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有識者に聞く、小売の今と未来 記事まとめ

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リテールの“今と未来”を探るべく、小売業界に詳しい有識者や専門家の方々へのインタビューを定期的に更新しています!
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記事一覧

「セントラルスクエア」「BLANDE」「Foocot」差別化を目指すスーパーマーケット新業態の狙いとは ~店舗の異業種・新業態(後編)

前回、実店舗の異業種展開の動向について紹介させていただきましたが、今回は売上・粗利改善を目的に、既存店舗とはブランドや仕組みが異なる新業態にチャレンジしている事例に注目。ここ数年、国内でもスーパーを中心に様々な動きがある中で、小売業DXの有識者・郡司昇氏に話をお聞きしてみました。 ーー近年は国内のスーパーで新業態や新ブランドを展開するケースが増えているように感じます。何か気になっている事例はありますか? 郡司氏:個人的に興味深かったのが、ライフの旗艦店「セントラルスクエア

「アパレル×シェアオフィス」「本屋×カフェ」掛け合わせで実現する新たな価値とは ~店舗の異業種・新業態(前編)

ここ数年、世の中の状況が目まぐるしく変化する中で、街中のお店にも様々な変化が生まれているように感じます。単純に閉店/新規開店したというだけでなく、今までなかったような新しい形のお店を目にすることもあります。その中でも今回は業態転換や既存店舗とは異なる形の店舗を展開している事例に着目し、小売業DXの有識者・郡司昇氏にも意見を伺ってみました。 コロナ禍で事業を取り巻く環境が大きく変化する中、小売業界では消費者ニーズへの対応や売上向上、収益最適化などを目的として店舗戦略の見直しや

チャレンジする価値がある!?セルフチェックアウトで体験価値の向上が期待できるシチュエーションとは

ここ数年、スーパーやコンビニではセルフレジの導入が進み、レジ待ち時間の短縮や非接触でお会計できることから、積極的に利用している方も少なくないと思います。 そこで、私たちのnoteにたびたびご協力いただいている小売業DXの有識者・郡司昇氏に、「セルフレジ/タブレット付きショッピングカート」の活用が期待されるシーンや地方の無人販売所での今後の可能性、考慮すべきポイントなど、「セルフチェックアウト」まわりの話をお聞きしました。 ーー今回は「セルフチェックアウト」をテーマに、次世

“ノイズ”にならない広告とは。“シグナル”を送るためにすべきこと。〜店舗の広告活用(後編)〜

前回に引き続き、店舗のメディア活用/広告活用について、近年の動向や考慮すべきポイントを深掘りすべく、小売業DXの有識者である郡司昇氏に話をお聞きしました。 テクノロジー活用の前に、カテゴリーマスタの整理が必要――前回、お客さんにアプリを使ってもらうためには、パーソナライズの設計をよく考えるべきだというお話がありました。他に気を付けるべきポイントはありますか? 郡司氏:はい。パーソナライズもそうですし、お客さんが望む商品であったり、お客さんに新しい商品との出会いを提供するよ

顧客にとって“使いやすい〇〇”とは?〜店舗の広告活用(前編)〜

OMO戦略の一つとして、生活者のスマートフォンにクーポンなどのお得な情報や広告を配信する施策があります。データを活用したパーソナライゼーションも日々進化しており、一人ひとりの興味関心に合った情報を提供することも技術的には可能になっています。また、店舗に来店した人への情報伝達として、店内のスペースやディスプレイ、レジ付近のサイネージを活用するケースもあります。 このような店舗のメディア活用/広告活用について、近年の動向や考慮すべきポイントを深掘りすべく、今回も2回にわたって小

魅力が伝わる店内ディスプレイとは~実店舗の顧客体験を考える(後編)~

前編のインタビューに引き続き、小売業DXの有識者である郡司昇氏に、顧客体験を高めるための実店舗のアイデアをお聞きしました。 ――前回、体験型店舗SHOWFIELDSのユニークな商品展示の事例をご紹介いただきました。そう考えると、展示を工夫することで顧客体験向上にもつながりそうですが、展示にデジタルサイネージを活用するのはいかがでしょうか? 郡司氏:例えばアパレル店舗で新商品を売りたい時に、文字や画像では伝わりにくい商品価値を動画で表現するのは、顧客体験を高めるという視点で

