『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』(岡本雄矢・著)
書店で見ていると、長い書名の本がいろいろあります。題名の長さが気になって手にした『全員がサラダバーに行ってる時に全部のカバン見てる役割』(幻冬舎・刊)です。
この題名は「短歌」でした。
作者は“歌人芸人”のスキンヘッドカメラのメンバーで、ちょっとした不幸に見舞われる日々を“三十一文字(みそひともじ)”で描いています。
表紙を開くと、「まえがき──僕の不幸を短歌にしてみました」があり、続いて短歌が4首、次の短歌からエッセーが添えられています。
誰に語ってる…、ホストが何で…、僕はどうした…
短歌の読んで思ったこと(感じたこと)が、エッセイを読んで、「そんなことある?」「わはは…」…ちょっと変わります。
他人の不遇、不幸を楽しんではいけないでしょうが、“芸人の自虐的ユーモア”を楽しみ、笑えます。その笑いで、今の不幸や残念が軽くなります。
気になる短歌から読んで楽しみましょう。
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◇スキンヘッドカメラ岡本 (@yuyaokamoto1984)(Twitter)
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