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【読書レビュー】スラムダンクの勝利学

「あきらめたら・・・

そこで、試合終了ですよ。」

このフレーズでこの記事を開いていただいた読者の方・・・・

スラムダンク、好きですね??

スラムダンクいいですよねーー。

高校時代、部活のメンバーでよく回し読みをしていました。

そして、
先日、実家の片付けをしていたら

この本を見つけました!

この本は、私が高校生の時に

部活で思うように結果が出ず
悩みに悩んでいた時に、

ふと、手にした本です。

少しだけ、
私の思い出に付き合って下さい。

ハンドボールというチームスポーツをしていました。

高校時代、私のいたチームは
部員の8割が高校から初めてハンドボールをやるメンバーでした。

具体的に言うと、私ともう一人以外は
未経験者。

そんなメンバーではありましたが、県の大会に出ることを目標に練習に励んでいました。

しかし、結果は市の大会で毎回2回戦敗退

練習試合では、

県大会に出場しているチームにも勝てるようになってきたのに

いざ本番になると、

力が発揮できず結果が出せない。

中学時代、全国大会まで出ていた私は、

チームで勝つことの難しさを痛感していました。

いくら自分が活躍しても、
チームが機能しなければ、勝てない。

チームを機能させるには、自分がチームを率いなければならない

元々、自己中(死語??)な私は

・自分が活躍すれば勝てる

・自分が活躍できれば良い

と思っていたので、

チームを率いる、仲間を盛り上げる。

それが必要だと分かったところで、

何を考えれば良いか全く分からなかったんです。

そんな中、スラムダンクの勝利学に出会い

この本で学んだ知識をチーム内で共有し、

日頃の練習でも意識し続けた結果、

市の大会でベスト4になることができました!
(パチパチー👏!)

そんな思い出の本です!

今、読み返してみても

学びが多いですね!

■この本からの学び

1.ただ、練習しても勝てない

闇雲に頑張っても、良い結果は得られません。
図のように、意識をしながら練習をする必要があるわけです。

(意識)
正しい動き方、やり方を意識して、日々の練習を行う。 


(下意識)
意識しなくても、当たり前に出来るようにしていく。

下意識が大きくなる →  精度が上がる

(セルフイメージ=自分を信じる力)
普段の練習で当たり前に出来ることを、試合でも出来るように、日頃の考え方、生き方を整える。

セルフイメージが大きくなる →  実力通りの力が出しやすくなる

練習試合では勝てる →  本番でも勝てる

になるわけです。

セルフイメージを強化して、
本番でも普段出せる力に近づけていく。

高校時代の私たちは、

普段練習でできることを本番で発揮できていなかったので、この考え方は身に染みました。

2.目標達成の鍵は理解と覚悟

チームで活動していく中で、
目標を設定することってあると思います。

その目標、全員で共有できてますか??

目標を

エベレスト登頂としてる人と、
高尾山登頂としてる人が
同じチームに居たら

道具の準備も、日頃のトレーニングも違いますよね。

チームだから、役割はそれぞれありますが、

同じ目標を目指して、

なすべきことを

断固たる決意を持って行う

これが大事なんです。

3.変化の集大成が結果を生む

 皮肉なもので

 結果を求めれば、求めるほど

 結果というものは離れていくんですよ。

 まさに、高校時代勝てなかったのは結果ばかり見ていたから

 試合の結果はもう決まっているもの。

 その結果が出るまでにいかに自分が変化できるか

 その変化、チャレンジを楽しむ。

 これが大事なんです。

4.今に生きる!

 結果を出すには、

 下意識とセルフイメージ(自分を信じる力)のバランスが大事なんです。

 下意識っていうのは、日々の練習で当たり前にできるようになったこと

 なので、
 試合のその一瞬で、結果に影響があるものではないのです。

 一方、

 セルフイメージは未来や過去に意識がいってると、

 力が弱まり、実力を発揮できなくなるものなのです。

 スポーツをやったことがあるみなさんなら、
 一度は経験があるのではないでしょうか?

 シュートを放つ直前に、

 ふと

 (このシュート外したら、どうしよう・・・・)

 って思いながら、シュートを放つこと。

 この時、外すかも?という未来に意識が飛んでしまっているわけです。

 セルフイメージの力を強めにより、実力を最大限に発揮させるには

今、この瞬間を生きる!

 これが大事なんです。


5.仲間の良いところを必ず褒める

 仲間が大事な場面に、ミスをしたら

 焦ってイライラしたりしますよね。

 私も、本当によく怒っていました。

 そうすることが、効果的だと思っていたからです。

 でも、怒ることは逆効果だと学んだのです。

 先ほど、セルフイメージの力が弱まると、

 実力が発揮できなくなると伝えました。

 怒られた時、今、この瞬間に集中しやすい心境になるでしょうか??

 なかなか難しいですよね・・・。

 (次、外したらどうしよう。)

 と思ってみたり

 (あーなんで、あんなミスしたんだろう・・・)

 って過ぎた失敗を反省しちゃったりしますよね。

 じゃあどうするべきか?

ミスするまでの過程で、
上手くできた事を褒める

 3ポイントシュートを打ちに行って、外してしまったのであれば

 「ナイス、トライ! 次も行ってみよう!」

 こんな感じです。

 結果は残念だったけど、攻める意識で前を向いた。

 ここを褒めるのです。

 そうすれば、「よし、次こそは!」

 ってなりやすいですよね。


6.大丈夫!といえること

 自信って言葉使いますよね。

 これって、実は

 「分」を「じる」==> 自信

  なわけです。

 そして、自分っていうのは、

 自分自身ってのはもちろんありますが

 自チームに広げて考える。

 自分のチームを信じているから

 逆境に陥っても、

 「大丈夫!」
 「一本いこう!!」

 と言えるわけです。

 勝つというハッピーエンドは決まっている 

 そう信じて

 今、この瞬間を生き

 試合の中で成長する

 結果は後からついて来るものなんですね。


■感想


学生時代に読んだ本を、今になって見返すって面白いですね。

その当時は、スポーツで結果を出すために

一生懸命読んでいました。

でも、

この内容、ビジネスでも活かせそうだなと。

もちろん、結果(成果、利益)を追いかけるも大事です。

ただ、結果は決まっていると信じて

今この瞬間を大事にし、

新しいスキルや事業に挑戦し、

成長する。

同僚やビジネスパートナーの

強みを良く知り、認め、褒める

そうして、自分を中心としたチームを築く。

スラムダンクを、もう一度読み返したくなる

そんな一冊でした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が、読んでくださった方の
何かを掴むきっかけになれば幸いです。

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