「まとめ」いろんな足の悩みの解決方法
今回は以前に書いた足についてお悩みを解説していきたいと思います
すでに私のブログは700記事を超えようとしているのですが、結構似たようなタイトルがあったので一つにまとめてサクッとした文章にグレードアップしてお送り致しております
決してサボりたいからまとめ記事にしたわけじゃないぜ・・・
そんなわけで今回も最後までぜってぇみてくれよな
巻き爪
足の爪をついつい深爪してしまうことってあると思います
そうすると、足の爪が巻き爪みたいになってなんだか痛みが出てくることもあったりなかったり・・・
巻き爪にならないためにどうしたらいいのか??
そもそも爪は巻き気味に生えるものです
親指で地面を踏み締める時に足指に正しく体重がかかれば、足指が地面から押し返され、爪のなだらかな曲線を保つことができます
逆に、爪に均一の力がかからないと徐々に巻き爪になってしまいます
さらに、足指の先端より短く爪を切ると(深爪にすると)爪で抑えられていない肉が地面からの反力で盛り上がり爪が食い込んで巻き爪になります
なので、深爪はダメ!絶対!
結論、足の爪は指先と揃うくらいの長さに整えるのが良いでしょう
靴も気をつけたいところです
靴の中で指が圧迫されると爪が巻いていきます
靴の先端と指先の間に1〜1.5㎝の「捨て寸」があり、靴の中で足が動かないように横幅がフィットする靴を選ぶといいでしょう
足が臭い
足の臭いに悩まされている人は結構います
昔仕事の同僚で足の臭いが半端ない人がいました・・・
足には多くの種類の雑菌がいて、中には角質を食べる奴がいて、足の臭いの元になる物質が分解されます
このように雑菌が原因の足の臭い場合、足が高温多湿の状態になると繁殖が進んでしまいます
汗をかきやすい人は足の匂いも強くなる傾向にあります
こまめに汗を拭いたり、通気性の良い靴下や靴を選ぶのが良いでしょう
防臭スプレーももちろん有効です
中には抗生物質を1〜2週間飲んだり塗ったりすることで、強烈な臭いが消える場合もあります
一方で、臭いの原因が水虫の場合、水虫の治療薬を使って改善が必要です
足の臭いは顔から遠い部分なので、ワキガや口臭と同じように比較的自覚しにくいので注意が必要です
臭い対策はこちらも参照
扁平足
扁平足とは、加齢に伴い筋力が落ちて、踵の骨が外側に倒れることで、踵と親指を結ぶアーチが落ち込み、土踏まずが地面についた状態のことです
扁平足だとなんだかいけないということだけ伝わっていますが、具体的に何がいけないのか?
扁平足だと、力強い蹴り出しが難しくなります
こうなると、ふくらはぎなどの筋肉を過度に使うことになり、足が疲れやすくなります
足のアーチを失うとそれを取り戻すのは非常に難しいです
しかし、現代には良いものがあります
良いアーチを保つための医療用インソールでサポートすることが可能な時代です
インソールを買うときはきちんと試着して買うようにしたら大概はいい感じになるので、トレーニングしたくないけど、長時間立ったりする仕事の人は購入を考えるのも手です
アーチを支える母趾外転筋をトレーニングするという手もあります
よくあるトレーニングですが、足指でグー・チョキ・パーをしたり、ショートフット運動(地面から足指5本を浮かせて、親指以外の4本を地面につけてから親指を下ろす動作)なんかがあります
カサカサの踵
角質が乾燥してターンオーバーが乱れることで踵がカサカサになります
この対策は、保湿です
スクラブなどで角質を除去して、入浴後などの角質が一定量の水分を保っているときに保湿クリームを塗るのが有効とされています
クリームを塗った後にラップみたいなものを巻いて30分〜1時間置いておくのも良いでしょう
クリームを塗る頻度は、1日1回の人もいたら、10回塗ってやっと肌が整う人もいます
足を見て肌が白っぽくふやけている状態であれば保湿過剰なので回数を減らすといいでしょう
クリームの成分は、サリチル酸や尿素など角質を柔らかくする成分が入ったものを選ぶといいでしょう
色々入りすぎているクリームは、肌に余計なストレスを与えてかぶれることがあるのでシンプルなものを選びましょう
外反母趾
外反母趾とは、母趾が第二趾側に曲がり、付け根が出っぱった状態です
そのまま放置すると、踵をついて足裏で蹴り出すという接地において、親指をうまく使えずに他の4本の指に負担がかかるだけじゃなく、靴が履けないくらい痛くなったりする
変形して間もない頃は親指に体重を乗せられる分、痛みが出てきます
そんな人は外反母趾の初期段階だと言えます
なので早めに病院で診てもらうのもてです
一方で変形が進行すると母趾が使えないので痛みを感じなくなることもあります
変形自体を治すにはやっぱり手術が必要となってきます
変形の予防としてできることは、足の指を自力で開く
窮屈な靴を履かないというのも方法の一つです
さらには医療用インソールで足のアーチを整えて立った時のアライメントを整えると良いでしょう
外反母趾やむくみの問題、足底の2つの問題とは?
