長時間座っての作業を快適に過ごしたい!良い椅子を使えば生産性も上がり、体の不調もなくなる!
椅子に座っている時間が長い話は前の記事でも触れました
そんな座る時間が長い人が一番に気をつけるべきポイントは、筋肉や姿勢も大事なのですが、今回は「椅子」に注目していこうと思います
出典「進撃の巨人」諫山創
長時間のデスクワークと体の不調と関係が深いのは「椅子の座り方」です
ですので、今回の機会に一度椅子の座り方と形なんかの見直しをしてみるのも良いと思いますのでぜひ参考にしてみてください
今回の記事でわかること
・椅子を選ぶときの注目店がわかる
・生産性の上がる体に優しい座り方がわかる
・床座りの時の注意点がわかる
以上のことについて解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
ちなみに断然おすすめなのはこの椅子!(高いけどね^^;)
椅子のチェックポイント
出典「スラムダンク」井上雄彦
まずは自分がいつもどんな椅子を使って仕事をしているのかを考えてみましょう
それが普段から不快な感じで座っているならば、心地よい椅子に変えましょう
よく目先の金額に影響されて
「高価な椅子は買うのは勿体無い」
そう考える人は多いと思います
しかし長く使うものである椅子のコスパを考えると、長期的にみて腰痛や肩凝りなどにならないようにそこはお金をかけるべきところであると思います
椅子のチェックポイントは以下の通りです
①座面の高さ
②背もたれの状態
③肘掛けの有無
順番に解説していきましょう
まず①の「座面の高さ」についてです
こいつは自分の体にあった状態に調節する必要があります(当たり前だろ)
深く座って、背もたれの下部にお尻と腰をつけた状態で、「足の裏全体が床につく」「股関節・膝関節・足首の関節が約90°になる」という状態がベストです
こうすることで、骨盤が寝てしまうことを防げて、安定した状態を維持しやすくなります
座面が低すぎると、どうしても前かがみになってしまい、腰が痛くなってしまいます
おまけに股関節や膝を曲げる角度もキツくなっていきます
低い座面は長時間の作業に確実にマイナスに働くので注意が必要です
股関節や膝が既に悪い人は、座面を少し高めに設定すると楽に座ることができます
「座面の固さ」については、自分の心地よいものを選べば良いと思います
硬すぎる座面は、血流を止めてしまって下半身の血流や神経の流れに影響を与えてしまう可能性があります
だからといって、「フッカフカのクッション」なんかをお尻に敷いてしまわないように注意しましょう
なぜならば、柔らかすぎるクッションは、お尻が沈み込み、骨盤が倒れた状態になり、背中が丸くなってしまって結果的に腰に負担がかかってしまいます
ソファやビーズクッションに座った時がこれにあたります
絶対この姿勢だと腰が痛くなる
ですので、ソファなんかでパソコン作業をしてる人は相当仕事が捗らないと思います・・・
背もたれ部分と肘掛けは絶対欲しい
次に②の「背もたれ」はあったほうがいいです
背もたれがあると、椅子に深く座って、背もたれの下部にお尻と腰をつけていれば、骨盤を立てた状態をキープするのが簡単になります
背もたれがなくてもある程度は骨盤の状態をキープできるのですが、時間が経って来るとどうしても骨盤が傾いて前屈みの姿勢になってしまいます
背もたれはこうしたピンチを乗り越えるための助けになります
最近は車を運転する時にも使う骨盤サポートグッズがありますので、今使っている椅子に使うというのも有効です
背もたれのリクライニング機能は使わないで、座面との角度はできるだけ90°に近いところにしておきたいものです
これは、骨盤を立てた状態にできる上に、そのまま背筋を伸ばして、顎を引いたら自然と良い姿勢をキープできるからです
背もたれの腰に当たる部分の出っ張りがあるやつは、この良い姿勢を意識できるように作られています
普段使っている椅子がそういったデザインのものならば言うことなしですが、違う場合は市販のサポートグッズを使うか、腰の部分の出っ張りをバスタオルなどで作るのもありです
タオルを置く場所は、ヘソの位置くらいのとこなのでその部分位置いてみましょう
③の「肘掛け」もあったほうがいいものの一つです
車を長時間運転していたらわかると思いますが、腕は意外と重いのです
肘掛けに腕の重みを預けるだけで、肘や肩の不調の軽減・予防に役立ちます
体に優しい椅子の座り方
ここでは体に優しい椅子の座り方について解説していきます
重複するところもありますが、しっかりとついてきてください^^
①椅子には深く座って、背もたれの下部にお尻と腰をつける
②足の裏全体を床につけ大地を踏みしめる
③股関節・膝関節・足首の関節が約90°の状態にする
④背筋を伸ばして顎を引く
⑤疲れてきたら、椅子の上で星座やあぐらや脚を組んだりして少し動かす
こんな感じで座っていると、腰や背中、股関節の痛みは出てきにくくなります
顎を引くことで、結果的にパソコンのモニターとの距離が離れ、目の疲れの軽減にも役に立ちます
そうした中でも1時間に一回は立ち上がったり、椅子に座ったままストレッチなどをしていくことが長い人生の中での仕事を快適にするものになります
ストレッチの方法はこちらの記事を参照
床に座るときの注意点
現在私は椅子と机でパソコン作業を行っていますが、以前ではホームこたつでパソコン作業を行っていました
その時は、腰が痛すぎるためになかなか作業が進まず苦労をしました
愚かすぎますね・・・
私に限らず、床に座っての作業はあまりにも過酷すぎます
しかし、どうしても床に座って作業をしないといけない人は以下のような工夫をして乗り切りましょう
①壁際に座布団を敷いて、壁に背おむけて座る
②壁を「椅子の背もたれ代わり」にしてお尻と腰をつける
③座布団やストレッチポールの上で、あぐらや正座を繰り返し誤魔化す
これらの方法を駆使して床での戦いを制してください
実際こんなことに気を取られていたらパソコン作業に集中できないので、やっぱり良い椅子を買いましょう
まとめ
椅子の力を甘くみてはいけない
良い椅子を使うことで、生産性が爆上がりして首や肩、腰や膝への負担はかなり軽減する
たまに椅子の上で、あぐらや正座などをして動かしていって、1時間に1回は休憩を入れてストレッチなどで体を動かしましょう
床に座っての作業はおすすめできない
できれば良い椅子を買ってしっかり作業にフルコミットしてしっかり稼ぎましょう
今日言いたいことはそれくらい