座る時間が多いと首がこる!テレワークによる弊害と首のトラブル解消の話
テレワークが一般化してはや数ヶ月
みなさんそろそろテレワークによる症状が出てきているのではないでしょうか?
私も昨年からは座ってパソコンをつつく毎日を送っているので、その辛さは共感できます
長時間の座り作業でやられてくるのが、首、肩、腰、膝です
その他には、足首や手首、肘などといった部位も痛みが出てきています
知ってはいたものの「こんなにも動かさないということは体に痛みをもたらすものなんだ・・・」と体感している真っ最中です
今回は手始めに「首」にスポットを当てていって解説していきます
今回の記事でわかること
・ストレートネックの改善方がわかる
・首のエクササイズがわかる
・デスクワークなどの首の影響についてわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
ストレートネックとは?
ストレートネックとは首がまっすぐになってしまうことです
「おいおい、そのまんまやないかーい」とツッコミが入りそうなのでもう少し補足
ストレートだと何がいけないのか?
人間の背骨は本来S字になっていて曲がる事で、縦の衝撃を和らげる仕組みになっています
出典「ワンピース」尾田栄一郎
Dr.チョッパーもそう言っています(医師免許ない)
頭というものはとても重たいものです
ストレートになると頭の重さをもろに首にうけてしまいます
首に衝撃がくると頚椎の間の神経が圧迫されて、手の神経症状や最悪動かなくなってしまったりしまいます
首への負担のかかり方はボーリングの球をイメージしてもらうとわかりやすいと思います
あれが頭と考えて、ボーリングの球を体の近くにつけている場合と、腕を伸ばしてボーリングの球を持っている状態を想像してみてください
どちらが辛いでしょうか?
答えは腕を伸ばしている状態ですね?
それと同じことが首にも起こっていると思うと、何やら首の筋肉がとても頑張ってくれていて愛おしささえ感じるのではないでしょうか?
そんな状態なので首の後ろがパンパンに固くなってストレートネックになると、肩が凝ったと感じるくらいならいいのですが、吐き気がしたり、首が動かなくなったりとさまざまな弊害が出てきてしまいます
頭は胴体の上に乗せるだけ・・・
前に出したり横に倒したりしない
出典「スラムダンク」井上雄彦
ストレートネックの原因は?
原因は圧倒的にスマホやパソコンを使う機会が増えたためだといえます
その他には
・座る時間が長くなった
・筋力の低下
・運動不足
などが考えられます
このようなポーズをとっている人は要注意
もたれ座り
前かがみ
前のめりパソコン
共通しているのはどれも同じ姿勢を長時間していて動いていないということです
テレワークに限らず仕事などで座ることが多くなっている人は、タイマーでもセットして定期的に立ち上がって軽いストレッチやウォーキングタイムを取り入れていくことをお勧めします
クビのカーブを取り戻せ!!
これは「愛をとりもどせ」です
首のこりや痛みを改善、解消するためには背骨の首部分を構成する頚椎の状態を整えることが必要になってきます
それは、頭痛、めまい、難聴、耳鳴り、イライラなど自律神経失調症のような症状の改善や解消する上でも効果的な方法になってきます
さらに首の部分のトラブル解決となる筋肉へのマッサージも効果を促進させる方法の一つとなります
これらの方法は、ストレートネックを効率的に解消していく方法の一つです
首の前側「胸鎖乳突筋」を緩めよ
長時間同じ姿勢をとっていると、首の前の「胸鎖乳突筋」が固まってしまいます
優しくつまんでほぐしてあげることで、首をまわしたり、上を向くのが楽になります
首の後ろをほぐす前にまず、「胸鎖乳突筋」をほぐしましょう
アゴをリリースして正しい位置を意識する
アゴを後ろに押し込む動作を繰り返すうちに、だんだん首本来のカーブが戻ってきて動きもスムーズになっていきます
また、ストレートネックは頚椎の下の部分に過度な負荷がかかるため、関節のスペースが狭くなった状態を放置していると首回りの神経や血管を圧迫することになり、腕から手の神経症状やだるさが出たりします
リリースボールを使ったストレッチ
頭蓋骨の後頭部の部分と首を繋いでいる筋肉が、長時間前かがみの姿勢が続くと固くなります
これが固くなると、首の動きが制限されてひどくなると痺れや痛みなどが現れます
これを解消できるのがこのストレッチです
この部分の固さが解消されると、血流や神経の流れがいっき解消されるため、筋肉の痛みや、頭痛やめまい、耳鳴りやイライラの改善も期待できます
耳の上の「側頭筋」を緩める
耳の上の部分には、噛むときによく使う「側頭筋」があります
この部分の筋肉をほぐすと、ほうれい線の解消や頭痛や顎の痛みに効果的です
胸郭の動きを取り戻せ!!
頚椎のストレートネックの影響は、背骨の中の頚椎の下に続く胸椎にも出てきます
前かがみの姿勢は本来加わるはずのないストレスが今日ついにかかって、猫背がどんどん強くなってしまいます
特にパソコンやスマートフォンを長時間使っていると、肩甲骨の位置から前方に折れ曲がったような姿勢になります
前かがみになるということは体の前方にある胸骨と鎖骨が繋がっている関節「胸鎖関節」も固まってしまい、呼吸をするときにしっかり酸素を吸うことができなくなってしまいます
結果的に、肋骨部分がねじれて潰されてしまって、
・息苦しさ
・原因不明の胸の痛み
・食欲不信
・逆流性食道炎
・肋間神経痛
などを引き起こすこともあります
これらを解消するストレッチ
椅子反らしストレッチ
テレワークの合間にもオフィスでのちょっとした休憩時間でも簡単にできます
こまめに行って胸椎の動きを取り戻しましょう
肩甲骨ストレッチ
こちらのストレッチは硬いフローリングの上で行ってください
アゴを押して引くことで首から胸にかけて矯正する作用もあります
※激しい痛みがあるときは刺激を減らして心地いい程度で行ってください
まとめ
今回は自分がパソコン作業をしていて気になったことを記事にしました
首の問題は徐々に体を蝕んでいきます
ストレッチやエクササイズは痛みがキツかったりしたら無理してしないように、心地いい感じで行うようにしていきましょう
他にも痛いところはたくさんあるのでしばらくはネタに困ることはなさそうです^^;
今日言いたいことはそれくらい