外反母趾やむくみ、足幅が広すぎる、など足の悩みに困っている人は足首にある「足関節」に注目してみましょう
現在女性の足には2つの問題があります
1つ目が足の底面の縦アーチが崩れる「回内足」です
足関節を後ろから見たとき、アキレス腱からかかとが真っ直ぐなら正常
かかとがつい側に入り込んでいたら「回内足」です
足の測定には縦横に弓状に貼られた「縦アーチ」と「横アーチ」があります
この縦横のアーチの出発点となっているのが、「親指の付け根」「小指の付け根」「かかと」の3点です
足にかかる 体重はこれが3点に分散されます
地面からの衝撃を吸収したり、全身の姿勢をバランスよく支えるためにも縦アーチの存在は重要です
回内足チェックを行ってみると現代女性に多いのがこの「回内足」です
回内足チェック方法
・片足立ちでつま先立ちができますか?
体重のかけ方が偏り、かかとが内側に傾いた状態になります
原因は、ふくらはぎにかけて伸びる「後脛骨筋」が衰えることによって、縦アーチが潰れるのが原因です
土踏まずのない偏平足になったり長時間歩くと足裏が痛くなりやすいと言う特徴があります
2つ目の問題は、横アーチが崩れ、足指がのっぺりと横広がりになった「開帳足」です
開帳足になると、歩くたびに人差し指や中指の付け根が繰り返し強く圧迫され、足裏にたこや魚の目などの足のトラブルが起こりやすくなります
開帳足の原因となるのが、足の「固有筋」の衰えです
足の固有筋とは、4層で構想され足指の動きを操作する筋肉のことです
4層の筋肉紹介
表面から順に紹介するよ^^
足指を伸ばして揃える親指だけを開くといった繊細な動きを行うのが固有筋の仕事です
足指のチェックを行うと意外と動かない足指に驚愕しますよ
開帳足チェック
・足でパーをした時指が伸びてしっかりひらけばOK
・固有筋が衰えていると開くつもりでも指全体が上に反ってしまう
日中のほとんどの時間,足指を靴の中で固定した状態で過ごす現代人は、圧倒的に固有筋を使うチャンスが少なく、どうしても衰えがちです
固有筋のある箇所には、動脈や静脈、リンパ管が張り巡らされています
筋肉の動きが悪いと血液やリンパ液が滞り、むくみも起こりやすくなります
さらに足がむくむと水虫にもなりやすいと言うのはあまり知られていない事実かもしれません
むくみにより血行障害が起こり新陳代謝が低下して角質が分厚くなると水虫の原因菌である白癬菌が住み着きやすくなるのです
このように足裏の問題は見た目だけではなく、 足の健康そのものに関わってきます
外反母趾は老化の出発点
ここまでのチェックを行ってみていかがでしたか?
あなたは、かかとが内側に歪む「回内足」でしょうか?
それとも足がのっぺりと広がる「開帳足」でしょうか?
