『旅をする木』『スイミー』『花をながめて大切なことに気づく100の言葉』『食べられる庭図鑑』_つきこ文庫2022年8月
友だちのカフェに送る4冊の本。
8月は"アラスカ"と"海の底"と"植物たち"の物語をお届けします。
まるでそこにいるような感覚で「涼」を楽しめる本たちです。
*つきこ文庫 2022年8月選書*
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*文庫/名著『旅をする木』
星野道夫 著
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167515027
読書好きの父が「この本よかったよ」と突然連絡をくれて読むことに。
星野道夫さん。
アラスカへ移住した写真家と聞くと
とてもタフでぶっ飛んだ人なんだろうな、と思っていたけど、
予想を反して、
星野さんの言葉はとても柔らかくて、
厳しい自然の中で見つけた世界の美しさと
この世界に生きる私たち人間を
優しく見つめる世界観にびっくりした。
本にはアラスカで暮らす星野さんの
日々の気づきが丁寧に綴られている。
日記のようでもあり、
大切な人への手紙のようでもあり、
アラスカの自然や人への愛と感謝とリスペクトに満ちた優しい世界。
丁寧に描かれた自然の描写を読んでると、
いつの間にかアラスカにいる気分になって、
暑さは消えて、壮大なロマンに胸がときめいていた。
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*絵本『スイミー』
レオ=レオニ 作/谷川俊太郎 訳
http://www.kogakusha.com/book/187/
涼しそうな絵本はないかな?
と絵本をコーナーを見ていたら、
『スイミー』がいたじゃないか。
小学校の本読みで何度も読んだ名作。
でも、絵本で読むのは実は初めて。
ぷくぷくぷくぷく。。。。。
あ、これ、海の底に連れていかれる。
レオ=レオニさんの色の世界、
絵本の大きさも絶妙。
ストーリーは覚えていたけど、
読み返してリズムと言葉にまた感動。
夏の推薦図書。
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*言葉/ 本『花をながめて大切なことに気づく100の言葉』
宮永千恵 編/北村佑介 写真
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761271503
ふと立ち寄ったブックカフェで、
パラパラ見てて出会ってしまった。
この1ページで即購入決定!
ゲーテさん、名前は聞いたことあったけど、
こんな素敵な詩を詠んでいたとは知らなかった。
もっと知りたい。
次はゲーテ詩集を読んでみよう。
他にも、シンプルで美しい言葉が花と共に紹介されてて、
眺めてるだけでもときめく1冊。
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*建築/科学/アート『食べられる庭図鑑』
良原リエ 著
https://www.anonima-studio.com/niwa-zukan/niwa-zukan-index.html
アノニマスタジオの本はいいところを突いてくる。
そしてこの『食べられる庭図鑑』もいいところを突いてきた。
調べれば何でも情報が得られる時代。
でも、家庭菜園、何から始めよう?
と迷ったときは、
ここからヒントをもらったらいいなと思うほど
ちょうどいいチョイスの植物たちが、
著者の庭暮らしの楽しみと一緒に紹介されています。
図鑑としても読み物としても楽しめる1冊。
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不思議と本を選んだり読んだりするときは雑念が消えていく。
著者の意識レベルに引き上げられるからかな。
本は時間と空間を超えて出会える人との出会い。
心に響く光る言葉を知る機会。
たくさんの人に読んでもらえたらなと思い
本の紹介しています。
気になる本があったらぜひ読んでみてください!
**本の選書のご案内**
本の貸出しや選書を承ります。
・お店に来た方にゆっくり過ごしてもらいたい
・子どもと一緒に楽しみたい
・最近本を読んでいない
・本が苦手だけどチャレンジしたい
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どんな方でもお気軽にご相談ください。
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※貸出しを希望の方は送料はお客様ご負担
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私が未来に残していきたいと思った感動の本をお届けします。
参照: https://note.com/tsuki5/m/m62112b6f15d5
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