最近の学び『ものがわかるということ』(作・養老孟司)から
帰り道の本屋に寄って、なんとなく気になった本がありました。
それがタイトルにもある、養老孟司先生の「ものがわかるということ」。
養老先生のものの見方、考え方を知れる、というのは大変興味深いです。
養老先生は少し前に猫を飼っておられました。
名前はまる。
それをきっかけに養老先生の存在を知り、2冊ほど本を読んだことあります。
自分には無かった考え方をくれるので、今回もわくわくしながら購入しました。
その中で今の自分にささる言葉があったので、二つ紹介します。
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理解できなくても衝突しなければいい、わからない方が折り合いをつけやすいとあります。
これは、仕事や恋愛、家族の人間関係にとてもよく当てはまると思います。
私の場合だと、特に恋愛に当てはまりますね。
5年付き合ってた元彼は、程よい距離感を保っていたから5年も続いたと思いますが、それが同棲を初めた途端に相手を頑張って知ろうしすぎてしまい、力付きて別れてしまいました。
もちろん、知るべきことはあるし理解する努力は必要だと思いますが、
知らないところがある方が知りたいという気持ちは続くし、魅力的ではないでしょうか。
先生はまた、分からないのは自分の理解力が無いのではなく前提が違うのだ、といっています。
なるほど、だれしも育ってきた環境が違うのだから常識や当たり前は違うはずですよね。
そう考えると、違うししょうがないよねーと気が楽になりますね。
なんでわかってくれないんだ!じゃなくて、分からないのは仕方ないよねー。どうすれば伝わるか?を考える方がお互いの為になりそうです。
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机の前で学べることは確かにあるけど、それが応用できるのは「身についたこと」でしかあり得ない、とあります。
私の経験上、これは英語の勉強によく当てはまります。
ノートに英単語をたくさん書いて、文字を読んで、聞いて。
頭の知識は増えるけど、実際に英語を使えるかというとそれば別問題。
外国人に質問されて、言っていることは分かるのに言葉が出てこない、というのはまさにそれですよね。
中学生のころにオンライン英会話を始めましたが、最初の数ヶ月は全く言葉がでてきませんでした。
オムライスの作り方を聞かれて、全然答えられなかったのをよく覚えています。
単語や文法は理解できているはずなのに。。このままじゃいかん!と英会話をつづけて英語を「身につけて」いきました。
本の中で紹介されている言葉に
知行合一
があります。知ることと行うことは一つでなければいけない。
ヘロンでもこうしたらいいんじゃない?とアドバイスをもらう機会がありますが、
頭の中に留めておくのではなく、実際に行動できるようにしていかないといけないですね。
ちゃんと行動できる人になります!!(宣言)