メカニズムこそ異なるものの実は2つの問題が同時に起こっている人が多いのです
そして女性に多い外反母趾にも回内足と開帳足の両方が関係しています
まず回内足によってかかと内側に傾けて立つと、体重は親指の付け根に一極集中し、親指の付け根は重みを堪えきれずに変形します
さらに開張足によって足指の幅が広がると靴を履いたときに足指が圧迫を受けて外反母趾へと向かっていきます
外反母趾は見た目だけの問題だろうと軽く見てはいけません
今は痛みがなくても進行すると早い場合は40代、多くは50〜60代で痛みが強くなり歩行は困難になることがあります
また外反母趾になると体重の圧迫を受けることによって巻き爪による痛みも悪化します
一生元気に、活動的に歩くためには膝の痛みを予防するのと同じレベルでケアしていかなくてはいけないのが、外反母趾です
自分の足で角度を測るだけで簡単に外反母趾チェックができるのでぜひやってみましょう
自分で線を引く場合は椅子に座り前かがみになって、足に重みをかけてやると正確に測ることができます
外反母趾とは・・・
脚の親指が内側に入って変形した状態
進行すると歩くだけでも痛みが生じる「外反母趾障害」となる
脚の親指が巻き爪になる原因
足指力は鍛えましょう
足トラブルは「ハイヒールを履いたり、合わない靴を履く習慣が原因」というのが一般的な考えかもしれません
ハイヒールを履く人だけではなく、日頃フラットシューズしか履かない人でも足の使い方が悪ければ外反母趾は起こります
このような現代女性の足の問題はさかのぼって幼少期の発達段階に足指の筋力を養うことができなかった生活習慣が関係していると考えられます
人間の体は何か動作をするときには必ず体の中で準備をするようにできています
砂浜、草むら、砂利道など、歩く場所ごとに足裏はたくさんのセンサーを使って情報集めその情報を脳に送ります
情報を受け取った脳は、体をどう使うか判断して指令を送ります
このような情報伝達は瞬時にやり取りされ、体幹で支え、太ももや後脛骨筋を使って踏みしめると言う動作が起こるわけです
ところが現在20代から30代の人は子供時代に舗装されたフラットな路上靴で履いて育った、いわば「温室育ち」の足である事は間違いありません
このため足裏の発達のために必要な多彩な動きを十分に経験しないままハイヒールを履く年代に入ってしまうことになります
足自体の動きも不器用な上、足の筋力も不足しているため簡単に足を痛めてしまうのではないかと思われます
だからこそ、「子供の頃の発達段階の足の使い方が、成人後の足にもずっと影響及ぼす」ことを理解していただきたいと思います
子供がやりたがることを日常でどんどんさせましょう
はいはい、ケンケン跳び、植え込みの緑など不安定なところを綱渡り歩きすることも、全てやりたい楽しいと思いながら本能的にやっていること
動作発達段階を大事にしてこそ、一生元気に歩ける体作りの基礎が完成します
もちろん、大人でも今から立て直しは可能です
さりとて、現代社会は「歩かない」、「靴を履きっぱなし」と言うふうにありとあらゆる環境が足トラブルを加速させる要因になっています
だからこそ日常の中で意識してセルフトレーニングを行うことが重要です
ちなみに私は「モンスターフット」です笑
足周りのケアとトレーニング
まずは凝り固まった固有筋をほぐす「固有筋マッサージ」(右下のやつ)を行い解しましょう
さらに足指ストレッチによって同時に動こうとする足親指と残りの4本の指を分離させて動かす練習をします(右上のやつ)
1日の疲れもむくみもすっきりさせる気持ちいいストレッチです
さらに組み合わせたいのは「グーチョキパー」のトレーニングです
縦アーチを形成する力を鍛えるのがタオルギャザーです
タオルがなくても、床を使ってできます
足指の力を使って前に進む動作で職場にいる時でも、デスクの下でも、靴を脱げばできます
足指の付け根、横アーチのあたりから大きく指動かすのがポイントです
横アーチを形成する固有筋は「グーチョキパー」で鍛えます
特に「パー」の動きでは指が持ち上がらないように注意して親指を伸ばしながら開きます
現在、外反母趾傾向がある人は、どうしても指を持ち上げた「パー」になってしまいがちですが、誤ってそのような動きを繰り返してしまうと、外反母趾をより強めることになってしまうので注意しましょう
水虫
水虫は最低3ヶ月、薬の服用をしましょう
対策としては毎日指の間まで洗う
水虫とは、白癬菌というカビが角質層の中に入ることで起こる感染症です
基本的に自然治癒は難しく、薬を使わないとなかなか治りません
3ヶ月は薬を使って対策しましょう
カビといったら梅雨時によく発生しますよね
なので高温多湿な場所を好みます
冬場は繁殖しにくいものの、実は皮膚の角層に潜んで、夏になると症状が再発するという人も多いです
水虫の人と一緒に住んでいる人にできることは、白癬菌が皮膚内に入って乾
癬が成立するまでに約24時間かかるので、24時間以内に足の指全体を洗うことでリスクを抑えることができます
プールや銭湯から帰ったら足をこまめに洗いましょう
水虫のチェックリスト
薬指と小指の間の皮がむける
土踏まずに水泡ができてかゆい
かかとの角質がざらざらし、皮がむける
爪が白く変色してポロポロ崩れる
※足の指の間がじゅくじゅくしてかゆいイメージがある水虫ですが、足がカサカサでもかゆみがなくても水虫の可能性あり。
水虫の薬には抗真菌薬が使われますが、水疱にこの薬を使うとかぶれで症状が悪化することがあります
また、水疱の治療の使うステロイドを水虫に使うのもよくないので、自己判断で薬局で薬を買うのはやめて皮膚科に相談しましょう
水虫のセルフケア
水虫のセルフケアは、とにかくムレ対策です
足回りの手入れ方法
帰宅したらすぐに足を石鹸で洗う
靴下は常に清潔に、こまめに洗う
脱いだ靴は乾燥からの除菌
身につけるものに注意する
5本指ソックスを履く
ストッキングは避け、綿素材の靴下を穿く
同じ靴を2日連続で履かない
ブーツは避ける
隠れ水虫とは?
