「つくね、『だんドーン』読んでみた〜これは面白いので恐らくドラマになるでしょう」の話
ハコヅメの泰三子先生の新作
「だんドーン」
読んでみた。
幕末の話かぁ……
なんの思い入れも……
というか挫折の思い出しかないよ。
そんなつくねが
このだんドーンを読み終えて……
ああああっ!
これは凄いモノを見つけた!
幕末の人等が凄いのか……
ここに目をつけて描く事にした泰三子先生が凄いのか……
あの日あの時あの場所で
ハコヅメを手にしたつくねも凄いに入れていいですか……
後に日本警察の父と言われる
「川路正之進」
身分は高くなく、ギリギリ武士。
子供の頃、薩摩の島津斉彬に拾われるんだ。
得意なのは空気や人の心を読む事。
その能力を買われた川路に
西郷はいいキャラだから……
英雄に掲げて日本をひとつにすっぞ!
あいつは空気読めないから……川路、頼む!
次期将軍に我らが推し、一橋慶喜を!
来たる外国の強い奴らと渡り合うぞ!
色んなクエストが発注される。
特に良かったのが……
幼き日の出会いを実は斉彬も覚えていて
「俺はあの時から川路に何度も助けられている」
と言ったのに対して
違うんです。
助けるとかじゃないんです
出会った日から私が望むものは……
あなたが作る平穏な世だけなんです
川路の心の声が。
(うわー!うわー!ゴーストオブツシマと似てる!仁と叔父の志村の関係とめっちゃ似てる!)
ここからは作者である泰三子先生の語ったお話。
警察官の職務倫理の教科書になっていたのが川路大警視の文言をまとめた「警察手眼」という本で、そこには「職務怠慢は切腹処分」と書かれてあり震え上がった。
が、同時に
“◯玉事件”と“大便放擲事件”という
下ネタの大きい逸話が2つ出て来て……
私が好きにならないわけがない。
まだ1巻しか出てないのでぜひとも読んで欲しい。
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