Appleやコーセーに学ぶ、“体験”の作り方〜実店舗の顧客体験を考える(前編)〜

実店舗に求められる役割が変化する中、「いかに顧客体験を高められるか?」という視点で様々な店舗のカタチが生まれています。 以前noteでは小売業DXの有識者である郡司昇氏に、今後の実店舗の役割や接客のあり方についてインタビューを行いました。 今回は顧客体験価値を上げる実店舗の取り組みから、具体的に活用できそうな施策のポイントなどをお聞きしました。 売り場面積あたり売上高1位を誇る、Apple Storeの顧客体験――昨今、顧客体験価値を上げるために様々な形態のお店が登場し

人手不足を解消するロボット活用。飲食やその他業界での可能性も

最近、商業施設でロボットが道案内をしてくれたり、飲食店で配膳ロボットが料理を運んでいるのを見かけたことはありませんか? ここ数年、企業によるロボット活用の実証実験が進み、中には本格導入に至ったケースも出てきています。他にも、2019年に経産省が「ロボットの社会実装を促進するためのタスクフォース」を立ち上げたり、NEDOが今年7月に発表したリリースでは、「ロボットフレンドリーな環境」の構築に向けて、小売店舗における棚の欠品検知といった在庫管理や自動陳列を実現するための研究開発

「BOPIS」「Click & Collect」「カーブサイドピックアップ」それぞれの違いとは?

コロナ禍をきっかけに、海外ではBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)やカーブサイドピックアップなどの新しいサービスが急速に浸透しています。以前noteでも「アフターコロナも継続利用?小売店舗のサービスとは」というテーマで、小売業のDXに関する有識者である郡司昇氏にBOPISのメリットや可能性をお話しいただきました。 今回も郡司氏にご協力いただき、改めて「BOPIS」や「Click & Collect」「カーブサイドピックアップ」について整理して

セルフレジやタブレット付きのショッピングカートは日本に浸透するの?未来の店舗の可能性

「レジレス店舗」や「無人店舗」の可能性を探った前回。今回は買い物体験を高めるための一つの方法として、ショッピングカートを活用したソリューションの動向も追いながら、未来の店舗はどうなるのか?その可能性や期待を、投資メンバー(鳥井・小澤・吉村)の意見も聞きながら考えてみたいと思います。 Amazon Go以上のポテンシャル?Amazon Dash Cartの凄さ前回、米AmazonのAmazon Goを取り上げましたが、今回も米Amazonの事例からスタートします。2020年、

小売業界で話題の無人店舗。海外の動向と、日本に浸透させるための課題とは?

少子高齢化が進む中、労働力不足を解消する自動化、省人化施策として話題となっていた「無人店舗」。今では非(避)接触の買い物体験ができるという文脈で事例を耳にするようになった気がします。 無人店舗は本当に日本に浸透するのか?そのために乗り越えるべき課題は?といった疑問について、今回は海外の情報を整理しつつ投資メンバー(鳥井・小澤・吉村)の意見も交えてお伝えしたいと思います。 Amazon Goはレジレス店舗技術をサービス化未来の店舗の姿としてメディアで大きく取り上げられていた

小売のマーケティングトレンドと、「小売×メタバース」の可能性

テクノロジーやデータを活用した、新しいマーケティング/広告施策が次々と生まれていますが、リテール領域のマーケティングにはどのような変化が起きているのでしょうか? 小売業のDXに関する有識者である郡司昇氏に、近年の小売業界におけるマーケティングの潮流を幅広くお聞きしました。 小売とパーソナライズ施策は相性が良い?――テクノロジーやデータの進化に伴い、マーケティング/広告領域の高度化・複雑化が進んでいますが、小売業界で話題になっているトピックはありますか? 郡司氏:ホットト

マイクロ・フルフィルメント・センターは日本に浸透する?

スーパーマーケットなど店舗の敷地内に、オンライン注文に対応した小型の物流倉庫を整備するマイクロ・フルフィルメント・センター(MFC)。アメリカではICTやロボティクスを活用してMFCを構築する動きがトレンド化していますが、日本でも広がる可能性はあるのでしょうか? 小売業のDXに関する有識者である郡司昇氏に、MFCの本質的な価値や今後の可能性についてお聞きしました。 店舗の棚配置は、ネット注文のピックアップに最適化されていない――海外ではWalmartやKrogerなどの大

アフターコロナも継続利用?小売店舗のサービスとは

ECで買い物をした場合、家に届けていただくことが一般的ですが、最近では“ECで買ったものを店舗で受け取る”という買い物体験をしたことがある人も増えているのではないでしょうか? コロナ禍をきっかけに密回避や非接触ニーズが高まっていることもあり、こうした新しい買い物体験の提供が加速しています。 海外ではECで購入した商品を店舗で受け取るBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)やドライブスルーのように店舗の駐車場でオンライン注文の商品を受け取るカーブ