爪水虫・・・爪が白く変色し、ボロボロと崩れて変形している。
乾燥水虫・・・かかとの皮が乾燥して固くなり、ボロボロ皮がはがれるという人も要注意。角質増殖型の水虫の可能性があります
水虫対策アイテム
・ムレ対策スプレー
・足拭きシートを使う(昼間1回拭く)
足底腱膜炎
足底腱膜とは、踵から足指の付け根にかけてついている膜のことです
接地のたびにアーチが沈み込んだり戻ったりして衝撃を逃がします
その調節をするのが測定腱膜なのです
しかし、足に急激な負担がかかると足底腱膜炎になりやすいです
突然ランニングを始めたり、何万歩も歩くなど急激な荷重環境の変化によって発生しやすくなります
運動強度を上げるなら少しずつしましょう
体を慣らしていくことが重要です
早期の段階における足底筋膜炎には、体操とインソールが有効です
アキレス腱を伸ばしたり、足の裏をこまめに刺激してマッサージしましょう
また、足のアーチの崩れをサポートするインソールを敷くと楽になりますよ
あとは痩せることも重要です
体重が重いと足の裏のアーチは耐えきれずに痛みを出しやすくなります
個人的な感想ですが、足底腱膜炎の患者は太っているような気がします・・・
タコ、ウオノメ
タコは一点に慢性的な圧力がかかったり摩擦が起こることで角質が分厚くなって生じます
一方のウオノメは一点に集中した力がかかることで芯を作り、内側に食い込みます
合わない靴を履くことや足の変形などにもよりますが、中には遺伝的要因で
足の裏の皮膚が硬くなりやすい人もいます
タコやウオノメの放置は角質がより厚くなり、痛みが出やすくなるのでやめましょう
カッターなどで削るのも一つの治療法ですが、削りすぎると出血して傷から菌が入るケースもあるので、追い込みすぎて削りすぎないようにしましょう
足の角質を柔らかくする成分、サリチル酸や尿素が入った市販の軟膏を使うのも良い
足が激しく変形しているとタコやウオノメができやすいので適切な矯正が必要です
医療用インソールで理想的なポジションに整えて、局所的な圧を取るのが最善策と言えます
まとめ
巻き爪は深爪しない、靴で爪を圧迫しないことで対策
足の臭い対策は、足を清潔にするのはもちろんだが、防臭スプレーや抗生物質投与などの対策もある
水虫が原因なら医者に行こう
扁平足は加齢に伴い筋力が落ちて起こる
一回アーチを失うと取り戻すのは難しいので、インソールでサポートしよう
トレーニングは母趾外転筋を鍛える
踵のカサカサは保湿クリームを
塗る頻度は人によって違うので効果が感じられない人は回数を増やしてみよう
外反母趾は初期段階で病院を受診
セルフケアは足指をしっかり開く運動やインソールで足のアーチを整えて立った時のアライメントを整える
水虫は自力で治すのは無理
水虫は最低3ヶ月薬を使おう
対策は足の指まで洗いましょう
足底腱膜炎は急にジョギングを始めたり、歩く歩数を急に増やしたりしないようにする
太っている人は特に注意
予防法は普段からアキレス腱部をストレチしたり、足裏をほぐして柔軟性を保とう
アーチの崩れをサポートするインソールも重要
タコやウオノメは放置すると痛みが出るので対策を
削りすぎると傷ができてばい菌が入るので気をつけよう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです
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