生ポルチーニ茸の食感は…
■ロックダウン乗り越え、5ヶ月ぶりにレストランで家族と外食
とは言えまだ屋内は不安があるので、外の広い庭でテーブルを囲めるお店をチョイス。
注文したのは、ビーフステーキの生ポルチーニ茸添え。サイドにポルチーニが来るのかと思っていたら、10センチくらいはあるスライスがモリッと載せられているではないか!イタリアのゴツゴツした岩山っぽいワイルド感。
そして食感は、サクッ。
松茸のような歯応えを予想していたものの、実際は歯切れがよくて、シコって言うよりはサクッ。
今までスーパーでもお高い乾燥ポルチーニか、オイル漬しか食べたことなかったけれど、やはり生はすばらしいね。喉が嬉しいよね。あ、ちなみに乾燥でもオイルでももちろん美味しいよ。歯応えは、マッシュルームみたいにシナっとなり全く別モノになってしまうけれど。
よく考えると、生のキノコってあまり食用されない。松茸でも、ちょっとだけ燻したり、お出汁にしたりするでしょ。
だから生ポルチーニ茸に出会えたら、ぜひ試してほしい。
ローマ以北から、北イタリアに夏旅行に来たら、マーケットやレストランで出会える可能性が。
■ポルチーニってどんなキノコ
がっしりと重厚な見た目で、大きなサイズになりやすく1~2kg以上になることも。平地の樫や栗の木、高山のブナやモミの木に群生して育つ。
5月から6月にニョキっとはじまり、雨が降れば良く育つ。8月には森の中でも見られるようになって、9月から10月にかけてが最盛期。
生で食べられるのは、ポルチーニやシャンピニオンマッシュルームなど。特にポルチーニは、サラダで生で食べたり、クリームパスタ、オイルでサラッと炒めたり。
森を散策していても簡単には見つからないシロモノだけど、いつかニョキっと生えているところを見てみたいな。
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◆今日の使ってみたい英語フレーズ◆
日本語は、感覚を表すのに擬音語が駆使される言語。一方で食感を表す英語、いざ使ってみないとなかなか出てこない。
crispy サクっと・カリカリの
crunchy コリッと・コリコリの
fluffy ふわっと・ふわふわの
The texture of raw Porcini mushroom is crispy and delicious. 生ポルチーニ茸の食感は、サクッとしていて旨い。
texture は「食感」を意味していて、raw は「生の」という場合に使う。
刺身も raw fish で通じる。キノコだったら、fresh muchroom でも新鮮さが伝わる。
おいしいものを食べたら、そのうれしさをサラリと英語で表現してみたいね。