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2018年7月の記事一覧
「ラッキー」なワタシを信じるのみ!
「フォルトゥナータ」
最近なんかのブームなんでしょうか。シングルマザーを主人公とする物語の。しかもどっちかというと気の強い、見た目はハデな感じのヤンママ(←これ、死語?)の。そういう女性に対する偏見の目って凄まじくて、大抵、そういう「世間の目」を通しての彼女たちを切り取ったものが多いと感じる。
「幸運」を意味する名前にもかかわらず、フォルトゥナータの結婚生活は夫フランコの暴力で破綻し、離婚
中年ダメオヤジの自分探し物語、なのか?
「メイド・イン・イタリー」
やっと!やっと!今年のイタリア映画祭のレビューを書き始めます。
リコは精肉工場で働く中年の労働者。グローバル化の影響で工場を去らざるを得ない同僚が出る中、解雇されることもなく、妻や友人たちとの関係も良好で一見幸せに見えたが、実は心の空虚感を埋められないでいた。心機一転を図ろうと、友人たちとローマへの旅に出るが、ローマでの出来事が思わぬ事態を招く。(公式サイトより
飲みかけのブルーサイダーに、エメラルドグリーンの水面に。
「君の名前で僕を呼んで」
すっごく話題になってて、エリオ役のティモシー・シャラメのファンが増えて、ある意味ここ最近の「LGBT映画」の金字塔にもなるんじゃないかという作品がこちら。
83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすう
誰よりも不運な女の話なのに、なぜかスカッとする映画。
「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」
トーニャ・ハーディング。
彼女の名前は記憶の片隅にある。日本ではまだ今のようにフィギュアスケートが流行ってはいなかった頃、私が小中学生の狭間にある頃に世間を賑わせたということだけ覚えていて。
ただ、その記憶には誤りがあって、ライバルのナンシー・ケリガンにケガをさせたのは彼女自身だったと思っていた。そんな私の記憶違いを、その当時の人々へのインタビュー