踏み込み温床づくり
2023年2月4日(土)、冬の里山ごはんのがっこうDay2にて「踏み込み温床づくり」を行いました。農家にとっては本当に嬉しい立春の日🌞。ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
まずは踏み込み温床づくり。
踏み込み温床は、山の落ち葉(広葉樹)や米ぬかを発酵させ、その発酵熱で春先の育苗ベッドをつくる昔ながらの農家の仕事。春先は外気温が安定しづらく風が強い日も多いため、野菜の苗をお世話するのにとても助かります。
また、温床として使った落ち葉+米ぬかは1~2年後にはミネラルたっぷりの堆肥となり、育苗土の資材として用いることができます🌞。
作り方はいたってシンプル。広葉樹の落ち葉(軽トラに軽く1杯)、米ぬか(米袋0.5)、もみがら(米袋1.0)に水(おおよそ80ℓほど)を加えて満遍なく混ぜ、体重をかけて踏み込んでいくだけ。▷水分は60%が目安。
その作業を竹と藁で組んだ枠のなかでひたすら繰り返します。
※今回の温床は横280㎝×奥行150㎝×高さ80㎝の大きさでした☺。
温床は、上手に仕込めれば2~3日間でぐんぐんと温かくなり、1週間ほどすると温度が安定し使用することができます。もし温度が上がらない場合は、上層部だけでも米糠や水を追加し、かき混ぜてさらに踏み込みます。
ポイントは、①水分量、②チッソ資材の量(今回は米ぬか)、③空気です。
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そして、午後からは里山の資材を活用した堆肥づくり⇩⇩。
今回は、身の回りで活用できる「粘土土(ねんどつち)」や「米ぬか」をメインにした堆肥の仕込みを行いました。
いろいろな材料で作ることができる肥料や堆肥。
化成肥料や燃料価格の高騰が続く昨今。身の回りの有機物を栽培に活かせる技術はきっと大切になっていくと思います🌞。
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堆肥の発酵の経過も引き続き観察していきます🔥。
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本日もご参加いただいた皆様ありがとうございました!
もうすぐ始まる本格的な種蒔きシーズン、ぜひ楽しんでいきましょう!
そして、【冬の里山ごはんのがっこう】も次回の味噌づくりが最終回。
次回もどうぞよろしくお願い致します!
お読みいただきありがとうございました🌞。
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