面白い人体の仕組みと働き「のど」
さてさてぼちぼち人体シリーズも終わりに近づいてきましたよ
今回はのどについてです
今流行ってる新型コロ助は喉がめっちゃ痛くなるらしいじゃないですか
そんな外部からの最近から守ってくれる「のど」について今回は深掘りしていきますので最後まで読んでぜひ他のみんなに「のど自慢」してみてはいかがでしょうか^^
喉の仕組みと働き
のどと呼ぶ部分は鼻の奥から気管の入口にあたる咽頭と喉頭の二つの部分のことです
咽頭は空気や食物の通り道であり、口頭は喉仏にあたる部分です
咽頭は上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つに分かれています
上咽頭は鼻の突き当たり部分で、吸った空気は上咽頭を通って喉頭や気管へと送られます
中咽頭は口腔の奥部分で、空気と食物の両方の通り道になっています
その他、食物を飲み込む動きである嚥下や、話す時に発音を助ける役割も果たしています
中咽頭には、上あごの奥にある軟口蓋という筋肉でできた部分があります
呼吸をするときは弛緩して軌道を確保し、食物を飲み込むときは鼻へ食物が逆流しないよいうに喉の後ろを塞ぎます
これと似た働きをするのが、口頭の上方部にある喉頭蓋です
食物が通るときは気管の入り口をふさぎ、呼吸をする時には上に上がって軌道を確保します
下咽頭は器官や食道につながる部分で喉頭のすぐ裏側にあり、食物を食道へと送ります
口頭は気管の入り口の部分で、声帯も存在しています
整体は咽頭の左右の壁から張り出した2枚のヒダで、呼吸をしているときは整体の間が開き、声を出すときは閉じる仕組みになっています
咽頭の粘膜はせき反射が発達していて、異物が侵入するとせき込んで異物を吐き出そうとします
また、のどには外部からの細菌に対する防御機能がある扁桃があります
扁桃はリンパ組織が集まったものです
特に子供の頃は細菌が侵入すると扁桃が炎症を起こしやすくなります
それが刺激となってその細菌に適した抗体を作って全身に放出します
筋肉の緊張がゆるんで出るいびき
いびきは睡眠中や意識がなくなった時に、上顎の奥の柔らかい部分である軟口蓋の筋肉が緩んで、呼吸のたびに軟口蓋が震えて出る音です
軟口蓋は起きていつときは食道と気管の切り替えで緊張していますが、寝ているときは筋肉の緊張がゆるんでいます
私はいびきなんてしていない!!
そういう人もいますが、大小ありますがいびきは誰でもかいています
また、喉の奥の口蓋垂(俗にいうのどちんこ)も疲れているとゆるんで、喉の奥に落ちてしまいます
そのため、空気の通路が狭くなり、震えていびきとなることがあります
口を開けて眠っていると狭い通路にたくさんの空気が流れてきて、振動も激しくなり、いびきも大きくなります
いびきをかきやすい人
・デブ
・軟口蓋の大きい人
・顎が小さい人
・鼻閉などで口呼吸になってしまう人
これらは呼吸の時、空気の通りが悪くなるといった共通点があります
高さのある枕や、枕の位置が悪いと空気の通路はさらに狭くなります
そこでいびきが気になる人は、低い枕にしたり、横向きに寝ると通路が広がり、呼吸が楽になり軟口蓋の震えが最小になると思います
いびきが軽い場合は、生活習慣や食事を見直し、やっぱりダイエットをしたり、規則正しい生活をすることで良くなりますよ
出典「はじめの一歩」森川ジョージ
ちなみにマンガ「はじめの一歩」で試合後すぐにいびきをかいたことにビビるシーンがありますが、なぜそんなにビビるのか?それは、意識レベルが低下している時には、舌根が咽頭を塞ぐ舌根沈下が起き易いことがあります舌根沈下によるいびきは意識障害の症候の一つである事もあり、その意識障害を誘発する疾患には脳血管障害等の疑いがありますつまり、脳の損傷、頭蓋内での出血などが疑われるのでビビっているのです
歌は練習すると上手くなるのか?
音痴の原因を知りたいかい?
音痴の原因は大きく2つあるといわれています
①耳が原因の音痴
これは音程を正しく把握できず、それにより正しい音を出せないというものです
②喉が問題の音痴
音程は正しく聞き取れているのにも関わらず、のどをうまく使えず、正しい音程を出せないというものです
この場合はたくさん歌って、喉の筋肉を鍛えることでうまく歌えるようになるかもしれません
声帯には、前後から斜めに交差する筋繊維が走っています
この筋肉は、通常の会話ではほとんど使われていません
しかし、音程の高さをコントロールする時に働くので、たくさん使って鍛えるほど、思った通りの音程を出しやすくなります
なので、久々にカラオケに行ってうまく歌えないときは、筋肉が衰えているのかもしれませんね
ちなみに筋トレの時にベルトを巻いて高重量を扱うとお腹の筋肉を必然的に使うので、大きな声や高音が出しやすくなった経験がある筆者です
まとめ
のどの働きは「空気を通す」「食物を飲み込む」「話す時に発音を助ける」
食物を飲み込むときは逆流を防ぐ機能あり
外部からの最近の防御機能がある扁桃がある
いびきは筋肉の緊張がゆるんで空気の通路が狭くなり起きる
対策は、空気の通り道を確保するために枕の位置を低くしたり横向きで寝る
耳が悪い音痴は治すのが難しい
喉が原因の音痴は訓練でなんとかなるのでボイトレしよう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです