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とにかくひたすら映画について語る vol.3

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映画関連noteが200に到達したので、新たにマガジンを作りました。
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2018年7月の記事一覧

あらゆるテーマを詰め込んだイタリアンサスペンスフルファンタジー!

あらゆるテーマを詰め込んだイタリアンサスペンスフルファンタジー!

「シチリアン・ゴーストストーリー」

時は1990年代初頭、シチリアで、マフィアによって一人の少年が誘拐、監禁され、その数年後、酸で溶かされ殺された事件があった。

マフィアは子供はターゲットにしないと言われていたのに。

その少年は、私と同世代だった。そんな凄惨な事件があったなんて、今の今まで知りもしなかった。

これは、そんな実在の事件を元に書かれた小説が原作の映画です。

お互いに好意を

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「ラッキー」なワタシを信じるのみ!

「ラッキー」なワタシを信じるのみ!

「フォルトゥナータ」

最近なんかのブームなんでしょうか。シングルマザーを主人公とする物語の。しかもどっちかというと気の強い、見た目はハデな感じのヤンママ(←これ、死語?)の。そういう女性に対する偏見の目って凄まじくて、大抵、そういう「世間の目」を通しての彼女たちを切り取ったものが多いと感じる。

「幸運」を意味する名前にもかかわらず、フォルトゥナータの結婚生活は夫フランコの暴力で破綻し、離婚

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中年ダメオヤジの自分探し物語、なのか?

中年ダメオヤジの自分探し物語、なのか?

「メイド・イン・イタリー」

やっと!やっと!今年のイタリア映画祭のレビューを書き始めます。

リコは精肉工場で働く中年の労働者。グローバル化の影響で工場を去らざるを得ない同僚が出る中、解雇されることもなく、妻や友人たちとの関係も良好で一見幸せに見えたが、実は心の空虚感を埋められないでいた。心機一転を図ろうと、友人たちとローマへの旅に出るが、ローマでの出来事が思わぬ事態を招く。(公式サイトより

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飲みかけのブルーサイダーに、エメラルドグリーンの水面に。

飲みかけのブルーサイダーに、エメラルドグリーンの水面に。

「君の名前で僕を呼んで」

すっごく話題になってて、エリオ役のティモシー・シャラメのファンが増えて、ある意味ここ最近の「LGBT映画」の金字塔にもなるんじゃないかという作品がこちら。

83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすう

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誰よりも不運な女の話なのに、なぜかスカッとする映画。

誰よりも不運な女の話なのに、なぜかスカッとする映画。

「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」

トーニャ・ハーディング。

彼女の名前は記憶の片隅にある。日本ではまだ今のようにフィギュアスケートが流行ってはいなかった頃、私が小中学生の狭間にある頃に世間を賑わせたということだけ覚えていて。

ただ、その記憶には誤りがあって、ライバルのナンシー・ケリガンにケガをさせたのは彼女自身だったと思っていた。そんな私の記憶違いを、その当時の人々へのインタビュー

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ハンガリー発、エロさが一切ない心でつながる"官能"物語。

ハンガリー発、エロさが一切ない心でつながる"官能"物語。

「心と体と」

この物語が、好きだ。

この作品の質感が、とてつもなく好きだった。

全体的に白く、淡く、渇いていて、けれどそれはとても温かく、柔らかい。そんな印象をこの映画から受ける。

この物語の主人公である男女、エンドレとマーリアの二人のやりとりは、とてもぎこちない。他者とコミュニケーションをとることって、距離を縮めようとすることって、こんなにも大変なことなんだって、改めて気づかされて。

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