歩く(ウォーキング)のメリットとは?②
今回は、以前に書いた「歩く(ウォーキング)のメリット」の話の追加記事です
歩くことを馬鹿にしていた筆者が感じた意外なメリットと効果をただただ綴っていくという記事になりますので最後までお付き合いください
血液循環が良くなる
当たり前のことを言ってすみません
出典「ワンピース」尾田栄一郎
しかし、死ぬと分かっていてもうるティに「ルフィは海賊王になれないと言え」と言われたナミのようにどうしても言ってしまうのです
血液循環が良くなります・・・・
新型コロ助が怖いからといって部屋の片隅でくすぶっていませんか?
そうなると、知らない間に座ってばかり、もしくは横になってゴロゴロしている時間が多くなってしまいます
この座りっぱなしや横になりっぱなしが、実は喫煙よりも体に悪いといったらどうですか?
全身の血液循環が悪くなり、細胞に酸素と栄養が行き渡らなくなり、老廃物や疲労物質が排出されずに溜まってしまうことが簡単に想像できるでしょう
座ってばかりや寝てばかりいると血液循環が悪化します
それは、足腰の筋肉で血液を循環させる「ミルキングアクション」という働きが作用しないからです
心臓より下を流れる血液は、重力に逆らって心臓に帰ってきます
その時の手助けをするのが足腰の筋肉です
筋肉の伸縮で、血管の圧迫と弛緩を繰り返し、血液を下から上へ送り出す作用をみるキングアクションと言います
ルフィのギアセカンドの時のこんなイメージ
出典「ワンピース」尾田栄一郎
なので「足は第二の心臓」と言われているのです
ルフィみたいにしなくても、立ち上がって歩き出すだけで、見るキングアクションは活発になり、血液循環が良くなります
本当に老化は足から始まりますので、歩いたり動く習慣がない人だと、30代から筋肉は足腰を中心に1年1%の割合で減っていきます
歩くことは筋肉をアップさせることは少し難しいですが、キープすることは可能なので積極的に取り入れましょう
鍛えたい人はこちらを参照
血圧を下げる
最近昔から注意喚起をしていた知り合いが高血圧になりました
ちなみに高血圧の患者は、全国で推計4300万人で、日本人に3人に1人が高血圧を抱えている計算になります
高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれていて、自覚症状に乏しいが、高い圧力が血管にかかり続けるので、動脈壁が硬くなって血液の流れが悪くなる動脈硬化のきっかけになります
高血圧の人は新型コロ助にかかった時に、重症化しやすいという報告もあるので気をつけましょう
高血圧対策で真っ先に思いつくのは「減塩」
これは「田園」
しかし、これだけ減塩が言われていてやっているのに高血圧の人が減らないことから、減塩はそんなに意味がないことが皆さんもお分かりでしょう
そこで高血圧世紀末救世主伝説となるのが「(歩く)ウォーキング」なのです
無駄にかっこいい漢字の羅列^^
歩くことで血液循環が良くなると、血液が流れる方向に沿って「ずり応力」という力が血管に働きます
出典「https://www.mohno-dispenser.jp/compass/compass01.html」
ずり応力とは・・・一般に物体の内部に面を考え、この面の両側が互いに面に平行な力を及ぼし合っているとき、単位面積当りのこの力をずり応力という
その刺激を受けると、血管の内側から一酸化窒素が分泌されて血管が広がり血圧が下がるのです
塩を気にするよりも何も考えずにさっさと歩いたほうが楽だということになる
ついでにウォーキングで体重も減って減量できたらより一層血圧が下がるのでさっさとやろう
アンチエイジングに効果的
有酸素運動代嫌い筆者が歩くことに目覚めた利点として「アンチエイジングに役立つホルモンが出る」という点があります
当然筋トレでも出るのですが・・・
「歩くのがめんどくさいから自転車がいい」という人もいると思います
しかし、同じ有酸素運動である自転車では少し効果が薄いです
なぜなら重力の恩恵を受けにくいことで「骨」に刺激が行きにくくなるからです
歩いて骨に刺激がいくと、酸化を抑えるホルモンが出て血糖値を下げてくれます
血糖値が急激に上がったり下がったりすると糖化という老化現象が促進されることを前回も言いました
それらのホルモンがテストステロンの分泌も促進してやる気を出させてくれて、心身の機能低下を防ぐカギとなるのです
その他には、骨からオステオポンチン(下ネタではない)というホルモンが出ます
骨の中心にある骨髄で造血幹細胞を活性化して、免疫を担う白血球を増やして免疫力を高めてくれるのです
姿勢が整う
猫背って失礼な表現ですな・・・
筆者自身もそうなのですが、デスクワークで座って前傾する姿勢がついつい長くなってしまいます
平気で3時間くらいパソコンと格闘してるなんてこともザラです
そうなると、いつの間にか背中も丸くなり、腰も丸くなりやすくなります
それが良くないのは既に過去に語っています
これらが頑固な肩こりや腰痛の原因になります
歩いていると、猫背や腰の丸まりといった姿勢が矯正されて、肩こりや腰痛の緩和につながります
酔拳が酔えば酔えば酔うほど強くなるように、歩けば歩くほど姿勢が良くなるのです
筆者は酔拳2が好き^^
歩くときは自然と視線が前方を向き、背筋が伸びます
そのとき、肘を後ろに引いて左右の肩甲骨を寄せるように意識すると効果は未知数で増幅します
固まっていた肩甲骨が動いて、周辺の血行が促進されるので、背中の強張りがほぐれて楽になります
背筋を伸ばして肩甲骨を寄せるように気をつけると、連動して骨盤が動くようになります
お腹に軽く力を入れると、骨盤が軽く前傾するので、腰の丸まりも解消します
そうなると腰の痛みも緩和します
歩くスピードを徐々に上げていくと、一歩ごとに肩甲骨と骨盤が反対方向に動くことになり、背骨を軸として体幹が捻じるように動きます
背骨も稼働するようになるので姿勢はどんどん整いやすくなっていきます
階段を歩くとより効果も上がるのでお試しください
まとめ
歩くと当たり前に血液の循環が良くなる
歩くと血管に一酸化炭素が分泌されて血管が広がり血圧が下がる
歩くと骨から若返りホルモンが出てアンチエイジング効果がある
歩けば歩くほど姿勢が整い肩こりや腰痛が良くなる
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです