ADHD / ASD の女性たちとの付き合い方
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#ねむりのネタバレ ~ 誰にも言わなかった『ねむりさんが出来るまで~
ここから本noteの本編です。
ADHD / ASD の女性にやたらモテる男
『ねむりさん、癖の強い女性からモテますよね』
キッカケは同僚の言葉だった。
そう言われて思い返して見ると、確かに生涯で付き合ったり、仲良しになったセフレの子なんかはやたらと癖の強い女性が多い。
ある子は円周率を無限に言えたり、ある子は宇宙の話が好きで語りだすと止まらなかったり、ある子は何かに集中すると飯も食わなかったり、ある子は精密な作業をやらせると機械的に凄まじい速度でこなしたり・・・。
挙げ始めたらキリがないし、なんなら別に異性の関係ではない仕事の相手などでも、寄ってくる人間は男女見境無くそういう癖の強い人間が多いのは事実だ。
『ていうかそれで気がついたのだけど、俺の部下を活き活きとやる人間って、そういう傾向の子が多い気がするな』
同僚も「確かに」なんて言いながら頷いている。
やはり客観的に見ても、そういう傾向の人間ばかりが寄ってきているようだった。
この出来事をキッカケに、完全にそれらの子達が当てはまっているわけではないにしろ、ADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)についての書籍を読んだり、医者からそういった診断を受けた子達(仲良しにいたので)の話を聞いたりして、なんとなくそういった子達の事を把握し始めたのだが、ここでまた同僚の子が気になる事を言ったのだ
『ねむりさんはそういう子達のコントロールが上手いですよね』
これを聞いた僕は非常に複雑な表情を作りながらも、発生している状況が状況だけに否定もできず、とりあえず同僚のその言葉を飲み込むこととした。
同僚よ、コントロールなんて言葉はまるで支配的じゃないか?そこは付き合い方とか、なんかいい感じの言葉にしてやくれないだろかなども思ったのだが、まぁここでは割愛する。
後日、そのことをぼんやりと考えながら、ADHDやASDの子達の取り扱いに関して何故自分がそこまで苦労を覚えないのかなどをまとめようと思ったのだが、作業をしようと思った際に仕事のトラブルなどがあり、結局その作業の事はすっかり忘れてしまっていた。
本noteは、その当時にまとめようと思っていた事から、その後の僕の経験などで得た知見もプラスして、ADHD / ASD の子達との付き合い方に対する個人的な考えを書き連ねていくものにしようと思う。
尚、筆者は特段心理系の資格を保持しているわけでも無いし、そういった仕事に就いた経験も無いので、その手の仕事をされている方々からはツッコミどころのある箇所がいくつかあるかもしれないが、そんな事は知ったことか、これは俺の経験に基づいた個人的見解だという事で、一切考慮しない形で書き進めていこうと思う(それが嫌ならブラウザバックしてくれ)
ADHD / ASD傾向の子達の特徴は?
まず本noteのタイトルが『ADHD / ASDの女性達との付き合い方』なので、各傾向の子達がどのような特徴をもっているのかを知ることが必要だろう。
とはいえこのnoteではADHDやASDについての特徴を列挙して、それに詳しくなろうなどという目的ではなく、あくまでどういった付き合い方をすると良いかの記事なので、各種の特徴などはもうなんか複合的にざっくりと箇条書きにしようと思う。
ADHD / ASD のネガティブな特徴10選(僕の周りの話し)
物忘れが半端ない / していた事を忘れて別の事を始めてしまう
やりたいと思った事を即座に始めてしまう。尚、その時やっていた別の事は置き去りにされる / その際の事前相談や情報共有などは無い
時間管理やスケジュール管理など、中長期の数字の管理が出来ない
自分のキャパを逸脱した行動を取ってしまいパンクする
こだわりが強すぎるあまり、物事が進まない / 妥協が出来ない
モチベにムラがあり、やる気になったと思ったら急にやる気を失う
共感性より優先すべき事があるため、人の都合を考えられない
他愛も無い話ができず、常に本気 / 冗談の類が通じない
感受性が強すぎて、すぐに傷つくし、すぐにトラウマを抱える
怒られる経験が多すぎて、失敗を極端に恐れる
性欲が強い割に避妊したがらない
と、列挙していくとキリがないのだけども、ざっくりと大枠はこんなところだと思う。
これらの特徴はADHD固有のものや、ASD固有のもの、それぞれ複合的なものなども混ざっているのだけど、どっちも持っている当事者がこれを読んでいる場合、あまりの合致具合に白目を剥いているところではないだろうか。
今きっと読んでいてとても落ち込むところだとは思うのだが、安心してほしい、次はADHD / ASDのポジティブな面を列挙していこうと思う。
ADHD / ASD のポジティブな特徴(僕の周りの話し)
得意なことへの集中力の質が高い / 1つの作業に没頭出来る
モチベーションが高い時の発想力が豊かである
ここぞという時にホームランを打つ4番打者気質である
話し始めると周囲の人間を巻き込み、台風の目化しやすい
独自の感受性で、常人では気がつかない部分に思い至ったりする
共感性の低さが作用して、怒られてもすぐに復活する個体がいる
説明は出来ないが、感覚で判断した物事が本質を見抜いていたりする
道筋やシステムさえ用意しておけば、暴走機関車のように走り抜ける。
なんでか大物や金持ちに気に入られる
カリスマ性があり、パトロンや信者がつきやすい
やたらと生命力や繁殖力が強い(避妊はしてくれ頼む)
ざざっと僕の周りのADHD / ASD傾向にある方のポジティブな側面を列挙してみたが、一言でまとめると「こいつには勝てないし完全には理解できん」という個体が多く、得意なことを見つけた個体や、よき理解者を得た個体などは常人では到達できないポジションへ邁進していくケースをよく見ている。
僕は正直こういった人間達へは常に「勝てない」という敗北感とリスペクトを感じる場面にばかり遭遇しているので、もし自分がADHD / ASD傾向があることで落ち込んでいる人は、こういったポジティブな面にも目を向けてほしい。
ADHD / ASD傾向の子達はストイックではない完璧主義者なだけなのだと思う
さて、ネガティブな面とポジティブな面を挙げたところで、そろそろADHD / ASD傾向の子達の付き合い方で僕が軸にしている考え方を共有しようと思う。彼女達の多くは『ストイックではない完璧主義者』である事が多い。
これはどういう事かというと、1つ1つの物事に対して、きちんと誠実に向き合いたい上に、責任感が強いが為に、きちんと出来ない場合は先送りにしてしまうといった思考パターンだ。
ADHD / ASD の子達に向き合った経験のある多くの方が、あいつらは遅刻はするし忘れ物も多いし、仕事は最後まで出来ないし、連絡もつかない無責任な奴らだ!みたいな事を言い出す場面によく遭遇するのだが、僕はそれが大きな誤解だと感じている。
彼女達の多くと接してきて思うのだが、僕の周りで観測する彼女達はどちらかというと無責任ではない。なんなら、そんな小さな事に責任を感じなくても良いのではないか?という事1つ1つにですら大きく悩み、その度に深く傷つき、そしてパンクして身動きが取れなくなってしまっているだけなのだ。
彼女達の特性である「こだわりが強すぎるあまり、物事が進まない / 妥協が出来ない」などは特に誤解がされやすく、例えばビジネスの場などではメール1通書くのに途方もない時間を要したりする。
ただの「表題の件ですが、承知いたしました。」という返事を書く時でさえ、彼女達の頭の中には「承知いたしましたと承知しましたのどちらを用いるべきか」とか、「表題の件ではなく、〇〇の○○の件と1から10まで経緯を書くべきではないか?」とか、果てには「句読点が多すぎやしないか?」とかまで考えてしまっていたりするのである。
そんな彼女達に「お前ら何やってんだ!早く仕事しろ」なんて言おうものなら、彼女達の頭はパンクしてフリーズしてしまうし、最終的には自分たちの納得のいく形で物事をやらせてもらえずにモチベーションを失い、仕事への一切の興味を失ってしまいかねない。
そして一切の興味を失ってしまった自分に対しても、溢れる責任感や誠実さが首を締め、最終的には「トラウマ」と化して、その物事全てを放棄せざる得ない状況に追い込まれてしまったりする。
きちんとお膳立てさえしてあげれば、常人よりも能力を発揮する可能性のある彼女達を、そんな形で「無能」と切り捨てるのは、あまりにも損失が大きすぎると僕は思うので、そういった場面に直面した場合、僕は彼女達の特性故に滞ってしまっている作業を一旦巻き取る(引き受ける)ようにしている。
一旦巻き取った作業を代わりにこなし、その上で彼女達に「どこに拘って時間を使ったのか」を確認してみると、大抵はそんなことクライアントは気にしちゃいないよ!という部分を挙げる事が多かったりするので、「相手が求めている事」と「自分がこの作業に求めていること」をざっくりと分けて説明すると、彼女達の頭の中は整理されて、意外とすんなり問題が解決したりするものだ。
前途のメールの件などは分かりやすい例で、相手が求めているのは「ただの「承知しました」の返信」であって「ものすごく丁寧で失礼の無い返答」では無いので、「承知いたしました」だけ返せば文句は出ないよと教えると、大抵は「え、そんなのでいいんですか」とか拍子抜けした顔で先ほどまでの悩みは解消される。
以降は「ただの返信がほしいメール」か「丁寧な返信が必要なメールか」の判断をまずは君が自分でして、もし5分悩んで判断がつかなかったらすぐに俺に確認して、一応送る前に文面見せてね。と言えば、彼女達は次第に自分でメールが書けるようになっていく。
相手への共感性が低い為に何を書いたらいいかわからないメールも、「ただの返事」か「丁寧な説明」かの2択に落とし込めば「誠実な対応」が取りやすい環境が出来るし、そして悩む際も「5分の時間制限」をかける事で、「先送りにしてしまう癖」も封殺することが出来る。
彼女達はそのルールの中で完璧主義を発揮しようとするので、結果的にどんなメールも5分で書けるようにいつの間にかなっている事が多かった。
最終的にはその子が、「常人が5分で捌くメール量を遥かに凌ぐ処理速度で返信する女」に変貌したりするので、あながちこういったお膳立てはバカにならないのである(これら全て実話である)
ストイックではない完璧主義者は、確かに扱いは難しいかもしれないが、自分達が物事に誠実に向き合えるだけのルールと、果たせる責任を用意してあげることにより、その真価を発揮し、常人の何倍もの速度で成長していったりする場面を僕は多く目撃してきた。
これを読んでる人がもし周りのADHD / ASD傾向の人間の扱いに困っている場合、彼女達を「ストイックでは無い完璧主義者」だと思い扱ってみると、すんなり解決してしまう事もあるかもしれないので、ぜひ参考にしていただきたい。
共同生活におけるADHD / ASD傾向との付き合い方
前項では、ADHD / ASD傾向の特徴と、自分の体験に基づいた社会での付き合い方を書いたが、本項ではもっと密接なADHD / ASD傾向の人間との付き合い方について書いていこうと思う。
君が好きになった異性がADHD / ASD傾向の子だった場合、どういった距離感や価値観で向き合うと楽なのか、僕の体験をぜひ参考にして頂きたい。
僕より大切な事があるということを受け入れる
ADHD / ASD傾向の異性と付き合う際、まず最初に覚悟するべき事は、
