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ゆい奈
2022年7月27日 22:58
晴れ朝、酵素ドリンクをのみながら『ことばの途上』を読みおえる。おにぎりを拵え、仕事へと向かう。とても慌ただしく、一向にやらなければいけない仕事が終わらないという状況が退勤時間ギリギリまで続き、解せぬ、という具合。がしかし、そういう日もあるわけで、そういう日があるからこそ、誰かのやさしさに触れることができるのであって、一人では生きていけないなんて、わかっているはずなのにね、と帰りの車内で思ったり
2022年7月5日 21:59
20220704|朝から雨セミの声は聞こえるし、カブトムシは甘ったるい匂いのするゼリーのなかに体ごと浸っている。あのかたい背中もひょっとして甘い匂いになっていたりしないかなんてばかなことを考えながら、雨の音は、記憶を遠い過去へと連れていき、どうすることもできないものだけを残してどこかへ消えた。あのひとは、きょうも誰かをおもって、すこし死んだりしながら息をして、いつまでも消えない悲しみに絶望して