見出し画像

人生をもっと良くするために私は「離職」ではなく「キャリアブレイク」を選ぶ【書評レビュー】

こんにちは!
前回のnoteで「脱!労働宣言」をしたざわです。

私は、労働人生から脱出するために1回目のnoteで「脱!労働宣言」をしました。私の「脱!労働宣言」とは、具体的にいうと「月1時間労働で月50万円稼ぐこと」です。
つまり、ほぼ労働せずに稼ぐということですね。
(詳しくは以下…)

とはいえ、実際のところ現在は労働しまくっています。
寝る間もなければ休む暇もない人生です。

「じゃあ実際にどうやって「脱!労働宣言」すんのよ!?」

と思ってくださっている方に向けて、「まず最初に何をしたか?」をリアルに記載させていただきます!
内面の変更点と外面の変更点に分けて説明させてください。

【外面の変更点】

  • 仕事を思い切って最低限生きていけるだけの売上にがっつりと減らす

  • それによって大幅に時間を作る

  • 自分の会社に残したお金で役員報酬は受け取り続ける

【内面の変更点】
「仕事を減らした」と捉えず「キャリアブレイクした」と捉える

外面の変更点は、わかりやすいかと思います。
すでに1人法人をされている方は、より理解しやすいかと思いますが、会社に売上さえあれば、役員の場合、労働をしなくても報酬は止めなくても問題ないんですね。
フリーランスに置き換えると貯金を切り崩すようなイメージです。(違うところを挙げるとすると、役員報酬は経費にできるので節税対策となるところですかね…。)
また、売上を最低限減らすだけなので、売上もありますし、今まで通り活動の一部は経費で計上可能ですので、「生きていけない」状態になることはなかなかありません。(ここはまたどこかでお話できたら…)

とはいえ、仕事を減らすことには変わりないです。
私の場合はクライアントワークなので具体的には、取引を一時的に休ませてもらったり、辞める選択肢を実際にとっています。
今後、そのクライアントさんは、私の代わりとなる人を探すでしょう。
後戻りのできない選択肢をとっていることには変わりないはずです。
そして、その状態は「不安じゃないか?」を言われたらその通りです。


そこで今回、お話したいのは内面・気持ちの整理の方法です。
最近、下記の本を読みました。

私はこの本で「キャリアブレイク」という新しい考え方に出会いました。
仕事って「辞めるか?」「転職するか?」の二択だと思っている方、多いのではないでしょうか?
私もそのうちの一人でした。

この本は、その二択のみだと思い込んで追い詰められている方には必見の本だと思いました。(まさに私…)

概要欄にある一部を抜粋しましょう。

「キャリアブレイク」って何?
一時的に離職、休職するなどして、仕事に就かない期間を持つこと。目的は休息、子育てや介護などのライフイベント、勉強、資格取得、旅行など人によって様々。
元々欧州で使われ始めた言葉。

参考:https://amzn.asia/d/dhupeTm

「キャリアブレイク」とは、仕事を就かない期間を持つことです。
え、それって「離職、退職といっしょじゃない!?」と思われる方もいると思います。
そうではなく「キャリアブレイク」は、意図的に仕事を就かない期間を作ります。

「キャリアブレイク」期間は何をしてもOKです。遊んでもいいし、キャリアを積み上げても良し。
「キャリアブレイク」を始める理由も、「仕事を休みたい」から「自分探しをしたい!」までなんでもOKです。

離職、休職を意図的に行って、自分を見つめ直す機会にしよう。
ということかな〜と解釈しています。

もともと貧乏育ちで「働かない=死」を連想する私は、「仕事から離れるということにそんな捉え方があるのか!?」とびっくりしたのでした。

そして、この本では実際に「キャリアブレイク」をした人の体験談も多数記載れています。

  • うつ状態が慢性的に続いて「キャリアブレイク」し、自分を見つめ直した結果、働き方を見直して復職した人

  • 「何か違う…」と直感的に感じて「キャリアブレイク」し、海外へ行って他の働き方を見つけた人

  • 「キャリアブレイク」を通して自分の本当にやりたかったことに立ち帰って、職業を変えた人

本当にさまざまな例を挙げてくださっています。
この本を読むと「その時の挫折感はすべて仮定であって、どの人の人生の選択も全部正解だな〜」と思わせてもらえます。

私も今回、「脱!労働宣言」をしたきっかけがはっきりとあります。
「今の生活がしんどい!すんごくしんどい!もう疲れた!頑張りたくない!」からです。
「月100万円以上稼いでたら文句ないだろ!」と思う人もいると思いますが、私も途中までそう思っていました。

でも、私は仕事を通してうつ病になって、休職→復帰→うつが再発して再度休職を何度も繰り返しています。
ただ、もともと貯金0円が当たり前だったくらいに貧乏だった私は、休職する度に「早く復帰しないと死ぬ」「仕事を休むなんでありえない」と自分に言い聞かせていました。
その焦りから復帰して、また体調を崩して…と、同じことを繰り返していたんですね。

そしてある日思いました。
「この生活はいつまで続くの…?」「この生活は自分の正解なの…?」と。

そして、不眠気味になってしまい、うつ病の症状も顕著に現れ始めました。
今回は、身体的にもハッキリと異常をきたしていたため、「あ、この生活を続けたらいつか死ぬかも‥」と思いました。

ここではっきりと自分を生活を変えないといけないと改めて自覚したんです。(遅い?)

そして現在の「脱!労働宣言」に至ります。
なので今回は、初めてのルートを選択してしまったのでめちゃくちゃ不安なわけです。

そこでたまたま「キャリアブレイク」の本を知り、「私の選択肢は間違っていないのかも」と思えた、というお話でした。😃

今の仕事がしんどい人、今の生活リズムがしんどい人。
いっしょに「キャリアブレイク」しませんか?
きっとその休眠期間は、自分にとって素敵な人生をもたらしてくれるきっかけになると思います。

この書籍ですごく素敵な言葉だな、と思った部分を一部引用させていただきます。
当時、「キャリアブレイク」という言葉を知らなかった著者は、奥さんが急に「無職になって休みたい」と言い出した時に、奥さんに対して「鬱にでもなってしまったのではないか」と不安を抱いたそうです。
そんなときに奥さんが、休みたい理由として著者に伝えた言葉です。

やりたかったことをやったり、行きたかった場所に行ったりして、次の人生の選択をするための感性を充電したい

参考:https://amzn.asia/d/hu6i3hN

なんて豊かな表現!!!!!!これ聞くと「キャリアブレイク」したくないですか!!
というわけで、私はお先に次の人生を選択するための感性を充電する旅(そして新しい環境を構築する旅)に出ようと思います!

どうか私を見つけてくれた方、どうか優しく見守っていてください。😆

いいなと思ったら応援しよう!