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【FPの防災】感震ブレーカー設置費補助制度の活用について (愛知県刈谷市)

こんにちは、ついじFP事務所代表の山田です。
大地震が発生した際、自宅を通電火災から守るためのツールがあります。
購入設置をサポートしてくれる補助金制度と共に情報を纏めておきます。



通電火災とは

大きな地震が発生した場合、一時的に停電になるケースがあります。
復旧した時、倒れたストーブなどに通電すると、火災が起きてしまいます。
これが通電火災です。


感震ブレーカーとは

大地震を感知すると、主幹ブレーカを強制遮断してくれるブレーカーです。
この動作により、電気復旧時の二次火災を防いでくれます。
地震の収束後、電化製品などの安全を確認して復電できるようになります。
以下のようなパターンありますが、一般の家庭は①になると思います。
① 既存の分電盤に設置 (画像右側の赤丸)
② 主幹漏電ブレーカごと交換・設置 (製品により設定あり)
③ 分電盤自体を新設 (新築・リフォームなど)
④ 感震リニューアルボックスを増設 (分電盤メーカーが異なる場合など)


感震ブレーカー設置費補助制度

購入設置費用の最大半額、自治体の補助金を活用することができます。
制度は自治体によって異なり、刈谷市は半額補助の上限20,000円です。
自宅の防災力強化をサポートしてくれる、非常にありがたい仕組みです。
私の場合は、購入設置費用35,200円に対し、17,000円の補助を受けました。


補助金申請の流れ・必要書類

① 家電量販店で見積書を取得
② 市の危機管理課へ交付申請書・誓約書・見積書・製品情報を提出
③ 交付決定通知書を郵送で受領
④ 市の危機管理課へ実績報告書兼請求書・領収書・写真・住民票を提出
⑤ 銀行口座への振込を確認


申請にあたっての注意点

・ 購入・工事着手に見積書を取得し、申請書などと共に提出
・ 申請する場合は、年度内(~3/31)に設置を完了
・ 報告書は設置の30日以内または3/31までのいずれか早い日までに提出
・ 設置報告書には、感震ブレーカーを設置と設置の写真を添付
・ 販売店が制度に詳しくない場合、購入者側にある程度の知識が必要


情報ページへのリンク

愛知県 刈谷市 感震ブレーカー設置費補助制度
パナソニック 感震ブレーカー
・ 災害に備える〜リスクに強い家計を作ろう〜


非常食や水などの準備については、どの家庭でも整いつつあると思います。
FP兼防災士としては、是非、あと2ステップを提案させてください。
まずは今回ご紹介した、感震ブレーカーの設置による通電火災の予防です。
ちなみに私の場合、12/18に見積書を取得、補助金交付は翌年1/31でした。
最寄りの家電量販店などへ、早めにご相談されてもよろしいかと思います。
次に、冷蔵庫・タンス・テレビなどなど家具の転倒防止です。
地震の揺れによる被害を低減すると共に、避難所へ行かず、在宅避難で過ごせる環境を、今から一緒に目指していきましょう。

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