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年齢に応じた運動のやり方、続け方を考える

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出典『HUNTER×HUNTER』冨樫義博

最近空手の試合に出たのですが、すでに一般の部では最年長に近い年齢になっていることにここ数年驚かされます

まさにハンターハンターのネテロ的感覚です

自分の中ではまだまだ気持ちは中2くらいの感覚でいるのですが、体の方はんなことはないようです

例を挙げると・・・

・翌朝起きたら体が痛い

・今までなったことのない怪我をする

・ここぞという時にギアが上がらない      etc

そんなことをちらほら感じる中で昨夜決定的なことが起こりました

一緒に練習している方が瞬間的に動いた瞬間

「バツンッ」

という変な音とともに転倒しました

原因はどうやら「アキレス腱断裂」

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何回か症例は見たことはありますが、目の前でライブで見たのは初めてで、年齢の壁についてとても考えさせられました

もし自分が怪我をした時に愚地独歩のように「だからいい」と思えるかどうか・・・(ちなみにこの時の愚地独歩は左膝を折られています)

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出典「グラップラー刃牙」板垣恵介

中国拳法の達人郭海王も筋肉に頼った戦いはやめて、技の方に転向して行っています

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出典「バキ」板垣恵介

腕力家範馬勇次郎も歳は40歳くらいですが今後戦い方を変えるかもしれません

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出典「範馬刃牙」板垣恵介

前置きが長くなりましたが、今回は年齢を重ねても怪我なく運動を続けていくにはどうしたらいいのか?ということについて対策などを解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

今回なんでアキレス腱断裂したのか?

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まず始めに、今回なんでアキレス腱を断裂したのか?ということを考えていきたいと思います

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します

腱の老化現象が原因であると考えられています

30~50歳のスポーツ愛好家に多く、運動会などでお父さんが子供にいいところを見せようとして起こったりします

瞬発系のスポーツでバレーボール、テ二ス、バドミン卜ン、ソフ卜ボールなどでの受傷が多くみられます

これらのことから・・・

・アキレス腱の老化現象

・瞬発的な動き

・筋肉の固さ

・準備運動不足

・体重による下半身への負担

・下半身の疲労蓄積

などが考えられます

簡単にまとめると「ウォーミングアップ不足で硬くなったアキレス腱部に瞬間的に体重がかかり筋力に耐えきれず断裂した」ということになります

ちなみにアキレス腱が切れても歩けます

つま先立ちはできません

そしてそんなに痛みはありませんが、アキレス腱が切れてしまった・・・という精神的ショックが大きいようです

治療方法は2種類あります

・手術を行わずにギプスや装具を用いて治療する保存療法

・断裂したアキレス腱を縫合する手術療法

保存療法ではギブスや装具によって、6~8週間程度アキレス腱を固定する必要があり、リハビリテーションが長期化するといったデメリットがあります

なので、スポーツ選手は競技に早期復帰するため手術を選択することが多い

手術療法では、アキレス腱を直接つなぎ合わせます

手術は入院して行われることが多いが、手術方法や腱の状態によっては日帰り手術が可能な場合もなきにしもあらず・・・

その辺は病院の先生との話し合い次第です

明日は我が身と思って考えよう・・・^^;

怪我をしないためにはどうしたらいいのか?

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怪我をしたネコ

怪我をしないためにどうしたらいいのか?

・運動前にウォーミングアップで十分筋肉を温める

・普段から筋肉や腱に疲労をためない

・筋肉のケアをする

・普段から水分を十分とる

・体重を増やしすぎない

・運動後生理運動を怠らない

・糖質に偏らず、タンパク質、ミネラル、ビタミンなどの栄養をしっかりとる

運動前後の準備やケアについて

運動前後のストレッチやケアに関してはいうまでもありませんが、意外と社会人になるとできていないものです

日々の仕事の忙しさに追われる中でやっと捻出した運動する時間を楽しむために、いきなり競技を行いたい気持ちはわかりますが、一呼吸おきましょう

若い頃と違うのです

筋肉は固くなってしまってなかなか回復しなくなっている体に、いきなりフルスロットルのパワーを要求してはいけません

バキみたいに12時間もウォームアップしなくてもいいですが、最低でも20分以上は運動前後にウォームアップや整理運動を行いたいものです

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出典「グラップラー刃牙」板垣恵介

日頃の筋肉のケアについて

やはり疲労でパンパンにパンプアップした筋肉というのは、見た目は盛れていいのですが動く上では邪魔でしかありません

普段何もしていない時の筋肉はマリリンモンローの体のように柔らかくなくてはいけません

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出典「バキ」板垣恵介

動かす瞬間だけ固くなればいいのです

疲労が溜まりやすい部分としてはやはりアキレス腱のあるふくらはぎが一番に頭に浮かびます

なんせ、膝から上全ての重さを1日中支え続けているだけでなく、瞬間的な動きまで要求するのですからそりゃパンパンになります

日頃のケアについては自分でできない時は、整骨院の先生に相談してもいいかもしれませんね

水分や栄養補給について

日頃の水分補給や栄養補給について

筋肉が固い人は筋肉に十分な血液と水分が行き渡っていない人が多いようです

怪我の少ないスポーツ選手は運動中はもちろん、普段から大量の水分を取ります

その量は1日2リットルどころではありません

栄養補給も大事です

ナトリウムやカリウムなどの栄養素が不足すると足がつりやすくなるというのはよく言われています

普段から筋肉のことを考えてこういった栄養素を積極的に摂りたいものです

復帰するためにどうしたらいいのか?

運動競技への復帰を早くするにはどうしたらいいのか?

