅」
いかがでしたでしょうか。

おむすびと言えば、お米と海苔と具というシンプルなメニューという概念。この川越のまちの中ででも変わってきていると思えたのではと。

「おむすび」にこだわった旅。

また、みなさんに紹介していきますね。
では!




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ファンベースデザイナー、地域創生プロデューサーなどしてます。 おむすびnoteを毎日書いてたり、浦和レッズを応援したり… みんなが、好きなこと、応援したいことを素直に言える世の中にしたいなあ。 皆さんと、いろいろなコラボをしたいです! ぜひぜひご連絡ください!