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みんな大好き「たんぱく質」様のお仕事①

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今日はたんぱく質のお仕事を色々まとめてみました

たんぱく質は筋肉のもとであること以外は意外と知られていないものです

プロテインイコールマッチョくらい考えが固定化されているたんぱく質なので、結構いろんなことに関係しているってことがわかってもらえると嬉しい限りです

そしてますます積極的に食品やプロテインなどでたんぱく質を摂取する生活をして、健康で健やかな毎日を送っていただけると筆者も嬉しく思います

今回の記事でわかること

・タンパク質の働きがわかる

以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

頭や体を動かす燃料になる

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タンパク質がエネルギー源であることはあまり認識されていないでしょう

タンパク質は糖質、脂質とともに、脳を働かせたり体を動かしたりするためのエネルギー源となる「エネルギー産生栄養素」の一つです

脂質・・・1gで9kcal

たんぱく質・・・1gで4kcal

糖質・・・1gで4kcal       ※糖質とたんぱく質は同等のエネルギー

しかし、エネルギー源としてのたんぱく質は、糖質・脂質とは少し異なる特徴があります

糖質・脂質をとりすぎると体脂肪として蓄えられます

たんぱく質をとりすぎた時は・・・

たんぱく質は消化されてアミノ酸になった後、肝臓で糖質に変換されてから脂肪に変わるという複雑な過程を辿るため、糖質や脂質に比べて体脂肪になりにくいのです

1部を除いてほとんど体脂肪になることなく、不要物として尿中に排出されてしまいます

結論としては、たんぱく質は体脂肪に変わりにくいエネルギー源と言えます

エネルギー源でエネルゲン・・・

そういや最近すっかり見なくなったな・・・

血管や内臓、骨や靭帯、肌・髪・爪を作る

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美容業界でよく聞く「コラーゲン」「エラスチン」「ケラチン」などは「構造たんぱく質」と呼ばれ、細胞同士をつなぎ、体の構造を作っています

どれも細長い棒状や繊維状の形で、色々組み合わさることで、肌、髪、爪のほか、血管内臓の壁、の基質(骨の硬い構造)、靭帯(骨と骨をつなぐ丈夫な繊維組織)や(骨と筋肉をつなぐ丈夫な繊維組織)といった、頑丈な構造が作られます

ちなみに、皮膚では網目状になったコラーゲンの繊維を弾力生のあるエラスチンの繊維がつなぎとめた構造を作り、肌の張りと弾力を支えています

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エラスチンは、血管や肺などの壁でもコラーゲンとともに細胞どうしをしっかりつなぐ働きをします

特に、人体最大の動脈である大動脈では、水分を除いた重さの約半分はエラスチンで、力強い心臓の拍動を受け止める強さとしなやかさと心強さを持つ構造となっています

ケラチンは髪では束に、爪では縦横交互に重なった3層になることで、強く柔軟な構造を作っています

みんな大好き「筋肉」を作る

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筋肉はみなさん大好きだと思います

そして「たんぱく質=筋肉」という構図は簡単に想像できます

筋肉に力を入れると筋肉が収縮します

骨格筋(腕や脚などの筋肉)を思い通りに動かし、パワーを生み出すのも「収縮たんぱく質」というたんぱく質の働きです

骨格筋には、「アクチン」「ミオシン」というたんぱく質でできためっちゃ細い「筋原繊維」がぎちぎちに詰まっており、交互に重なり合いながら組織を作っています

脳からの指令でアクチンとミオシンが働くことで筋肉全体が収縮するのです

全身に酸素や栄養を運んで活動させる

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「輸送たんぱく質」とは血液とともに移動しながら、酸素や栄養を体の隅々へ運んでいるたんぱく質のことを言います

代表が、赤血球の中にある「ヘモグロビン」です

血液が赤いのは、ヘモグロビンが鉄(ヘム鉄)を含むためです

ヘモグロビンは酸素とくっつく力が強く、肺で酸素を受け取ると鮮やかな赤になり、動脈血として酸素を全身の細胞に運びます

酸素を運び終えると赤黒くなり今度は静脈血として肺へ、細胞から回収した二酸化炭素を運びます

血液に溶けないコレステロールなどの脂質とくっついて運ぶ「リポたんぱく質」も、輸送たんぱく質の一つ

以下のコレステロール量は脂質異常症などの検査の指標となっています(健康診断で気になるやつですね)

「LDL」・・・食品から取り入れたり肝臓で合成されたりした脂質を他の臓器などに運ぶリポたんぱく質

「HDL」・・・体内の脂質を肝臓に戻す

その他

「アルブミン」・・・カルシウムなどの微量元素や酵素、ホルモン、薬を運ぶ

「トランスフェリン」・・・鉄を運ぶ

脳や心、自律神経の安定に関与する

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みなさんんご存知だと思いますが、たんぱく質は心にも影響します

体内には情報伝達を担う物質が100種類以上ありますが、「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」は3大神経伝達物質といわれ、脳内で働いている感情をコントロールしています

これらの主な材料となるのが、食品から摂るたんぱく質(アミノ酸)です

ドーパミン・・・喜びや快楽、達成感

ノルアドレナリン・・・緊張や集中力、ストレスに対抗し「やる気」を生む。多すぎてもダメ、少なすぎてもダメ、ちょうど位くらいがちょうどいい。

セロトニン・・・ドーパミンとノルアドレナリンをコントロールして自律神経(医師とは無関係に働きを支配する神経)を安定させる働き。「幸せホルモン」とも呼ばれれる。

うつ病、統合失調症、パニック障害、不安障害などの精神疾患は、複数の要因が絡みあって発生しますが、近年では、神経伝達物質の不足も原因の一つとされているので、たんぱく質をしっかりとることは心の安定にもつながるのです

まとめ

意外といろんなことをに携わっているたんぱく質のお仕事はパート2に続きますので明日もぜってーみてくれよな!!

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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