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いつまでも若々しくいられるための回転食『65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方』菊池真由子著
65歳は、その後の人生を「元気で若々しく生きられるか」「よぼよぼに衰えていく」かを分ける分岐点なんだそう。65歳まで、あと30年。65歳までに衰えていくのも耐えられません(涙)著書を読み、今からやってみたいことを考えました。
著者は「回転食」を勧めています。「バランスの良い食事」と聞くと、小難しく考えてしまいますよね。そこで、毎日の食事で食べるものを順番に回転させるように変えていくといった食べ方です。
たとえば「主菜」であれば、牛肉→卵→豆腐→豚肉→魚
「副菜」であれば、ほうれん草→ごぼう→ブロッコリー→なす→トマトといった順に回転させていく。
日替わり定食って便利で体にいいものなんだなぁと思いきや、著者は「変化はあっても考えているのはお店の人です」とピシャリ。メニューを自分の頭で考えることの重要性を伝えているのです。
朝納豆だったから、昼は卵?とか、余りものではなく「何食べたい気分かな」と思考を巡らすこと。それが、認知機能の衰えをセーブしてくれる。多種多様な料理を口にすることで「美味しい、楽しい、珍しい」と感じる刺激が、脳を若くれると述べています。
私は今でも料理は本を見て作ります。初心者っぽいなぁと思ってたまに気落ちすることも…。でも、「これ作ってみよう」「どれどれ、こう作るのね」と考えながら試行錯誤しているという行動は、しっかりと脳を使っているんだなとも振り返ることができました(理想は自分の舌で考えられたらいいのでしょうが、ハードルが高い…)
上手にできれば「次も作ってみよう」と思えますし、なんだか微妙というときは「あ、文量間違えてた」ということにも気づきます。
正直なところ、献立もAIが考えてくれないかなと思っていました。でも、どれだけ生活が便利になっても、自分と家族の健康のために「自分で考える」ということを止めたくはないなと思いました。
料理はマンネリになりがちです。「珍しい」と思う料理を作って、娘に「なにこれ、初めて食べるね!」と驚かせてみようと思います。それが「食べるって楽しい」につながってくれればいいなと。
いつまでも元気であり続けるために、毎食口にする食べ物のことをもっと大切に考えたいと思わせてくれる一冊でした。
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【プロフィール】
築紫悠(つくしはるか)
看護師歴13年 産婦人科・新生児集中治療室・整形外科勤務経験あり。 周産期・周手術期・悪性腫瘍・終末期医療について深く学び、体と心の痛みを抱える患者・家族に寄り添う看護を身に着ける。否定しない指導で後輩育成にも従事。
自分を犠牲にしながら多忙を極めていたが、パートナーの闘病や子育てを通じ「本当の健康とは何か」を学び始め、退職を決意。 現在は家庭に重きを置きながら、オンラインナースとして「頑張りすぎて体と心を壊す人を減らしたい」というビジョンの下活動中。