#11. 3 dots connected vol.1 ー 「ホテルはメディアなのではないか」
印象に残った言葉と言葉をつなげて、あれこれと考える企画、第1弾。
初回のキーワードは「メディア」。
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「ホテルはメディアなのではないか」
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「ぼくらの仮説が世界をつくる」(コルク代表佐渡島さん著)に出てくる、行動を起こす前に仮説を先に立てるという話。最近調べているDtoCの事業にも当てはまる。
・スーツケースは、旅行の一番身近な相棒ではないか?
・スーツに人が合わせるのではなく、人(生き方)にスーツがあわせるのではないか?
など。DtoCに限らず、ビジネスは世の中に対して仮説を立て、その答えを見つけていく(作っていく)作業かもしれない。
何か新しいことが起こっている背後にはこうした仮説があるという仮説。
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Media is the new retail
リテールがメディアに、メディアがリテールになる
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スーツケースの会社が旅の雑誌を出したり、マットレスの会社が睡眠の冊子を出したりする一方、WIREDも常設店舗をNYにオープン。
デジタルか、リアルかという二分化の時代はとうに終わり、顧客に対して最高の体験をあらゆるチャネルで提供していく中で、デジタルとリアルをどう使い分ける、融合していくのか?統合の視点が重要に。
メタ視点で考えると、メディアが本来の意味のメディアー媒介者/物になってきたというか。すべてのものがブランドのビジョンを媒介するメディアとなったととらえる方がすっきりするかもしれない。
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「ネットは検索のメディアで、雑誌は発見のメディアだ」
in わたしのサブスク BRUTUS編集長 西田善太
※ケトル嶋浩一郎さんの発言を引用
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検索メディアは辞書ーいかに効率よく知りたい情報にアクセスできるか。
発見メディアはウィンドウショッピングーいかに興味の惹かれるものに出会えるか。
タグ検索は二つの中間みたいな感じだろうか。発見→検索が一度に行える。
この2つに加え、3つ目のメディアが体験のメディア。
いかにブランドのもつ世界観を感じられるか?がとわれる。
上二つでみたホテルや雑誌/冊子/店舗はこの体験型メディアの最新事例。
"VI から XI(エクスペリアンス・アイデンティティ)" という話(※1)もあり、スペシャルでアイコニックな体験を提供できるブランドが生き残っていく時代に。
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■後記
パイン&ギルモアによる経験経済の本がでたのが2000年。当時はまだデジタル発展途上期、いや黎明期か。デジタルの波が一周して、時代がここに戻ってきたのだろうか。
※1"VI から XI(エクスペリアンス・アイデンティティ)" という話
↓のポッドキャストの 1:02:21 あたりから
nora.