スポーツ競技にいち早く復帰するにはやはり手術が必要になるでしょう

固定による保存療法を選択すると2ヶ月くらい固定しておかなといけません

その後も軽く歩くなどを行うのも半年くらいはかかり、競技復帰は1年以上とかなり長い目で見ないといけなくなります

デメリットとしては復帰までが長い、また切れる可能性が高いということです

メリットととしては体にメスを入れないから精神的な負担が少ないということくらいですかね・・・

なので私がアキレス腱断裂したなら手術をしていくほうがいいかなと考えます(個人の感想です)

何れにしてもその辺は医師としっかりと相談してリハビリの期間や方法も含めてきっちりとやっていったほうがいいでしょう

なんにしてもアキレス腱はかなり重要な部分です

焦らずにじっくり治していく必要がありそうです

下半身の筋トレも極力下腿三頭筋に力を入れない種目を選んでいけばいいと思います

ふくらはぎ以外は鍛えられるので筋トレしない理由にはなりません

筋トレを行うと成長ホルモンも出るので、鍛えていない部分にも影響が出て回復を早めたり発達を促進したりする効果も期待できます

膝から上は全て鍛えられます

やるしかない!!!

加齢による競技の方向性は?

今後の方向性についてです

若かった頃と同じように生活していてはダメですね

競技を生涯続けようと思ったら以下のことに気をつけないといけません

・酒やタバコを止める

・ジャンクフードを止める

・毎日運動する(運動量や強さはその日のコンディションで決める)

・無理をしない

・力に頼りすぎない(技術を磨く)

・日々の体のケアを怠らない

嗜好品をやめることについて

嗜好品はあくまでも個人の自由です

どれだけ酒を飲もうが、タバコを吸おうが他人に迷惑をかけてさえいなければ良いという考えですが、スポーツ競技を続けるという選択をしたからにはそれはやめた方がいいのはわかると思います

嗜好品をやめたからといって全く怪我や病気にならないという保証はありませんが、少なくともそれらのリスクはかなり下げることができると考えられます

個人的な考えですが、タバコはあまりメリットは感じられませんがお酒は月に一度くらいなら大丈夫だと思います

年に数回の集まりなどでお酒を飲んだりするのは良いと思いますのであまり神経質になる必要はありません

ジャンクフードもやめた方がいいのはみなさんわかっていると思います

手頃な方法としては、「コンビニに行かない」という方法です

コンビニは超天才が計算し尽くして考え出した誘惑のテーマパークです

目線の高さには売りたいものが陳列されて、レジ横には気軽に買える値段のお菓子なんかが並べられていたり・・・

完全に厚切りジェイソンじゃなくても「罠だろ!!」と叫びたくなります

なので、コンビニには行かないという方法を取るのが一番です

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出典「範馬刃牙」板垣恵介

こんな考えもありますが、どんなに気をつけても毒を喰らっていますからあえて毒を喰らう必要はないと思います

日々のケア、毎日の運動について

日々のケアについては、若い頃とは比較にならないくらいにシビアにならないといけません

ふらっと練習場にきていきなり練習を始めて、その後終わったら整理運動をせずに帰って、ろくに栄養もとらずにマッサージやストレッチもろくにせずに夜更かしして寝るがかなり寝不足・・・

そんな生活をしていたら体が悲鳴をあげて故障するのは当たり前です

たまにしか運動をしないというのもあまり良くありません

毎日何かしら体を動かす習慣をつけましょう

毎日激しいトレーニングをする必要はありません

コンディションによっては、軽く歩くだけだったり、ストレッチをするだけだったりという日もあっていいのです

肝心なのは毎日何かするというところです

毎日体を動かしていると、自然と体の小さな変化にも気がつくようになります

加齢が進むと、その小さな体からのSOSに気が付きにくくなってしまいます

ましてや、運動する頻度が減ってしまっては力の調節もできずにすぐに怪我をするのは「運動会でいいところを見せようと頑張るたまにしか運動しないお父さん」で想像しやすいと思います

なので、毎日体を動かしましょう

そして体の声に耳を澄ませましょう

力に頼りすぎないことについて

筋肉は裏切らない、しかし関節や骨は裏切ります

筋肉が大きくなっても支えている関節とか腱は鍛えられない

イチロー選手もそんなことを言っていました

今回のアキレス腱断裂もその結果の一つです

腱は鍛えることができないのです

したがって、力に頼りすぎると今回のように断裂してしまうのです

だからと言って、全く力を使わないというわけにはいかないのである程度はトレーニングが必要となります

これが先ほど言った毎日運動するというところにつながるというわけです

毎日の運動の中で体の声を聞くのです

最小限の力で力に頼らない動きを研究しましょう

最小限の動きで最大限の力と効果を発揮する技術を!

まさに達人のそれではないでしょうか?

歳をとった達人がこうなっていくのはもはや必然ということだったわけです

昔は、どんどん若い人に負けてしまうのがめちゃくちゃ悔しくて負けず嫌いな人間が考えて考え抜いた結果達人になれたのです

現在は、さまざまな書籍や動画を見てすぐに真似することができる時代です

北斗神拳のように一子相伝の拳法ではなくてわりとオープンな時代となってきています

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出典「北斗の拳」原哲夫 武論尊

それを利用しない手はありません

どんどん動画などを検索して、それを見て研究して、技術を磨いて、達人を目指せる時代なのですから・・・

あとはやるかやらないかだけです

行動あるのみという結果ですね

まとめ

加齢に伴った運動の方法に徐々に変えていかないといけない

若い頃と同じことをしていてはダメ

日頃のマメなケアと鍛錬の継続が長期にわたる競技生活を支える秘訣

最終的には技を研ぎ澄まし、無駄な力みや動きを極限まで削ぎ落とした達人を目指そう

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

参考文献



今回の記事の元ネタの方

早く良くなって欲しいです・・・

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