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【雲の中の富士山を登った時の話・2日目④】ついに頂上!!! 頂上の景色は!? 御朱印とお守りを購入!
こんにちは! 雲の中の富士山を登った月見里です!
今までの記事は、こちらのマガジンにまとめてありますので、ぜひご覧ください!
前回、真っ暗闇を登った果てに、ついに鳥居が見えてきたところからスタートです!
頂上の入り口
ついに、ここまで来ました。
富士山の頂上には、富士山を御神体とする神社があると聞いています。
この狛犬と鳥居は、その神社のものなのでしょう。
これらを見ると、今まで登ってきたすべての道のりが、山道でありかつ、参道であったことがよくわかります。
そして、これらがあるということは、同時に、もう頂上にある拝殿は近いということです。
これをくぐったら、いよいよ頂上です……!
鳥居をくぐらせてもらいます!
この過酷な環境を立ち続けているだけあって、風格があります!
頂上到達!!!!
ついに……
ついに頂上到着です!!
石碑がこちらです!!!
雲に覆われて見えずらい……
実際の視界はこれくらい見えにくいので大変でした。
接写してうまく撮れたものがこちらです!!
「富士山頂上」と書いてあるのがわかりますね!!!
実に感慨深いです……!!
頂上からの絶景……?
富士山の頂上……それすなわち、日本一高い場所です!!
ここから見える景色は、日本一高いところから、日本を見渡すことができます!!!
その光景を心待ちにしてここまで来たようなものです。
では、ご覧ください。
これが、私の見た頂上からの景色です!!!!!!!!!!!
↓
↓
↓
はい。
おそらくここまで見てきてくださった方なら、容易に予測できたことかと思います。
何も、見えません。
日の出は、言わずもがなです。
ここまで何も見えないと、逆に面白かったです笑
日本一高い神社でお参り
気を取り直して、神社にお参りします。
先ほどの石碑の隣に、拝殿と社務所がありました。
暗いことと、雲が漂っていることと、極寒であることによりブレがひどくてすいません。
拝殿と社務所が一体化しており、真ん中にお賽銭箱、両サイドにお守りやお札が並べられていました。
中に入ると、扉があきっぱなしとはいえ、室内なだけあって、風がない分暖かいです……!!
とまあ、温まりに入ったわけではないので、財布から小銭を取り出し、お賽銭箱に入れ、2礼2拍手1礼をしました。
昨日の昼、5合目で同じくこうしてお参りしたことを思い出しました。(その時の話は↓のnoteです!)
あれからまだ24時間も経っていないことを思うと衝撃的です。遠い過去のことのように思えます。
私はあの時、無事登山できることを祈りましたが、今回、こうして無事に山頂に到達して、お参りできたことへ深く感謝しました。そして、これから下山するときも無事でいられることも祈りました。
御朱印を頂く
お参りも済んだところで、早速御朱印を頂きます。
2種類くらいあったと思いますが、私はわかりやすいシンプルな方を選択しました。
初穂料1,000円を納め、書いていただいたものがこちらです!!
(写真は帰宅後撮りました)
堂々と「富士山頂上」と書かれていて、その実感が湧きました!
やはり自分だけではなく、他人からその証明をもらうと、確固たる自信がつきます!
文字の後ろには「久須志神社」という押印があります。
この神社は、このような経緯で成り立っているそうです。
明治の神仏分離、廃仏毀釈以前は、薬師堂が建っており、当初は須走浅間神社が薬師堂の開帳・入仏を行なっていました。
その後、元禄15年(1702年)、富士宮の浅間大社が荒廃した薬師堂を建て直しています。
実は、当時、禁足地である火口(大内院)にお金を投げ入れる風習があり、この内院散銭と入山料である山役銭を管理したのが薬師堂だったので、須走浅間神社の既得権を侵すことになります。
こうして「元禄の争論」と呼ばれる紛争に発展(須走浅間神社が寺社奉行に提訴)。
「薬師堂の入仏は須走村が行なうこと」「内院散銭は一番拾いを大宮と須走で6:4で分け、2番拾いは須走が得るものとする」という決定を得ています。
その後も紛争は収まらず、「安永の争論」では勘定奉行なども関わる大論争に発展し、徳川家康が富士山本宮浅間大社を信奉していたという幕府側の配慮もあって富士山の八合目より上は、富士山本宮浅間大社の所有ということが取り決められたのです。
以降、現在に至っても、実は八合目より上部(いずれの登山口も)は、富士山本宮浅間神社の神域(そのため世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産)になっているのです。
https://shizuoka-hamamatsu-izu.com/shizuoka/fujinomiya-city/sz539/
調べる過程でわかったのですが、富士山の頂上はこうして論争があるため、山梨県でも静岡県でもなく決まっていないそうです!!
もし頂上で事件が起きたら、どっちの県警の管轄になるのでしょうか……。
お守り
徐々に登頂した人が多くなってきて室内が狭くなってきたので、私はお守りをざっと見て、一番無難そうなお守りを親しい人分と自分用に買って出ることにしました。
ちなみに、こういうデザインです!
「富士頂上奥宮」と書かれていて、一目で富士山頂上の神社のお守りであることがわかるのが気に入りました。
もう一面は、
このように、「心身健康御守」と、ご利益が書いてあり、上のほうには富士山の刺繡があしらってあります。
渡した人全員に喜んでもらえました!
*
今回は以上となります。
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