文フリ大阪と新刊の話
夕べ遅くまでとき子さんとキャッキャウフフと電話していた、つる・るるるです。ええ、のっけから自慢でござんす。
さて今年もやってまいりました、文学フリマ大阪。
今年も私、とき子さんと一緒に出店します。
私たちのブースは【か-26】。
語呂職人のKaoRuさんがさっそく「活路」とつけてくれました。(2024年8月17日追記)
お隣は、今年もウミネコ制作委員会!
私たち、大阪で隣り合いがちで嬉しい。
西のウミネココンビ、穂音さんとdekoさんが売り子です。新刊もりもりでとっても楽しそう。
さて、実は今回も私たちはそれぞれに新刊を作っておりまして。
とき子さんの新刊は……むふふな情報が盛りだくさんなので、ご本人の記事をお待ちください。
私の新刊は、新婚1〜2年目の出来事を集めたエッセイ集です。
題して、『そばぼうろの夫婦』。
90ページ、500円になります。
毎度のことながら、noteに書いた作品を中心に加筆、修正を加え、書き下ろしを何本か加えて書籍化しました。まだ入稿してないけど。このお盆中になんとかします。
【内容紹介】
新婚旅行にうっかり不倫の恋を描いた小説を持っていってしまった表題作「そばぼうろの夫婦」のほか、父親の老いっぷりに愕然とした「父と月餅」、私のブライダルエステに合わせて夫が及川光博氏を目指しはじめた「みみっちい私と、ミッチーになり損ねた夫」、文学フリマ大阪から帰る夜行バスで突如猛烈に夫が恋しくなった「午前3時のかえるくん」などなど、新婚生活の悲喜こもごもを綴ったエッセイ集。著者の夫によるあとがきも掲載。
そう、今回のゲストは、いままでさんざんエッセイに登場している、あの夫なんです。
メインに据えているのが新婚旅行でハワイに行った話なので、ハワイを愛する夫に一編、旅行のB面みたいな感じで書いてほしいと頼んだのがきっかけでした。
しかし結果的に、入れる場所が難しすぎる文章(位置づけとしたら、自己紹介エッセイなのか……?)が上がってきたため、なんだかんだ「あとがきに代えて」として入れることに。
ちなみに今回の表紙は、四苦八苦しながら自分で作りました。
私の本の表紙といえば、編屋さつきさんのイラストがおなじみかと思います。
ところが最近さつきさんがめでたくフリーランスになりまして。
『そばぼうろの夫婦』を作ろうと思い立ってから入稿まで日がないし、さつきさんはいまめちゃめちゃ忙しそうだし今後もますます忙しくなるだろうし、自分でも表紙を作れるようにしておいたほうがいいかも……。
というわけで、できた表紙がこちら。
夫がハワイで買った木のパーツを組み合わせて作る飾りに、そばぼうろを添えて。ハワイ感、感じていただけたら幸いです。
つるる書店のネットショップでも予約販売を開始いたしましたので、大阪には行けないけど本はほしい!という方はぜひこちらからご注文くださいませ。
文学フリマ大阪ではこのほかに、
『そばぼうろの夫婦』の前日譚にあたる『「お邪魔します」が「ただいま」になった日』や、昨年刊行した本をめぐるエッセイ集『羽ばたく本棚』、とき子さんの既刊『なけなしのたね』『にじいろの「はなじ」』、新刊の小説『ツーベンリッヒは嘘をつく』、新刊のエッセイ集『さよならあの日のロッテンマイヤー』、KaoRu IsjDhaさんの『その名はカフカ1』、つるとき共著の小冊子『つるる&とき子のぬか床日和』『つるる&とき子の本を作る理由』、それから橘鶫さんの「イヌワシのつがい」ステッカー、KaoRu IsjDhaさんの「乙姫つるるポストカード」を販売します。
ひょっとしたらまだ販売物はまだ増えるかもしれませんが、とりあえずこんなラインナップで行く予定です。
お会いできるみなさま、どうぞよろしくお願いいたします!
文学フリマ大阪以降のつるるとき子書店の出店予定は、2025年1月11日(土)に浅草で開催されるZINE FEST TOKYOになります。
ビッグサイトで行われる文学フリマ東京39には出店いたしませんので(規模がでかすぎてこわい)、東京のイベントでの購入をご検討の方はZINE FEST TOKYOにお越しくださいませ。
【追記】
先日いぬいゆうたさんの名番組「いぬいのラジオ(仮)」にとき子さんと一緒にお呼ばれしました。
文フリの話あり、いぬい探偵事務所の小芝居あり、作品朗読あり、の約100分!
とき子さんの宣伝記事?台風の話?もアップされましたよう!
なんで台風ってお盆あたりに襲来するんでしょうね……。