やりたいと思った事を即座に始めてしまう。尚、その時やっていた別の事は置き去りにされる / その際の事前相談や情報共有などは無い
共感性より優先すべき事があるため、人の都合を考えられない
これら2つが共同生活に色濃く出てしまう事だ。
僕は幸いにも、これらの行動に対しては怒りよりも面白さが勝ってしまうタイプの人間なので、普通の感覚とは少しズレているのかもしれないが、それでも偶に自分が優先されずに寂しいなと思ってしまう事はある。
そんな時に彼女達を責めるのは本当に無駄な事であって、いい結果は1つも生まないので、大前提として「自分よりも大切な事がある瞬間があるだけで、自分が蔑ろにされているわけでは無い」という事をきちんと理解しておく必要がある。
この前提が無い場合、他愛もない事から大喧嘩に発展し、修復不能な状態を容易に作ってしまいかねないので、この前提が無いならば、ADHD / ASD傾向のある異性と同居しようだなんて考えない方がいいとさえ思う。
例えば僕の実体験を話そう。
1人のADHD / ASD傾向の女の子がいた。
その子はとても魅力的な子で、容姿端麗で才色兼備な子ではあるのだが、プライベートにおいては非常にADHD / ASD傾向が強く、男性とお付き合いをすると、大抵は相手が怒る頻度が増えて別れられてしまうと言うのだ。
怒る理由としては、生活習慣がルーズ過ぎて付き合いきれない。
家事をする時としない時の差が激しい。
仕事に没頭しているとそれしか頭になくなり、夕飯の際に話しかけても上の空で腹が立つ。
記念日を忘れる。
贈り物を失くすし、それを繰り返す。
等々な理由で相手が怒っていなくなってしまうとの事だった。
そしてそれらを改善できない自分が悪いのだと彼女は言うのだが、話を聞く限り、それは別に君が悪いのではなく、そういう生き物である君を中途半端に受け入れる相手が悪いのでは?猫に「にゃー」と鳴くなと怒っているようなものだと思う事ばかりだなというのが僕の感想だ。
そして、これら全て、「自分よりも大切な事がある瞬間があるだけで、自分が蔑ろにされているわけでは無い」という前提が無い相手だった為に起こってしまったミスマッチであるとさえ思うわけだ。
ADHD / ASD傾向の強い子に対しては、怒る事で学習してくれる事と、怒ったところでどうにもならない無駄な事がある。
前途の男性が付き合いきれなくなってしまったものの多くは、全てが「怒ったところで無駄な事」であって、わざわざ相手に改善を促す事では無い。
生活習慣がルーズ過ぎるというのも、衝動的にやりたい事を思いついて行動に移してしまう彼女にとっては仕方の無い事であるし、家事のモチベに波があるのも、彼女は前途の通り「ストイックではない完璧主義」なのだから、きっと完璧にこなす事のできない環境になっているのが原因であるだろう。状況さえ整えてやれば、完璧主義を発揮してくれる筈だ。
仕事に没頭している時に夕飯で上の空なのは、仕事に誠実である彼女を、仕事が終わってないのに夕飯の席に着かせた事が原因だろう。
何か食べさせなければという気持ちはわかるが、なら食べ物を用意して置いておけば、彼女は彼女のタイミングで食べるさ。一緒に和気藹々と食べたいのはお前の都合だろ?対応できない彼女を責めてはいけない。
記念日を忘れるなら記念日など作らなければ良いのに、そんなものを作って祝わせようとしたり、贈り物を失くされただけで彼女の想いは変わらず、誠実さも揺らいでいないにも関わらず、その程度の事で相手の愛を感じれなくなるのは、なんと尻の穴の小さい男なのだろうか。
と、さすがにこれでは彼女を優遇し過ぎな意見ではあるのだが、ADHD / ASD傾向のある異性と同居するという事は、こういう事を全て「そういうものである」として受け入れ、柔軟に適用させていく事であるという事を理解すべきなのだ。
ついでに言うならば、彼女は彼女の事を必死でやっているのだから、自分も自分の事を必死にやり、生活がハモるタイミングに全力でハモれば良いのである。
だってその異性が好きなのだろう?
ならば、その異性と向き合うところからスタート地点ではないか。
好きになった子がADHD / ASD傾向にあるというだけで、別に君が向き合うべきは、それら症状ではなく、それらの症状を含めた「彼女自身」ではないのか?
