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2018年5月の記事一覧
色彩のない世界に、彼が「見た」ものは。
「ザ・ウォーカー」
原題;The Book of Eli
あらゆる文明が崩壊した近未来の地球。イーライと名乗る男(デンゼル・ワシントン)は、世界でたった1冊残る本を運び、30年間、ただひたすら西へ向かって旅をしていた。そんな彼の前に、その1冊の本を探し続ける独裁者・カーネギーが現れる……。(映画.comより転記)
これもまーったく自分で見ようともしなかったものを例の如く、オススメされて見
ネバー、ネバー、ネバー、サレンダー!
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」
チャーチルは、政界でも嫌われ者、「過激な男」として名を轟かせていたようだ。しかし、タダの口だけ男ではない。彼の口から、キケロやホラティウスの名が出てきたように、古代の知識人の言葉を引用しながら、大きな決断をし、道を切り拓いてきたと感じた。それは、映画という媒体だからこそ、ドラマチックに仕上げているだけかもしれないけれど、それでも今こんな政
くり返しじゃなく、一度で全てを感じろ「神のみぞ知る」復讐物語。
「レヴェナント 蘇りし者」
これは、自分から見ようと思って見たものではありません。とある事情から、オススメだと言われて見ることになったものですが、本当に夢中になって見ました。何をもってして、私はこれをスクリーンで見ないという選択をしてしまったんだろう…。
そもそもディカプリオの映画を見るのが、これで2回目なんです。あんなにたくさんの映画を見てきているのに。しかも「タイタニック」や「ギルバート・
こんなにも辛くて苦しい人生を「ワタシ」は生きる。
「ナチュラル・ウーマン」
こないだのアカデミー賞外国語映画賞を受賞したチリ映画。ラテンアメリカの映画は定期的に見ている方ですが、チリ映画はメキシコ、アルゼンチンにつづき、切り込んでくるものが多いと感じます。
ウェイトレスをしながらナイトクラブのシンガーとして歌うトランスジェンダーのマリーナは、歳の離れた恋人オルランドと暮らしていた。しかし、オルランドは自身の誕生日の夜、自宅のベッドで意識が