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夜明けまえ | 詩のようなもの

「最高の一日だった」とか
「散々な一日だった」とか

昨日という日に起きた出来事を
誇らしげに饒舌に話す者がいれば
溜息を零すほどに嘆く者もいる

天気がいつも気まぐれであるように
道のりが平坦であるとは限らない

それぞれに訪れる場面は幸か不幸か
僕らを待つ未来は確実を約束しない

喜怒哀楽が交差する昨日の場所で
己の人生を大きく左右されようと
平等に朝は訪れるのだ





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タダノツカサ
最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!

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