その上で繰り返すが、好きになった異性がADHD / ASD傾向にあるのならば、「自分よりも大切な事がある瞬間があるだけで、自分が蔑ろにされているわけでは無い」という前提を持つだけでいい。
たったそれだけで、彼女達は活き活きと私生活を送り、そして受け取った愛情に対しては誠実に自分のペースで対応をしてくれる。
もし君が怒らなければならない場合があるとしたら、それは彼女達が自分達の性質をねじ曲げようと間違った努力を検討している時だ。
それが発生した場合、全力で怒り、彼女達が彼女達自身を失わないようにするための話し合いが必要である。
決して「自分の性質のせいであらゆる迷惑を招いている」などと、好きになった異性に思わせてはいけない(これはADHD云々とか関係なくそうだ)
それ込みで受け入れるための考え方として、「自分よりも大切な事がある瞬間があるだけで、自分が蔑ろにされているわけでは無い」という前提を忘れずに、ADHD / ASD傾向のある好きな異性には向き合う事をお勧めする。
最後に、ADHD / ASD傾向のある人をどこまで許容すべきか
さて、ここまで書き連ねてきたが、この頁で最後のお話である。
表題にもある通り、「ASHD / ASD傾向のある人をどこまで許容すべきか」自分で書いておいてあまり好きな言葉ではないなと思ってしまうのだが、表題であるからして、一応の答えは書かなければならない。
結論として、ADHD / ASD傾向のある人は、よき理解者が相手であればどこまででも許容されるべきであるというのが僕の考えだ。
ただし、これはよき理解者、「相手」限定である。
相手単位だ、「居場所」単位では無くである。
ADHD / ASD傾向のある人間が絶対に適応する事が出来ない場所というものがこの世には沢山存在している。
故に、彼女達がどこの場所でも許容されるべきであるなどの綺麗事を僕は一切思わない。
詰まるところが適材適所であって、ADHD / ASD傾向の人たちがどこでも生きやすくなれるようにしよう!などという考えは、用意に彼女達を追い詰めるからだ。
考えてみてほしいのだが、「どこでも生きやすくなれる人間」などというものに、君は会った事があるだろうか?少なくとも、僕は無い。
ADHD / ASD傾向だろうが、そうでない人間であろうが、詰まるところは適材適所な環境で活かされているというのが、本人達にとっての「生きやすい環境」なのだ。
それは決して場所単位では無い。
場所単位で、彼女達が生きやすさをどこでも手に入れられる環境というのは絶対に整う事は無い。
それ故、本noteのタイトルも「付き合い方」に重点を置いている。
彼女達を活かすも殺すも、結局は付き合い方次第という事を僕は伝えたいがためにこのnoteを書いている。
もし身近に「私はADHD / ASDだから仕方ないんじゃー!」と開き直ってる子がいるならば、それは違う。
適材適所で活かすべきで、受け入れ先にそれを強要しているならば、それはADHDだとかASDだとか関係なく、君はタチの悪い迷惑な奴でしかない。
そういう子には「君はADHD / ASDの発揮の仕方を間違えている」と伝えて、その子の魅力や適性をしっかりと適所に導いてあげてほしい。
もし身近に「ADHD / ASDの子の取り扱いに困っている」という方がいれば、彼女達の特性を理解して、協力し、適材適所へ采配してほしい。
彼女達は常人では到達し得ない特性を兼ね備えている可能性がある。
もし身近に「ADHD / ASDの子は無責任だし計画性がない」という方がいれば、それは誤解だと伝えたい。彼女達は「ストイックでは無い完璧主義者」であるだけで、適切なルールや状況さえ整えてあげれば素晴らしきスペックで物事を進める。
もし身近に「ADHD / ASDの子と付き合い始めたが大変だ」という方がいれば、ぜひ本書を紹介して「こういう付き合い方をしてるぜ」と伝えて、さじを投げないよう適材化してほしい。
世の中にADHD / ASD という言葉が幅広く浸透している現代に於いて、それらは免罪符のように扱われる機会も増えてきているが、僕はそうではなく、あくまで特性の説明として双方がうまく利用し、それぞれが適材適所で力を発揮してくれることを願いながら、本noteを締めたいと思う。