啄む亭血液法師

日記やメモがわりに使う事がある。

啄む亭血液法師

日記やメモがわりに使う事がある。

マガジン

最近の記事

漫画を描くたび毎回、この勘違いをしている気がする。

50ページ近い漫画のペン入れが全て済んだ。嬉しくて泣きそうになる。9月にペン入れを開始しておよそ2ヶ月だ。途中3回くらい締切に間に合わせるのは無理かもと思った。しかし、特段筆が早くなったわけでもないにも関わらず、発想の転換と工夫と継続によって、それを成した。まだ完成したわけではないが、ステップは確実に上がった感覚がある。 今年は月産ページ数が飛躍して伸びた。5月ごろの本は月9.5ページ、6月ごろは16ページ、今が(ペン入れまでなら)25ページだ。これがどれだけ嬉しいことか、人

    • 俺がリアルタイムで配信見るの、せいぜい5人なんだけど

      見てる側として、実はとりわけ、同時接続が増えてほしいと思わない(意地悪とかじゃなく…)一方で、配信者が同接増加を望むなら、増えればええのになあ、とぼんやり思う。 俺が延々と、キモータコメントし続けていても、サラッと流れるくらいコメントが多かったら、まあ助かるな、という程度のことを思う。 以下、YouTube活動について考える。 自身のYouTubeパワーを計る指標として 「チャンネル登録者数」「同時接続数」「動画再生数」というのがあるけど、それぞれ、あんまり連関してない

      • 感想メモ

        非美学一旦通読した。大急ぎで読んだから、ざっくりの流れを見たに過ぎないんだけど、一旦閉じる。飲み込めてないところを追ってもいいのだが、やめて、一旦メモ的にこれを書き、他の事をして、また思い出したら読む。 読んでて楽しかったというか、発見が多くありつつ割と飲み込めているのは、二章と五章だっただろうか。六章では長めに東ー千葉ー平倉の流れを総括していた気がするけど、『存在論的、郵便的』のポジティビティを問うてるところなど個人的には良かった。 『存在論的〜』は、意味もなく結構読み返

        • 【ヒストリエ12巻発売】今こそヒストリエ読もう!という記事

          「ヒストリエ」ほんとマジめちゃくちゃ面白いから、読んだ方がいい!って人にお薦めしたいお気持ち注意報、発令中。 パッと見で、歴史物だからって避けている人、絶対いると思うんだよな。舞台はギリシャ、紀元前、主人公は「エウメネス」、、誰やねんて。 そう思うの分かるけど、大丈夫だからそこは。。俺、歴史物好きじゃないし、世界史知らないし、片仮名の名前ぜんぜん覚えられないけど、面白いから。。(知ってたら楽しめる要素もいっぱいあるので、歴史本も読みたくなるよ!) ほんと、読むと人生の得だ

        マガジン

        • 長い自分語り
          6本

        記事

          日記(にっき)〜Nikki〜feat8月からどうしよう

          今年はもう一作オリジナル描いて終わりにしようと思ってたけど、予定変更しようかなと。勝手にしろよって話だが、自分が立てた予定を崩すのがストレスなので、自分を説得するために書き出す。ざっくり理由が二つある。 まず、1次創作に疲れた。いやいや一作しか描いてないじゃん。それはそうなんだけど。なんだろう。登場人物の気持ちに寄り添うのに疲れた。シリアスな感情に付き合うのに疲れた。もっとゆるく、快楽が多い作品を描きたい。 既にプロットが出来てる作品は百合なんだけど、縛りも多くて、ページ数

          日記(にっき)〜Nikki〜feat8月からどうしよう

          ユッコちゃん最終日考察レポート

          さいきん卒業した三拍ユッコちゃんが最終日に話してたこと。 人間関係をリセットしたいし、究極忘れてもらって霞のような存在になりたい(大意)ってやつ。気持ちがわかりそうで中々言葉にならず、ずっと気になってて、今日ようやくちょっと腑に落ちた。もちろん勝手な想像で思い込みだけど。 最初からちょっと不思議だったのは、人間関係を「切りたい」じゃなくて「リセットしたい」って表現してたことで。「人が嫌い」とか「人に興味がない」なら「切りたい」って言うと思うんよな。でも「リセットしたい」と表

          ユッコちゃん最終日考察レポート

          影ライブについて、個レスのような追加記事

          傷ついてる人に物言うのもどうかと思うが、「身内だけの閉じた現場だったから お祭りとして機能した」という言葉は、あのライブが「"身内向け"のライブだった」という意味ではない。 「身内だけだったのが”結果的に”良かったね」という結果論の話をしてるに過ぎず、それも個人的な所感に過ぎない。 配信をはじめは検討していた事、様々なリスクを考慮し断念した事は語られており、やむをえず現地に来れなかったファンを蔑ろにしたわけではない、という情報は、情報として書いておく。情報を追うのは大変だ

          影ライブについて、個レスのような追加記事

          Vtuberの影ライブについて!(ちょっとメタな話)

          最近のXにて、 Vtuberさんが 三次元リアルアバター(と便宜的に呼称する) 使うのってどうなんだ?という議論があった。 その議論にはさして興味はないのだが 自分にとって一番身近なシアーミュージックVの リアル影ライブについて、もう少し踏み込んで 頭の整理をしてみてもいいなと思い、する。 先に結論だけ言えば、 今回の影ライブは企画として めちゃくちゃいいと思っている。 一息でまとめると、 実質は”三次元”の”アバター”だが、 ”影”という”極限の平面”でもあり、 次元

          Vtuberの影ライブについて!(ちょっとメタな話)

