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音楽と記憶ってリンクしません?適応障害で退職した会社を思い出した話。

ふと、夜に駆ける/YOASOBI を聴きたくなった朝。この曲が流行ってから自分から好んで聴くことなんてなかったのに、頭の中から離れなくなった。そして、noteなんて書く気が無かったのに、気づけばタイピングしていた朝。

タイトル通り、音楽と記憶にまつわる話をしようと思います。(※以下、殴り書き)

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夜に駆ける/YOASOBI
裸の心/あいみょん
猫/DISH//
香水/瑛人


を聴くと前職を思い出す。


永遠と有線で流れていたという記憶とともに、右も左も分からない新卒が居心地の悪さを感じながらパソコンに向かっていたあの頃の自分を思い浮かぶ。


この落ち着かない感じも、不安も、時が解決してくれるだろうと信じながら出勤していたのが懐かしい。この壁を乗り越えることができれば、2年目、3年目と歩めたのかもしれない。


いや、私の場合は結局無理だったのかも。数年後には彼のいる地方に行くんだって思っていたから。リモートワークが発展途中だったあの頃には、いろんな制約があって希望の地で働くことは難しいと人事にも言われていたし。


新卒入社という肩書きを失う怖さ。


何もスキルがないのに雇ってくれるところなんてないもん。ましてや地方は企業数が少ない。その中で、自分に合う会社があるとは限らないし。


「いつ辞めようかな」と思う反面、「まだ粘らなきゃ」とも思っていたけど、この悩みと仕事環境のストレスが重なり身体は悲鳴をあげていた。


(仕事環境と言っても職場が悪いわけではなくて、研修と本配属での業務内容の違いや、コロナ禍が始まりたての不穏な空気の中、出張が多いことなど様々な環境の変化に適応できなかっただけだと思ってる)


そんなこんなあって、入社から5ヶ月目の2020年9月に病院に行った。少しでも症状が抑えられる薬がもらえたらいいなと期待して。そしてお医者さんからはこう言われた。「適応障害ですね。薬は対処療法でしかないので、原因を潰さないと同じことの繰り返しですよ」と。


ここで、ストレス源が仕事と将来の悩みであることを自覚した。


そこから数ヶ月会社を休み、2020年12月末をもって退職。30人近くいる同期の中で一抜けしたのが私だ。まさか自分がって思っていたけど、そうだろうなとも思ったよね。


今思うとエンタメ系の会社にいたのが不思議だ。
(全くエンタメに興味はないのに…エンタメを好きになりたい気持ちはあったよ)


退職からちょうど5ヶ月か〜。なんだか今更思い出すことがあって、お世話になった人たちは元気にしているのかなとか、最近会社を辞めたと聞いた上司に連絡してみたり、仕事に関連する写真を全部消したみたり。


今になって吹っ切ることができたのかもしれない。入社から休職までが5ヶ月だったから、それと同じ時間がもう過ぎているんだって思うと感慨深い。1年前はまだ研修中だったなとか、本職に移動してからこんなことが起きるんだよなとか。過去の私に教えてあげたいことがたくさんある。



会社を辞めても生きていけるみたい。ギリギリだけどねん。このご時世で田舎に移住した選択は、私にとって正解だったと思わされることが多い。


転職活動をしようとすると知らない人と一緒に仕事する怖さとか、ちゃんと働けるんだろうかみたいな不安しか浮かばなくてポジティブなこと何一つ出てこない。


強いて言うなら給料が安定してることかな?それを差し置いてでも社会復帰したい理由がない。


あ〜私って社会不適合者なんだな〜


と改めて思った。


社会一般的には悪とされているかもしれないけど、同じような人は山ほどいるんだろうなとも思う。会社にいるのが善でもない。


会社は辞めたけど、むしろいろんな経験ができていろんな感情と向き合えたからこそ、人の痛みがより一層分かるようになった気がする。


この休職ネタ、いつまで引っ張るんだろ。笑


完全に忘れてしまうまで引きずってしまうんだろうな。自分の居心地が良い環境で、健康に生きることが今必要なのかもしれない。


そしてまたふと、有線で流れていたあの曲たちを聞きたくなるんだろうなぁ。

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五島つぐみ|tordo
最後までご覧いただきありがとうございます。少しでも「いいな」と思って頂ければ嬉しいです。また読みにきてくださいっ。