素質などというものは

閉じをる書開きて梅雨の明けにけり

雨があがってくれたかと思えば酷暑の到来です。
この地域にしてはメリハリがありすぎる気候ですね。ここ数年、暑すぎて寒すぎて大変です☆
こんな、年中体調不良な私に俳句なんて。。と少々弱気になってしまいますが、
前掲の俳句入門によりますと

『｢継続こそ素質｣を力説する。｢継続は力なり｣も同じことです。私は、素質などというものは、作者の芯の芯の方に橫たわっているもので、そうそうかんたんに表面に出てくるものではないと考えている。(中略)ヨーイ・ドンしたばかりで素質云々なんてことは、言ってもせんないことなのですね。』

だそうです。
作句歴45年・藤田湘子先生、さすがですね。実に分かりやすい言葉でバッサリです。
他にも、10年・20年と続けてみてから来た道を振り返って初めて素質があったかどうかが少しわかるようになる、というようなことも書かれています。
なんとも力強い𠮟咤激励です。少し本気になってからの作句歴１年そこらの私など、まだまだ赤子同然です。
取り敢えずは弱気な自分も自分なのだと受け入れて、作句を継続してみるとしましょうか☆