          「まって!レイニーレタス」メンバーを独断と偏見で紹介する記事

          音羽ララ カラオケバーサーカー。 ビールをスイスイ飲みながら 楽しそうにずっと歌っている所が チャーミングでリスナーの癒し。 ノンストップで歌う歌枠が多いので、 運転中や睡眠にも最適らしい。 歌リクエストの受付率も高い。 個人的オススメはボカロ歌枠。 「妄想感傷代償連盟」 「ロミオとシンデレラ」最高。 ポップスだと「踊り子」良い。 オリ曲は「極夜病」が好き。 普段はおっとり歌はしっとり まれれ内トップセクシー※当社比 複数人の時はしっかり仕切るタイプ。 メンバーのこと

          「まって!レイニーレタス」メンバーを独断と偏見で紹介する記事

          Vtuberとリアルな身体

          最近にわかにTwitterで 盛り上がっていた例の件。 俺はどちらかというと、 3次元要素は、 好ましくない派だったのだ。 だが少し前くらいから、 そうでもなくなった。 特に大きなきっかけがあったわけではないが、 自分の中での問題意識の切り分けが済んで、 どっちでもいいんじゃないか という気持ちになった。 それについて書いておく。 ==================== まず 3次元タレントの 「Vtuber化」はあまり好きじゃない。 「〇〇から、Vtuberになる」

          Vtuberとリアルな身体

          『非美学』読みながら”漫画の概念”は何だろうと考える

          非美学を読んでいて(まだ序論)「映画”の”概念」という話が出てきた。「映画についての概念」ではなく「映画の概念」「映画が喚起する概念」。 今まで、整理できていなかった事が言葉になった。簡単な話ではあった。映画ゆえに語れることがある。哲学を介す事なく、映画はそれ自体によって物事を語っている、という事の提示。感覚ではわかっていたが、言葉でわかっていなかった。 哲学を知っていれば物事を語りやすくなる感覚があった。それゆえに、哲学をメタ言語のように考える”気分”が自分の中に、まだ

          『非美学』読みながら”漫画の概念”は何だろうと考える

          脱稿後、印刷物爆誕までの時間、イベントまでの時間の憂鬱症状の記録

          自分の中にいる他人が一番冷たい 描いてる最中は 自己満足だから 良いんだけども 物質化した途端 他者性を帯びて 物体の存在価値 について考える 俺が描いたものはこの世界に必要だったか? 必要ないどころか、加害性があったら? 躊躇い。 何故存在してしまったのか? 誰かの目に触れる前に 無かった事にすべきではないだろうか。 考えることをやめないこの頭を 胴体から切り離してしまいたい 最も恐ろしい事は人の手に渡らないこと。 人の手に渡らないこと、読まれないことは 印刷物にとっ

          脱稿後、印刷物爆誕までの時間、イベントまでの時間の憂鬱症状の記録

          毎日お肉を食べたい。

          毎日お肉を頂きたい。 牛肉や豚肉や鶏肉を、ご飯と一緒に、毎日いただき食すことができたなら、どんなに幸せだろうかと思う。毎日、毎日いただきたい… 料理らしい料理を作れないの、ややコンプレックスなんだけど、料理が好きな人、色んなものを作れる人って、色々なものを食べるのがそもそも好きだよね。。素敵だと思うし羨ましい。俺は、塩胡椒で焼いたお肉様とご飯様が食べれたら幸せMAXだから、「何か」を作る気が全く起こらなくて。 お肉とお米だけで幸福で、それ以外はノイズになるから、前菜も副

          毎日お肉を食べたい。

          くう〜wこれにて脱稿です!w

          先月末同人誌出したばかりなんだけど、1ヶ月後、 もう一冊作ることになるとは思わなかったな。 我ながら元気だな〜、と他人のように思うけど、 マジで具合悪かった〜。目まぐるしい1ヶ月だった。 このスピード感で作ったこと今までなくて、 自分にとって良いサンプルになったので、 目が回ってるついでに振り返る。 一応、書いておくと 俺頑張ったから褒めて〜的なことを 意図したものではなく、 単純に文章化して記録を 残しておくのが好きで。 終わった感も出るし。 セルフ一人打ち上げ的な、 自

          くう〜wこれにて脱稿です!w

          あとがきに入る予定のないシアーミュージックV妄想漫画解説語り

          全員分書いたので妄想の説明するけど、ユッコさん漫画は当初、先輩社員ユッコに煽られながら指導を受ける新人社員っていう構想があって、それも面白かったんだけど、面白い人だからもっと距離近くギャグ要素を多めでやりたいなって思い直し、最後の最後で身内ネタに切り替えたらしっくり来ましたね(一番最初に描いたけど一番最後に構想ができた)。生意気な義妹、生意気な実子としての構想もありましたが、なんとなく「上」であって欲しいなと思い、義姉になった。配信見てるとリスナーに対してヨシヨシしてる印象が

          あとがきに入る予定のないシアーミュージックV妄想漫画解説語り

          細かくて伝わらない「魔ノ姫こあく」ちゃんの魅力

          細かくて伝わらないシリーズなんだけど、 いつだかの配信で言ってたことが、う〜ん好きだった。 「また今度も新曲出しちゃったりする?」と 半ば冗談、半ば期待で聞いたリスナーに対して 「ん〜現状に不足は感じてないかな〜」と言ったこと。 俺は、これを聴いて、すげーかっこいいと思った。 何故なら、この言葉は現在ある3つの曲に対し 一旦やり切った”自信がある”ということで ファンとしても同意できるほど 実際”完成度が高い”。 妙に納得させられる言葉だったからだ。 「好き好き大好き〜

          細かくて伝わらない「魔ノ姫こあく」ちゃんの魅力