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「トヨタの非常識な仕事のルール」平易でわかりやすく、これが「This is LEAN」につながっていくんだなぁと思った。【読書レビュ】
おはようございます。 大橋です。 今週はみなさまいかがお過ごしでしたでしょうか。 毎日のように雨が降っておりますが、そんな時は終日ステイホームな昨今は影響が小さいですね。 そうそうNTTコムはNTTグループの中でも自宅勤務率が1位(80%越え)ということを何かの情報で知り、自分としては当たり前(かつ世の中のためになっている)と思っている週5日ステイホームは、やはりちょっと特別なんだな、と思うこともありました。
さらに、今週は公私ともに非常にストレスのかかった・時間確保が困難な一週間でして、大好きな読書も進めることができず、依然読んだ本をレビュに落とす時間を確保することも出来ず、ゴールデンウイークに書き溜めた読書レビュを二週目で早々に使い切ってしまう、という状況でした。 読み終わった本も増えてきてしまったし、次に読みたい本も(予約していた5月20日発売の本は発送されたとの連絡あり)いくつかあるし、また週末を活用して読書レビュを増やしていかねばと思っているところです。
ということで、(個人的に取り決めた)『アジャイル三部作』の第三部は、また次回に回すとして、今回は、「軽め」の本で行ってみましょう。
トヨタの非常識な仕事のルール
原マサヒコ 著
2021年2月の本
前回丸善に行った際に、4月だからこういうノウハウ本もあるよね、と思い、自分がトヨタ営業グループというグループにて営業担当をしていることもあって、トヨタのルールを知っておくこと・おさらいしておくことは有益だよね、と手に取った本。
これまでも豊田章男を読んだり、トヨタの未来生きるか死ぬかを読んだり、豊田章男が愛したテストドライバーを読んだり、はたまた、トヨトミの野望を読んだり、といろいろ読んできてはみた。 いつものようにたくさんの本を買う時には、じっくり重厚そうな本をいくつか買うとともに、ちょっと息抜きになるような軽めの本もあわせて買うんだけれど、そうしたタイミングで軽めの本として購入した本。
非常に平易な文章で記載されていると共に、トヨタの仕事のルールといったところをおさらいさせてくれることもあって、さらりと一気に読みました。 そうして、先日『This is Lean』を読んでから、改めましてこの本に戻ってきて二度読みする。 そうしたところで、また、本に記載されているエッセンスを自らに注入してみようとしてみました。
さらっと軽めな本なので、新入社員にまずはざっくり、というところをお伝えする際に活用できる本かな、という印象を受けました。
以下、抜粋引用となります。(今回は少な目:二度読みしましたが自分的にはあまりふせんが進まなかった)
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○P53
「三現主義」を徹底するメリットは他にも数多くあります。
「まず現場へ」という考え方によって、視野が広がります。
見えるものが増えると関心が高まっていきますので、結果的に行動力も高まるのです。視野が広がることで自らの置かれている状況を客観視できるようにもなり、判断の精度が上がっていくことにもなるでしょう。判断や行動を誤っている人は視野が狭いのです。
現地・現物、行動力が視野を広げるとはよく言われることですね。
○P60
仕組み化とは、いかに一人ひとりがよい知恵を出せるかが重要なのです。
ちなみに、手で行っていた作業を機械でできるようにすることを自動化と言いますが、トヨタの現場では昔から、
『自働化』
と言っています。「動」ではなく「働」という字を使っています。 つまり“にんべん”が付いているぶん、人の知恵を絞って自動化させているということを表しているのです。
自働化の話、仕事でもよく聞きます。「仕組み化」の話も。
<変化球:This is LeanのP119からの抜粋>
1896年、佐吉は自動織機を発明し、繊維産業界に革命を起こした。
その織機は、当時のほかの織機にはない特別な機能があった。糸が切れたら、生産過程が自動でストップするようになっていたのだ。そのため、不具合が生じたことがすぐにわかったので、迅速に解決策を練り、問題をなくすことができた。この方式はのちに“自働化”と呼ばれるようになった。
これがいわゆる「ニンベンのついた自働化」で、人間の知恵を得た自動織機を意味している。機械が問題の存在に自ら気づくようになった。つまり、機械が“人間の知恵”を得たのである。 自働化が佐吉の哲学の中心に陣取り、のちにトヨタが生産システムの骨格として用いた二本の柱の一本になった。
変化球での抜粋引用だけど、自働化の話、背景含めて理解が進んだ。
○P93
おそらく生きて行くうえでは、「運がいい」とか「ツイてる」という要素も重要なのではないでしょうか。その点に関して、トヨタの現場の上司からも実際、
『運とかツキをつかむには、それを迎え入れられる態勢が整っていることが大事だ』
という話をよく聞かされていました。
“運を迎え入れられる態勢”とは具体的に何を指しているのかと言うと、「入念な準備をする」ということです。仕事で成果を出すことが単なる運頼みになってしまってはいけません。入念すぎるほどの準備をしたうえで、最後の最後に運が味方をしてくれるということなのです。
ラグビー日本代表GMの岩淵さんの『準備する力』が印象に残った。
(「ジャパン・ウェイ」の真髄は、日本が持つ最大の武器「準備する力」にこそあるからだ。)
(なんとレビューを書いていない、という事実に気が付いた。。
今度再読してレビューを書こう)
以上
今週も最後まで読んでいただきありがとうございました。 今回は内容さらっとでの引用少な目だったこともあり、昔のブクログレビューの引用多数となりましたが、いかがでしたでしょうか。 また次週も引き続き頑張っていきたいと思います。 いつものブクログのリンクもつけておきます。