レッサーパンダと寿司おにぎり (静岡県三島市おにぎり探訪旅)
【1351むすび】ふるや(三島)ちらし
《連続1920日目!》
全国を周りながら、その土地でしか食べられないおにぎりやおにぎりを売っているお店を探すシリーズ。
今回訪れたのは、静岡県の三島市。
伊豆半島の北側に位置し、富士山も目の前に。
古くから三嶋大社の門前町としても栄えていたそうで、歴史もある。
しかも、富士山の伏流水がいたるところで湧き出ていてお水が美味しいことでも有名。
歴史があって、美味しいお水もある。
美味しいおにぎりに出会えそうな予感!
JRの三島駅に降り立つ。
かなり天気が良さそうだ。
三島のまちをどんどん歩く。
すると大きな森が現れた。
入り口には、楽寿園と書かれている。
どうやら、市の公園施設らしい。
入場料を払って園内へ。
川や池もあり木陰も多いので、涼しく感じる。
気持ちいいー
文化財の建物などもあって、いろいろ楽しめた。
休憩所では大きなかき氷も。
ほとんど人がいなかったこともあって、貸切気分〜
この楽寿園の中には動物園もあった。
行ってみると、アルパカやカピバラなどがのんびり暮らしていた。
レッサーパンダもいた。
その茶色と白のふさふさした感じがたまらない。
お食事間なのか、目の前で笹を食べている。
一つ一つの仕草が可愛すぎる。
癒される。
ちなみに、レッサーパンダは動物界の人気者ジャイアントパンダ。以前は、食性や手の形状から同じ仲間にされていることも多かったが、現在ではジャイアントパンダはクマ科、レッサーパンダはレッサーパンダ科と離れた種として分類されている。
まあ、種類は違っても、両者のその愛くるしさは変わらない。
楽寿園を出て、伊豆箱根鉄道の三島広小路駅の方へ向かう。
このあたりは駅が多くて、徒歩での移動も容易だ。
通り沿いに1軒のお寿司屋さんがあった。
いや、ちょっと違う。
看板には、寿司だけではなくて、寿司・おにぎりと書かれてい
もしかして、おにぎり屋さん!?
それともやっぱりお寿司屋さん!?
お店の名前は、寿司おにぎり ふるや。
お店の前には、カウンターがあって、次から次へと人が来ている。
カウンターにあるガラスのショーケースを見てみる。
おにぎり!
そうなのだ、おはぎやのり巻きはあるけれど、基本はほぼおにぎりなのだ。
つまり、こちらは、おにぎり屋さんなのだ。
しかし…
見つけてしまった。
ガラスケースの中央にある「ちらし」という文字を。
そう。
ちらしといえば、お寿司。
おにぎりの仲間にはない名前だ。
もしかして、ここはお寿司屋さんなの?
わからなければ、食べてみればいい。
しっとりと少し茶色味がかった「ちらし」
さっそくいっただきまーす。
がぶっ。
あっ、懐かしい感じ。
おいなりさんの中に入っているように甘くお酢で味つけられたごはん。
そこに刻まれた油揚げやにんじんなどの具材が混ざっている。
昔食べたような優しい味わい。
癒される。
そうなのだ。
そもそもお寿司とおにぎりで無理やり分けようとしていた自分がバカだった。
どちらでも、その美味しさは変わらないのに。
レッサーパンダとジャイアントパンダが別の種類だって、その愛くるしさは変わらないのに。
三島のまちで見つけた、寿司おにぎり。
ご馳走たまでした!
なぜかパンダ好きとして、がっつりTVに出てしまった話もおかわりどうぞ。
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