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双極症だからこそ、かなえたい夢
はじめましての方ははじめまして。こんにちは。森国司(モリクニツカサ)です。
私は双極症当事者です。躁うつの波と上手く付き合い生きていこうと前向きに試行錯誤しています。同じような悩みや苦しみを抱える方の励みになればと思い活動しています。
素敵な企画を見つけたので、参加してみようと思い、この記事を書いています。
夢を持ち、言葉にし、実行することで、未来への扉は開かれていくのではないでしょうか。
私のかなえたい夢
私は双極症の当事者です。約20年ほど、この病気と付き合いながら生きています。
双極症という病気は、躁や軽躁というハイになってしまう波と、抑うつというローになっていまう波が、社会生活がまともに出来なくなるぐらいに襲いかかってくるものです。
私の夢は以下の通りです。
一人でも多くの双極症やうつ病の当事者や支援者に前向きになってほしい
まず、第一に、私は双極症やうつ病の当事者や支援者の方々に今よりも前向きに過ごすことができるようになってほしいと考えています。
双極症やうつ病を持っているとどうしても後ろ向きになってしまいます。時には生活すらままならない状態になるのですから。それでも、いえ、だからこそ「前向き」に考え進んでいくことが重要だと思っています。
自分自身が当事者なので、その立場で発信することでこの夢を少しづつ叶えようと思い活動しています。
双極症やうつ病の当事者や支援者のセルフケアを助け、前向きになることができるAIソリューションを開発したい
第二に、双極症やうつ病の当事者や支援者の方々が少しでも前向きに、セルフケアを通じて人生をよりラクに過ごせるようなAIソリューション(モバイルアプリ)を開発したいと考えています。
私自身のキャリアがAI関連のバックグラウンドだということと、現在のAIの進歩を鑑みると役にたつプロダクトの開発が十分実現できるだろうと想定しているからです。
今現在は何を作るのかの詳細を固め、コツコツと開発を始めようとしている段階です。
このように、私の夢は「私だからやるべき」と考えていることができている内容です。この夢を言語化できるまでに多く悩み考えましたが、自分が双極症当時者であることと、AIプロダクト開発のバックグラウンドがあることを掛け合わせて「自分だからやるべき」と自分で思えることに着地しました。
夢をかなえた先の社会
夢をかなえることで私が実現したいのは以下のような社会です。
双極症やうつ病を持つ人が、セルフケアしながら躁うつの波をうまく乗りこなし、前向きに自分らしく生きることができる社会
双極症だったとしても、前向きに自分らしく生きていたいんですよね。精神疾患を持っていたとしても、何かを諦めたくはないんですよ、本当は。
それでも社会の不足が双極症だけではなく、精神疾患などのハンディキャップを持つ人から選択肢を狭めているように感じてしまうのです。
例えば、私は正社員で働くことと、起業して人を雇いチームを作ることを現時点では諦めています。躁うつの波によって安定的に働くことができない可能性が高いためです。
生成AIの"バーチャル社員”に仕事を任せれば、起業家は人間の社員を雇わなくても、大規模なビジネスを作れる
アメリカで激増している、AI時代の「ソロプレナー」、要するに1人起業で成長させるスタイルに関して個人的に思うことを整理してみます📝
— Shin丨AI×プロダクト開発の専門家🤵🏻 (@shin_sasaki19) January 7, 2025
その代わり、AI時代に期待をして、自分一人でも大きなチャレンジをできるようになる日を待ちながら、今できることをやるという形で活動しています。
このように、AIには人に選択肢を与えることができる可能性があるわけです。なのでAIの力を借りて、自身の選択の自由を増やしながら、AIでセルフケアする手段を世の中に増やしたいと考えています。
セルフケアを通じて気分をコントロールし安定することができれば、双極症やうつ病の人が「前向きに自分らしく」生きるための支えになるのではないかと思っています。
おわりに
双極症であることで発生する悩みや苦しみは数多とあります。それらを全て解決することができなかったとしても、私なりにこの夢に取り組み、一人でも多くの双極症やうつ病の当事者と支援者の方々の励みや助け、ひいては支えになればと願っています。
そう願いながら、自分の躁うつの波と相談しながら、日々コツコツと夢の実現に向けて進んでいきたいと思います。
言語化する機会を下さった企画に感謝です。ありがとうございます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。